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仕事で丁寧にやることと抜いて良いところ

みなさん、こんばんわ。
今日は寒かったですね。
季節が一気に逆戻りだったのでしまったコートを引っ張りだしました。

ただ、雨の予報は一日中雨ではなく降ったりやんだりに変わってましたね。
そして、降っていても弱い雨でした。
明日は今日よりしっかり雨が降るようなので、気温は今日とほとんど変わらないようですが、体感気温は低くなるのではないかなと。

15℃も寒暖差が日によってあると、体調崩しやすいのでみなさんお気をつけください。

さて、しばらく『仕事のコツ』というか会社員、組織人として知っておいて身につけると良いのでは?
というのを連投しようと思っています。

新年度スタートしているし、立場が変わったり、学生から社会人になったばかりの迷える子羊もたくさんいると思うので、かつて迷える子羊だった自分からできることは、学び、体験し、習得するために行動し続けて、完璧ではないけど人並みにはできるようになったので、リアリティーを持ってお伝えできるかなと。

すべてのことを正しく、キチンとやることは現実的には無理です。
それは職位が上がり、カバーする範囲が広くなり多くの人とのCommunicationに関する職務(報告、連絡、相談の対応、決裁判断、業務指示、権限移譲、人材育成etc…)が増えれば増えるほどです。

一般社員ほど、個人で完結できるルーティン業務(定型業務)がその大半なのですが、職位が上がるほどに非定型業務が増えていきます。

また、与えられた仕事をこなすことから仕事をみつけたり、作り出していくことが求められていきます。

この変化は結構大きな差で、思考行動パターンもそれまでとは異なるものが必要になってくるので、ここで躓いてしまう人は多いです。
私も28歳の時に見事に躓きました^^;

ソロプレイヤー、ソルジャーとして優秀なので数人を取りまとめた仕事が任されるようになり小さなチームや小さな組織のリーダーに任命されるわけですが、当然、メンバーは自分より能力も経験も足りないわけですが、そういった人たちへ仕事を任せても思い通りのもの(自分がやった場合の到達点のもの)が上がってこない、仕事も遅いのでスケジュールも守れないということが発生し、結局は自分で次々と仕事を巻き取っていくということをしてしまいます。

その結果、メンバーはやる気をなくしたり、自信をなくしたり、都合よく振る舞い、仕事をやってもらうことにあぐらをかくという人がでてきて、ますますチーム、組織としての機能は低下していきます。

しかし、リーダーである自分はそんなことたちの仕事をスケジュールや予算を守るために引き受けて忙しくしているのに、誰もついてこないということに余裕をなくし、苛立ったりして、乱暴な言動やマネジメントに走ってしまいさらにドツボにはまっていきます。

私も見事にはまりました。
こういう時にこそ、丁寧にきっちりしたほうが良いことがあります。
それは「業務を渡す時にそれを任せる理由、やる理由、目指すべき到達点、どうしてあなたにしてもらいたいのかという理由」このような何故なのかということについては、丁寧に説明した方が良いです。

これが曖昧だと様々な問題を引き起こしていき、この手間を省いたことで発生する問題処理にかかる時間は数倍では済まないぐらい大きなものになります。

業務を渡す時だけではなく、方針の変更や制作物のリテイクなどを伝える際にもどうして変更するのか、どこをどう直して欲しいのか、それは何故なのかということをしっかり伝えることが重要です。

一番まずいは「社長がダメだといってるので変えて」「部長が直してといってる」という形で背景や理由を省いて伝達することです。
ここはこのように手を抜いてはダメです。

納得感ということもありますが、それ以上に理由もよくわからないものに真剣に取り組めるほど器用な人類はいないからです。
それは人間には心という内部処理機構がついていて、これが論理や理屈を上回って我々の言動に影響を与えるからです。

正しいからとわかりましたとなって主体的に取り組んでくれるわけではないからです。
特にリテイクや変更をする際には。

むしろ手を抜いても良いのは、取り組み方、プロセス管理です。
どのようにやるのかはよほどになるまでは手も口も出さなくて大丈夫です。
そしてリーダーをしているのであれば、任せている仕事の要諦がわかっているので、押さえておくべきポイントは経験的にもわかってるハズですからそこだけウォッチしておけば良いです。

こういう仕事における緩急、集中するところと適当で良いところをつかいわけないと何もかも回せなくなってしまいます。

そして、完璧超人などこの世界にいませんしね。
ミスもすれば知らないこともありますし、できないこともあります。
そういうことも認めあって、協力しあえる組織やチームは強いですし、生産性も高いです。
そういうチームを作りためにどうしたら良いかはこれまでも書いてきていますが、まだ書いていない知見も今後書いていこうと思いますので、よろければ読んでくださいmm


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