吃音って知ってるか?


という題目にしたものの、正確な説明ができる自信はないので知らない人はWikipediaの参照をどうぞ(別に知らなくても問題はない)

日本人はおよそ1%が吃音者らしい

学校で学年に200人いるなら2人いる
そう考えたら意外と身近な存在

前提として言っておくが、私は気をつかってほしい気持ちも社会貢献したい気持ちもあるわけではない

吃音者であることのメリットは? と聞かれたら1つだけ思い浮かぶんだけど、それは「優しくない人を判別できる」こと

吃音を嘲笑する人間は優しくない人 不親切な人
そんな人は関わっても得しない(損得勘定で生きてるわけではないが自分にとって不利益を与える人間は遠ざけるに越したことはない)ので無視していい

吃音に理解のある人間とだけ仲良くするといい
そうすれば自分の周りは自然と優しい世界になる
他人の優しさレベルを測定するフィルターだね
あ、そうすれば自分も他人に優しくできるね

自分自身は18歳ごろからある程度"テクニック"で克服してきたように思っている(克服ではなく誤魔化しやカバーに近く、それでも恐らく60点ほど)

発声しにくい言葉や言い方は経験上分かってくる
もちろん数々の失敗を経験した上で学習している
そのため、話すときには語彙力をフル回転させて、言おうとした言葉を発声しやすい言葉に変換して話している

また、漫才のセリフのように発声してみたり自分なりのイントネーションを探すのもテクニックの1つだ

ただ、発声しやすい言葉に変換するということには大きな弊害があり、本来伝えたい言葉よりも言い易い言葉を選んでしまう

吃音から逃げたせいで伝えるニュアンスが歪んでしまう

「あ、伝わってないな」と感じることはしばしば
これはだいぶ後悔するし悔しい

まあしかし、結局のところは上手に発音できていなくても吃音者の拙い言葉であっても伝えたい気持ちはちゃんと理解してもらえる

上手く話せなくても(なぜかわからんが)ちゃんと届くものである
だから自信を持ってデカイ声で楽しく話すといい
自分もそうする

以上、優しい人に囲まれていると幸せだねという話でした

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