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私的RADWIMPS全曲ランキング②

続いては、25〜6位の発表です。
196〜26位↓

前回とは違い、コメント付きでお送り致します。

では、はじめに。

※個人の意見になります
※RADWIMPS様への失礼を承知で行っております。お許しください........
※思い出補正アリ(筆者は2013〜2015付近のラッドが大好きです)

これを踏まえた上で参ります。
それでは、、、、、、

スタート!!!!!!!!!!!!!!!!



25位 『DADA』

12枚目のシングル表題曲。アルバム『絶体絶命』に収録されているバージョンは、この曲にパーカッションによるイントロが追加されたモノです。

この曲を聴いた当時は確か中2。
邦ロック漁り始めのガキにはそりゃブッ刺さるでしょう。

ゴリゴリにハードなギターと手数が多くアタックの強いスネアに合わせて、ラッドの代名詞でもある「言葉遊び」「ラップ」が繰り出される楽曲。凄まじい譜割り、気持ち良い。
ラッドの中でも刺々しい演奏がされていて、野田洋次郎のハイトーンなボーカルがより際立つね。カッコいい。

現在でもライブの定番曲となるほど人気の高い曲でもあります。

24位『俺色スカイ』

2枚目のアルバム『RADWIMPS2 〜発展途上〜』に収録されている曲。メジャーデビュー前の楽曲なのでサブスクでは配信されていません。YouTubeに違法動画はあるけど

2000年代初頭の普遍的な邦ロックですが、歌詞の青臭さとクリーンなギターがめちゃくちゃ合ってます。そんでもって「ハモリ」がとにかくめちゃくちゃ綺麗。ラッドの特徴であるラップ要素も含みながら、今とは一味違う「青さ」が魅力的な曲です。なんか調べたら最近のライブのセットリストに入ってたらしい。うらやましいなぁ

23位
『なんでもないや(movie ver,)』

新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』の主題歌として制作された楽曲。2016年にRADWIMPSを一躍有名にした楽曲で、
知名度も相当高い。

というか、「君の名は。」関連の楽曲が強い。

様々なアーティストにカバーもされました。
「movie ver.」と表記があるんだけど、特に別のバージョンがあるわけでもないです。

映画館の音響のように響き渡るドラムを皮切りに、優しく暖かい印象のギターと繊細な歌声が奏でられ、サビでは「僕らタイムフライヤー〜」という今では有名となったあのフレーズが高らかに響く。

2番のAメロが好きすぎる。1番サビで盛り上がった演奏が突然静かになり、囁くように歌われる「星にまで願って〜」がたまらなく沁みるんじゃあ。動と静。

22位『透明人間18号』

6枚目のアルバム『絶体絶命』に収録されている曲。先ほどの『DADA』の次、2曲目です。

個人的に、この時期の野田洋次郎の声が1番綺麗だと思っているんですが、そんな調子バツグンボイスの歌い出しから始まるのがこの曲。爽やかで透明な雰囲気と、手数が多く複雑なギターフレーズが混ざり合う。

同じメロディで歌詞の内容を変えたものを繰り返すことが日本の音楽の定番ですが、この曲は一辺倒にいかない多様なメロディラインで構成されているので、飽きずに聞くことができる。またそのどれもが最高の譜割りで聴き心地が良い。オススメです。

21位『夢見月に何想ふ』

『俺色スカイ』と同じく2枚目のアルバム『RADWIMPS 2 〜発展途上〜』に収録されている曲。曲名の通りどこか和風なギターリフとメロディと、音が少なく主張しすぎない演奏が上品さと切なさを演出している。サビでは裏打ちで軽快なノリに。侘び寂びポップ。独特な雰囲気のある曲です。初期のRADWIMPSも全然スゴい。この時20代前半。意味わからん。

20位『DUGOUT』

これまた『絶体絶命』に収録された楽曲。ラッドの中でも随一のハイテンポと激ムズギターフレーズ、乾いたスネアが勢い凄まじいアッパーな楽曲。歌詞の通り、社会に置いてけぼりにされている主人公の怒りや葛藤を感じさせるような、凶暴なロックチューンです。
RADWIMPS=甘々バンドと思っているそこの君たちに聞いてほしい。

19位『カイコ』

東日本大震災をきっかけに毎年3月11日に楽曲をYouTubeにて発表している彼らが、3年目(2014年)に公開した楽曲。このクオリティを無料で公開しているのが信じられない。復興支援としては完璧だし。

震災に対する音楽でありながらその歌詞は優しいものでなく世の中を諦観しているようなもので、終末感を感じさせるダウナーな雰囲気。ピアノ伴奏を基とする楽曲だが、バンドサウンドも交じりつつサビに向けて壮大に盛り上がるドラマチックさもあり、MVを含め映画を見たような後味を感じることができる。

18位『いいんですか?』

『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』に収録されている楽曲。

いいんですか いいんですか 
こんなに人を好きになっていいんですか?

という耳に残るフレーズとラップ調のメロディで大ヒットした、彼らの代表曲の1つですね。当時から現在までずっと不動の人気を誇っています。

ギターロックを基盤としながら、レゲエスタイルのヒップホップを彷彿とさせるグルーブで気持ち良い。めちゃくちゃキャッチーだし歌詞もキラーフレーズが散りばめられていて、そりゃ流行るでしょうよ...。

口ずさみやすいフレーズとハンドクラップで、演奏する側もリスナーも一緒に楽しむことができるのもポイントが高い。軽音楽部でコピーしたんですが、それはそれは楽しかった。

17位『リユニオン』

個人的至高のアルバム『×と○と罪と』に収録された楽曲。この曲も「いいんですか?」のようにレゲエ(カントリー?)調の心地よいリズムにRADWIMPSとしては珍しく「友情」を語った詞がラップ調で綴られる。淡々としたラップと綺麗なハモリが、落ち着いた、大人な雰囲気を感じさせる。このアルバムは全体的にそういう雰囲気が漂っていて、大好きです。

16位『Tummy』

同じく『×と○と罪と』に収録されている楽曲。「リユニオン」と同じようにレゲエラップ調の楽曲だが、「生まれてくる子どもに対するラブソング」な歌詞の新しさと、サビやCメロで披露される英詞の軽快なラップが明るさと、また新鮮さを感じさせてくれる。チャキチャキとしたギターストロークが心地良いし、なんかDSマリオ3面みたいなトロピカルさも感じる。謎。
緻密に隙なく作られた他の楽曲を聴いた後に、箸休めとして聴くのにちょうど良い脱力感が良い。

なんか韓国のファンにめちゃくちゃ人気らしい。ライブでこの曲が披露された時、会場揺れまくってた。動画で見た。

15位『37458』

『アルトコロニーの定理』収録曲。
「みなしごはっち」と読みます。

アルバムのラストを飾るナンバー。オルゴールのような儚くメロウなサウンドで、その中を優しく子守唄のようなボーカルが漂う。リバーブかかりまくった高音ギターが響くフレーズは、夢の中のような浮遊感があってめちゃくちゃ気持ち良い。
RADWIMPSの中でも唯一無二な雰囲気を持つ曲です。

14位『五月の蝿』

『×と○と罪と』収録 16枚目のシングル表題曲。
猟奇的な歌詞がネットで話題を生んだ。


僕は君を許さないよ 何があっても許さないよ
君が襲われ 身ぐるみ剥がされ レイプされポイってされ途方に暮れたとて
その横を満面の笑みで スキップでもしながら 鼻唄口ずさむんだ
僕は君を許さない もう許さない もう許さないから

エグい。「いいんですか?」を歌っていたバンドと同じとは思えない。

この歌詞に負けないくらい演奏もハードでエッジが効いている。暴力的な怒りや狂気が表現されていると思う。悲鳴のように唸るコーラスのかかったギターは殺意ムンムンだし、ぶん殴ってるみたいにパンチの効いたドラムも迫力がエグい。
MV、ニッコニコ笑顔の山口が怖い。

とりあえず演奏がカッコ良すぎる。
それだけでここまで上り詰めた楽曲です。俺の中で。

13位『シザースタンド』

シングル『ドリーマーズ・ハイ』のカップリング曲。表題曲もかなり好きですが、僕はこっちの方が好きです。カップリング曲にしては異常に人気が高く、ライブでもたびたび演奏されてます。

まるでデモ音源のように淡々と歌われる物悲しげな歌詞と、フォークの様な、優しいアコースティックの音色が寂しげな雰囲気を醸し出している。

その一方で、曲が盛り上がるにつれて英詞を交えたり、少し不協和にも感じられるリバースサウンドが登場し、独特な世界観が味わえるバラードです。

理由はわからんが、歌詞が全て「語り口調」+「過去形」なのが詩的な何かを感じさせてとても好き。言ってることフワフワだな自分。

12位『会心の一撃』

『×と○と罪と』収録。
「これぞRADWIMPS!」節炸裂の、
疾走感溢れる直球ギターロック。

インパクト抜群なイントロのギターリフの勢いそのままに、4分半走り切っていく。
ライブでもアンコール後の最後の最後、クライマックスを飾るような、RADWIMPSの真骨頂です。

サビの「〇〇的」を羅列して韻を踏む言葉遊びもラッド的だし、背中を押しすぎて脊椎折るほど前向きな歌詞もこの曲が支持される要因のひとつ。

この奇天烈ギターフレーズを、ステージ上を縦横無尽に駆けながら弾ききるギタリスト桑原には脱帽です。

11位 『あいとわ』

「カイコ」と同じく、東日本大震災以降、毎年3月11日にYouTubeに発表している楽曲の1つ。
4年目(2015年)に公開された。

ピアノの弾き語りを主体とした静かなバラード。

原発が吹き飛ぼうとも 少年が自爆しようとも
その横で僕ら 愛を語り合う

という、衝撃的なフレーズから幕を開けるこの曲は、野田が柔らかく弾くピアノと繊細な歌声と共に、壮大なクライマックスへと向かっていく。

ほぼ弾き語りという、必要最低限な音のみで構成されたスローな曲ですが、5分半じっくりと聴かせられるような説得力とドラマチックさがあります。ストリングを交え、一気に世界が開かれるようなラストサビは、それはそれはエクスタシー。

映像もとても良い。追悼の意に溢れた作品です。

10位『'I' Novel』

アルバム『人間開花』収録。
18thシングルの表題曲。
結成10周年目にリリースされた、その名の通り私小説のような曲。

アルバム『×と○と罪と』の雰囲気を彷彿とさせるような落ち着きのあるストロークに、圧倒的語彙数のラップが繰り広げられる。心地のよいフロウや言葉遊びが頻発し、楽しい楽曲です。

爆発しすぎずスッと染み入るようなサビと、スタイリッシュな静と動の転換。曲の頭から終わりまで、ずっとミドルテンポで暖かな雰囲気を纏っていて、空気感がめちゃくちゃ好きです。

9位『セプテンバーさん』

アルバム『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚』収録。

ファンにも大人気な楽曲。夏の終わりを歌っている曲で、その詞の通り晩夏のあの感じ。あのセンチメンタルな感じがずっと漂っている曲です。
ミドルテンポで、イントロの特徴的なアルペジオを主軸として進行していき、サビは裏打ちで一気に解放感溢れるサウンドに。間違いのない展開です。

「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、セプテンバー」の掛け合いも楽しいね。

夏のキラキラ感と切なさを感じます。大好き。

8位『君と羊と青』

『絶体絶命』収録。2011年度NHKサッカー中継テーマソング。これもRADWIMPSの代表曲です。

爽やか of 爽やか。疾走感溢れるキャッチーさで、MVのように走り切るような楽曲。時間も3分未満と短い。「会心の一撃」に比べてバンドサウンドよりポップさを重視している気がします。

早口で歌われる歌詞の譜割りも気持ち良いし、地味に動いているベースやドラムも相性が良い。

RADWIMPSを始めて聴くって人にはこれをお勧めしたい。本当に癖がないし、聴きやすい。

7位『そっけない』

アルバム『ANTI ANTI GENERATION』収録。
個人的な体験と重なるところもあり、思い出補正感は否めないけど、良い曲には変わりないです。

リアルで等身大な歌詞はもちろん、この曲の空気感がマジで大好き。切ない歌詞なんだけど、ピアノやウッドベースの暖かなサウンドが心を穏やかにさせるし、めちゃくちゃ艶のあるエロいギターがたまらない。「切ないんだけどあったかい空気感」が最高です。

MVの世界観がほんとにそのまま楽曲を表している気がする。大学生が言う曖昧な「エモい」恋をひとつの形に表した感じ。好きです。小松菜奈とチューしたいよ俺も。

6位『アイアンバイブル』

『×と○と罪と』収録。
ホントに大好きやねんこのアルバム。

ピアノ、ギター、電子音が、おもちゃ箱をひっくり返したかのように楽しげに混ざり合い、それでいて心地よいリズムの上で野田が言葉巧みにラップを繰り広げる。その雰囲気とは裏腹に「世界の終わり」「終末」を歌う歌詞のギャップがたまらない。バック演奏が本当に聞いていて楽しい。特に、跳ねるようなベースのフレーズがめちゃくちゃ好き。

サビの、ギターストロークに合わせて譜割りされた歌詞のマッチ感と、イェイイェイイェイ、ウォウウォウォウ(EZ DO DANCEではない)というスキャットによる爽快感も良い。

音色が増えながらも、らしさの全くブレないこの曲は最強です。課金装備のRADWIMPS。


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今回は以上です。文字数がキモいので。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
5〜1位は、下の記事にて!!!

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