本屋さんのフロアマップ

変な1日

今日は不思議な天候だった。気温は高いのに風はビュービュー吹いており暑いのか寒いのかよく分からない。また年に数回しか無い、昼過ぎに仕事が終わるというプレミアムサーズデーばりの働き日だった。私は仕事を早々と終え颯爽と職場を去り、仕事で使うための書籍を購入するために本屋さんへ向かった。

3件目でようやくの出会い

あまりメジャーなジャンルでないこともあり、何冊もの本が「在庫はありません。取り寄せますか? 」と検索機くんを通して教えてくれた。結果として3件目にハシゴした本屋さんでようやく目的に合致する本を購入できた。ありがとうジュンク堂書店。

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ほぼ全部の書店で目にする検索機くん

この本も残り1冊しかなく、分厚い本に挟まれていたため見つけるのが大変だった。 そんな時に助けになったのが上述した検索機くんだ。適当にキーワードを入れると、合致する書籍を何件も紹介してくれた上に、置いてある場所や在庫の有無まで教えてくれる。(ただ、教えてくれた本棚のどこにあるかを見つけるのに一苦労。)

また在庫が無い場合でも、レジまで持っていくとすんなり予約を出来るレシートを作成してくれる。 私が小さかった頃はこの検索機くんは無かったので、本の場所や在庫の有無をどうしても分からない時は店員さんに聞くしかなかった。そのたびに店員さんは手を止めて場所まで案内しなければならない。店員さんの仕事を増やしてしまった罪悪感を抱きつつも、「もうあんなに苦労して自分で探さなくて良いんだ…」という解放感を味わっていた。

(過去)店員さん → (現在)検索機くん → (未来)???

技術の進歩により、今まで店員さんに尋ねていたことを検索機くんに問いかけるようになった。とても便利になったと個人的に思う。人がしたくない面倒なこと+技術でカバーできることは、どんどん最新技術に頼って良いと思う。 そうなると、今後モノの場所を調べるという行為はどのように変化していくのだろうか? 個人的には音声ARが大きな鍵を握ることになると思う。この辺の話はまた今度書きたいと思うが、今後技術がどう発展していくかとても楽しみだ。何年も前から見てる私のお気に入りの近未来AR動画みたいになるんだろうなあ〜。


気になった点を最後に

本屋さんにある検索機くんは大体3台ぐらい。たまに検索の順番を待っでいる行列を見る。そのぐらい検索機くんは便利だし人気者だ。液晶もしっかりしているし背も高いしガタイもいい。それだけに、パット見なかなかお値段もかかりそうだ。もちろん導入するだけのパフォーマンスに見合う働きをしていると思う。ただ、、、うーん。

何が言いたいかというと、どうして「スマホで閲覧できるフロアマップのウェブページ」が無いのか という疑問だ。▶イオン北海道株式会社…イオン岩見沢店のフロアマップ

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ショッピングモールによくあるやつを本屋に転用するのは技術的に簡単かと思う。これが実現できれば、お客さんの数だけ(=スマホの数だけ)検索機くんが常設してあることと同義だ。検索機くんに並ぶ必要もなく、何なら店外からも場所を調べることができる。「せっかく来たけど在庫がない」から「元々欲しかった本は在庫がないけど、在庫があるなら気になってた別の本を買いに行こう〜」なんてこともできる。本屋に行ったけど在庫がなかったので渋々帰宅する、ってあるあるじゃないですか?

もちろんデメリットもあるだろう。どこに何が置いてあるか分かることで泥棒にとって好都合だとか、システム開発にお金がかかるだとか、色々あると思う。ただ、それを差し引いてもコスパに優れた良案だと思うんだけどなぁ。。。 事情に詳しい人がいたら「どうして導入しないのか」の内情を是非こっそり教えて下さい。また、本屋関係者の方でWEB版のフロアマップ作成を希望している方がいましたら、是非ご連絡下さい。友人と協力しながら作成を検討してみます。 終わり!


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