見出し画像

「週2日も休めるのがうれしくて…」かつての“ガチ体育会女子”、社会人1年目を振り返る

GODAI note編集部 です。

2020年の4月、新卒採用でGODAIに入社した大竹由花さん(港北・フロント)と阿部咲月さん(亀戸・ゴールデンキッズ)。
折しも1回目の緊急事態宣言が発令される直前という、かつてない状況で入社日を迎えた二人。入社後も、慣れない社会人生活と相まって、不安と隣り合わせの1年を過ごしたことと思います。

学生時代はラグビー(大竹)、チアダンス(阿部)と、二人とも全国レベルのチームで活躍していた“ガチ体育会女子”。そんな彼女たちに、この激動の1年を振り返ってもらいました。慣れない環境のなかでどんな気づきや成長があったのでしょうか?学生時代とのギャップは?

「会社は厳しい」=「気軽に相談しちゃいけない」と誤解していた

――お二人にとって、入社1年目の昨年はどんな1年でしたか?

大竹 1年……すごく早かったですね。本当に何もできなくて、社会のことを何も知らない自分が、恥ずかしくて……。先輩がたにいろいろ教えてもらって、学ぶことが多い1年だった気がします。

阿部 大竹さんと同じで「あっという間に1年経ってしまったなぁ」と思うのと、学ぶこと、気づかされることがすごく多かった1年でした。レッスンの技術的なことはもちろんですが、子どもたちや保護者とコミュニケーションをとるなかで、あらためて自分の強みと苦手な部分を客観的に知ることができました。とにかく、自分と向き合った1年でしたね。

――入社する前に思っていた社会人のイメージと、実際に社会人になってみて、ギャップはありますか?いいことでも悪いことでも。

阿部 学生時代は部活動(チアダンス部)の上下関係が厳しくて。とにかく先輩から怒られないように、必死で競技に打ち込んでいました。
一方で、就職活動を通じて「社会人は厳しい世界だ」といろんな人に言われていたので、「会社って部活動より厳しいんだ……」というイメージをずっと持っていました。自分が悩んだことやわからないことを、先輩や上司には気軽に相談してはいけないと思い込んでいたんです。

画像6

――チアダンス部は上下関係も厳しかったんですね。でも「厳しい」イコール「気軽に相談しちゃいけない」ととらえてしまった。

阿部 なので、入りたてのときは、わからないことがあっても誰にも相談せず、「自分でなんとかしきゃ」と悩み続けていました。それがある日、何かのきっかけでパーンと破裂して。上司の前で大号泣しちゃったんです。

「休みの日は本当に休んでいいんだ(笑)」

――つらい出来事があったんですね。上下関係の厳しさという点では、ラグビー部も同じですか?

大竹 私達は逆に、上下関係は一切なくて。敬語なんて後輩から使われたことがありませんでした(笑)。女子ラグビーは競技人口も少ないので、小学生のときから顔見知りの、友達のような間柄なんです。たまたま大学でチームが一緒になっただけ。

――意外にフラットなんですね。「オール・フォー・ワン」のチームプレーが重視される競技特性もあるかもしれませんね。

画像2

大竹 でも、当時は女子ラグビーで日本一のチームだったので、休みの日もずっとラグビーのことを考えなければいけなくて。オンオフ問わず、ずっとラグビー漬けだったんです。
だから、私の場合は「休みの日は本当に休んでいいんだ」というのが新鮮でした。週に2日も休みがあるのがすごく嬉しくて。「2日も休んでいいの~?」って(笑)。

――え……ギャップってそういうギャップ?なんだかブラックな会社から転職した人みたいだね(笑)。

視野が広くなり、仕事の優先順位も意識できるように

――この1年間で「成長したなぁ、ワタシ!」と感じることはありますか?

大竹 入社当初はフロントの前に出てお客様と話すのがすごく緊張して……初対面の人と話をするのが怖かったんです。
でも、今ではお客さまのほうも私の名前を覚えてくれて、フロントにわざわざ立ち寄ってくれることが増えました。だから、お客様と会話することがすごく楽しくなって。今では自分から話しかけに行くようになりました。そこは自分でも成長したかなと思っています。

画像3

阿部 子どもたちの運動神経を伸ばす「ゴールデンキッズ」のコーチの仕事は、子どもたちから学ぶことが多く、日々勉強になります。
それに加えて、私の場合は視野が広くなったと感じています。今までの自分は目の前のことに100%全力投球で、目の前のことしか考えられなかったのが、先を見越して計画を立て、行動できるようになりました。視野を広く持ったことで、仕事の優先順位をうまくつけられるようになったと感じています。

――二人とも、この1年で大きく成長したんですね!

画像4

学生時代に培った「目」が活かされている

――学生時代はスポーツに打ち込んできたお二人ですが、その経験が社会人になってからも役に立った、と思えることはありますか?

大竹 スポーツをやっている人ならどの競技でも共通するかもしれませんが、「人を観察する」クセがあるんです。「こういうプレイヤーになりたい」と思うあこがれの選手がいたときに「この人はどうやってタックルしているんだろう」「どうしてあのポジションにいたんだろう」など、その選手をじっくり見るようにしていました。
GODAIに入社してからも、先輩の仕事ぶりをじっくり観察しながら「この先輩はどうして仕事のマネジメントができているんだろう」と考えるところが今も活かされているかなと思っています。

――ラグビー時代の観察眼が活かされているんですね!

画像5

阿部 私は、そんなにたいしたことではないのですが、役立ったと思っているのがあいさつのしかた。疲れていたりすると、つい作業の手を止めずに、目も合わせずにあいさつしてしまいますよね。私はかならず相手の目を見てあいさつするようにしています。

――凡事徹底ですね。ぜんぜんたいしたことなくないです!大事なことだと思います。

阿部 いくら業務が忙しくても、「誰かが入ってきたかな」と思ったら手を止めて振り返って、目を見てあいさつをする。些細なことですが、それがコーチングにおける「目を見て伝える」「目を見て話を聞く」にもつながると思っています。チアダンス部でずっと心がけてきたことなので、その経験が活かされていると感じますね。

画像6

――最後に、社会人2年目を迎えた今年の抱負やチャレンジしてみたいことは?

阿部 レッスンの品質を高めて、保護者からの信頼を得られるように努力するのはもちろんです。あとは、新しくチアダンスのレッスンを任せてもらえるので、そこは自分のなかで大きなチャレンジですね。

大竹 2年目に入って、任される仕事量も増えてきたので、タイムマネジメントが課題です。先輩の仕事ぶりをみながら改善していきたいですね。
あとは、当たり前のことですが、フロントとして引き続き明るく元気に、お客さまをお迎えしていきます!

図1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?