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中国、報道されていない電力不足の真実と新たな問題について解説

おはようございます😄
台風一過で快晴の朝ですね。
ただ世界経済では結構大変なことが起きてるので記事にしてみました。

日本の報道はこの数日の話ですが、clubhouseなど通じて現地の情報を聞いていたのは先週前半の話です。
日本のメディア報道はめちゃくちゃ遅いですね^^;
情報感度が低くくて、この問題が日本に与えるインパクトを過小評価していたからなのかなと思ったりしてモヤモヤします。
突然の電力供給不足ということではなくて、これはもっと前から想定されていた事態だったようです。

また、CO2排出規制の順守をさせようとした結果であるという共産党のプロパガンダをそのまま垂れ流しているメディアもいて、驚くばかりですがみなさん、中国のインフラ問題は1980年代からある国家課題で、重要産業の中核を成す企業は当然、共産党や人民解放軍と深い関わりがあります。
そんなところで無計画に環境問題優先して電力不足に陥るなどという子供のようなことを引き起こすわけがありません。
そんなに阿呆だったら、アメリカも困っていないでしょうw
一次情報を鵜呑みにする日本のメディアの質は考えものです。

では、どのような原因でこの問題は引き起こされているのかという話ですが、コロナウィルス問題などを発端にオーストラリアとの関係悪化が背景の一つにあります。

石炭の多くをオーストラリアから輸入していたのですが、それをストップすることになったからです。
中国は自国でも石炭を掘削していますが、急に生産量を増やしたりすることはできませんし、石油などに置き換えたくてもアラブの多くはアメリカの息のかかった国家ばかりなので、そこへシフトしたらソ連と同じような道を辿るので別の調達先を見つける必要があったわけですが、例えば友好関係にあるロシアとか、東南アジアの国々、アフリカの国々など。
ただ、皮肉なことにコロナからの急速な立て直しが裏目に出て、生産回復や国内需要回復とのバランスが取れなくて、特に中国南部地方で深刻な電力不足を引き起こしたのです。

そして、石炭火力発電所を石油や天然ガスに転換するとか、原子力発電所を作るとか急にできるものではないので、しばらく続くことになると思います。
あまり知られていませんが、中国はこんなことになる前には電力を欧州の国々へ売っているほどの発電をしていました。
今回は人民の不満が爆発しないようにということと、一般家庭使用電力より工業使用電力の方がどの国でも大きいので、操業規制でなんとかしようとしていますが、うまく行っていないため他国へ売ってる電力があるなら、国内に回せという不満の声も出ているようです。

長期化すると工業製品など世界の製造工場としての機能が不全になるので、半導体不足に輪をかけた様々な製品の欠品が発生すると思われます。
また、中国への生産依存を分散させる動きにも繋がり、中長期でもダメージが出かねないわけです。

さらに不動産バブル危機を抱える中国恒大の問題もあり、一気に問題が噴出している状態に陥っています。

そしてまだ日本ではほとんど報道されていないのですが、黄リンの輸出規制をしており、黄リン不足問題も抱えているようです。
身近なところでは洗剤に使われてたりするのですが、工業製品の洗浄にも使われていて、これも先に述べたような世界の生産工場としての機能を果たせなくなる要因の一つになるので、少し遅れて世界へその影響が波及して行きかねません。

影響範囲が拡大して行きそうなので、欲しいものがある人は買っておいた方がいいかもしれませんね。
また、株やってる人はもう遅いかもしれないけどこういうニュースを1秒でも早く手に入れれば一儲けできると思いますw
今回はたまたまこの分野のことを友人知人から聞くことができて知れただけですが、ゲーム業界のことはそこそこ早く情報が入り、類推することができるので株はゲームやエンタメ関連のみと決めていますw
知らないものを取引できる程の投資の才覚は持ち合わせていないので^^;

今回は縁のある中国ネタということで記事にしてみました。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました😀

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