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人がよろこぶことって?

今日も査定員が帰ってきました。雨から打って変わって良いお天気になりました。昨日のエピソードを聞きました。

はじめ、整体院の施術ベッド1個というご依頼で伺いました。いろいろなお話をさせて頂き、ちょっと仲良くなったそうです。すると、シャネルのバッグを売って下さることに。もう少しお話をしたら金を60グラムお売りいただくことに・・・。

そのお客様、査定員の顔を覗き込んで「うれしい?」と。「そりゃ、もちろん、うれしいです!」「なら、よかった」なんでそんなこと聞かれたのかな?と思ったら

「わたしはね、人の喜ぶ顔を見るのが好きなの」と。そりゃよろこびますよ、よろこびますけどそれでいいんですか?と重ねてお聞きしたところ「いいのよ、他にも掛け軸とかいろいろあるからまた呼んであげるよ」とおっしゃったそうです。

このお客様は人をよろこばせたい一心で、これまで整体を施術されてきたのでしょう。年齢的、体力的に厳しくなってそのお仕事で人のよろこぶ顔は見れなくなるかもしれませんが、いろいろな形でご近所の方やお友達に笑顔で接してこれからも励ましをおくられるのでしょう。少なくとも、最近なかなか買取ができない日が続き、遠方まで買取に来た、孫ほど年の離れた査定員はよろこんでおりました。

「人をよろこばせる」ってなんでもかんでも言うことを聞いてあげることはちょっと違う気がしますが、今、この一瞬、この人を元気にしたい!と思うことは私もあります。それが誰なのかはその時々ですが、感情と感情が触れ合う理屈抜きの世界。だからこの世界って素敵なのかも!

さあ、ここからまた歩き始めよう!^^

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