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モチベーションコントロールの秘訣

おはようございます!
いつからこんなにモチベーションという言葉を聞くようになったのかなとふと思い、noteを書くことにしました。
子供の頃は少なくともそんな言葉は世の中で使われていなかった。
あったのは「やる気」かな。
けど、「やる気がない」「やる気が出ない」といった言葉はあまり口にしなかったし、聞かなったように思います。

そんなことを言っても意味がないし、怠惰な自分を曝け出しているだけで情けないというストッパーが働いていたからだと思います。
もちろん、昭和という時代の空気もあると思うのですが、いずれにしてもなんか堂々と口にして良いような言葉ではないと思うんですよね。

「モチベーションが下がっています」
「モチベーションで出ません」

そんな独白をされたところで「で?」となる時代でした。
「そんなことはどうでもいいから、さっさとやることやりなさい」
みたいな会話だったと思います。

ところが昨今ではモチベーションを会社の中では上司も気にしていますし、部下も平然と口にします。
もう吐露とかそういうレベルではなくw
真面目に
「どうしたの?何かあった?」
「なにが原因でモチベーションが上がらないの?」
と言われたほうも請け合います。

この状況の背景に私があると思っているのは、言ってる側は「モチベーションは自分以外の誰かによって上げたり下げたりされているもの」というのがあるように思います。
「モチベーションを下げられた」
ということを言う人もいますよね。
ですが、上げるのも下げるのも自分次第ですし結局は言い訳の一つでしかないことに気づいていないと思うわけです。

もちろん社会生活を営んでいれば様々なシチュエーション、人物と相対するわけですから、意にそぐわないことを言われたり、無神経なことを言われたりするのは現実にはいくらでもあります。
もちろん、これは良いとか悪いとかではなく現実の話をしています。

そういう現実に対して、ありえない状況を求めているように感じます。
いちいち外的要因で「モチベーション」を上げたり下げたりしていたらキリがない。

どうしてモチベーションという言葉がこんな流行り、他者依存的モチベーション論になったのか謎ですが、モチベーションとは他者にどうにかしてもらうものではありません。
己の感情の話なので、セルフコントロールの範疇です。
自分の感情コントロールを他社に依存するというのはどうなのでしょう?
とても違和感があります。
すべてを断じるつもりはありませんが、他責風潮の一種だとも思うのです。

自分は悪くない、自分のやる気が下がったのは心無い言葉を言った上司のせい、頑張ってやったのに認めてくれなかった同僚のせい。
なんかそれって寂しくないですか?
承認欲求だけが意欲など心理面に影響を与えるわけではありません。

そして承認欲求には天井が存在しませんし、いつもいつも応えられるわけではないものですから、そんなものを拠り所にするのはやめたほうがよいです。
今度はそのプレッシャーに耐えられなくなったり、誤った完璧主義に陥ったりします。

セルフコントロールに役立つものとして、目標設定と目的意識を大切にすることをオススメします。
明確な自己目標を設定することができ、計画を立てて着実に行動していくことができると「目的意識」が芽生えます。
この目的意識がセルフコントロールにも「モチベーション」にも効きます。
他者や外的要因に左右されにくくなりますし、目の前で起きた一つ一つのことに一喜一憂して右往左往することがなくなり、良い意味でマイペースで立ち向かえるようになりますし、ストレスにも強くなれます。

モチベーションコントロールは自分自身ですべきことというのは忘れないようにしたいです。
正直そんなことも自分でできない人に大事な仕事を頼むことはありませんし、他者のマネジメントなどできませんからより大きな目標を達成したい人は、自分自身でコントロール術を身に着けておく必要があります。

国際的な競争力や生産性が低い要因の一つにこのおかしなモチベーションに対する風潮もあるように思うのは、私だけでしょうか。
下げる要因などあげたらキリがないので、上げる方法や維持する方法に目を向けたいですね。

自分の人生ですし、一度しかないので自らの手中に収めておいたほうが良いと思います!
すべては自分自身の考え方次第です。
その考え方、捉え方を左右するのは目的意識です。
これをしっかり持っているかは様々なことに影響しています。

まだ年が明けてそんなに時間が経っていないので、今年の目標や2〜3年後の目標などを考えて書き出してみると良いと思います!
「絶対に達成すると強く決めた目標」がある人は強いですよ。

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