思考は現実になるの落とし穴

私は10年前に、思考は現実になるというものを知り、動画や本を見まくりました。特に当時ザ・シークレットというものをバイブルにしてたんですね。

そのザ・シークレットでの語られていた、思考は現実になる仕組みは、ただ考えたことが自動的にそのようになるということではなく、キモは｢感情｣らしいです。

欲しいと思ったものが、すでに手に入ったと思いながら、ワクワクすること。それが物事を引き寄せるパワーになるのです。

なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。マルコ11章24説

なんとこの聖句が使われていました。ここで注意して頂きたいのは聖書の言葉は、自己啓発や偉人の言葉のレベルのものではありません。 もちろん、ザ・シークレットが使う祈りはこの言葉を伝えた神である、イエスキリストがいう本質を指してはいません。なぜなら…

「さらに悪魔は、イエスをエルサレムへ連れて行き、神殿の頂に立たせて言いました。「さあ、ほんとうに神の子だと言うなら、ここから飛び降りてみなさい。 聖書には『神は天使を送って、 あなたを支えさせ、あなたが岩の上に落ちて砕かれることのないように守られる』（詩篇91・11-12）と、はっきり書いてあるのだから。」」
‭‭ルカの福音書‬ ‭4:9-11‬ ‭JCB‬‬

悪魔でさえ、引用聖句を使うのです。私もまだクリスチャンではなかったので、聖書がいうんだから引き寄せの法則は間違いないんだと信じていました。けれど、聖書にはこうも書いてあります。

「しかし、そんなことには今さら驚きもしません。サタンでさえ、光の天使に変装するのです。」
‭‭コリント人への手紙Ⅱ‬ ‭11:14‬ ‭JCB‬‬

真理を知らなければ、私のようにころっと騙されてしまうことになる事が落とし穴です。もちろん、悪魔も私を拝むなら…と欲しいものを与えてくれます。けれど、その報酬はあなたの魂です。(最後の審判の後、悪魔たちが共に地獄で滅ぶよう、自爆テロを引き起こしてくれます)

話は戻りますが、引き寄せの法則がいう感情ですが、欲しいものが手に入ると信じる。そこには絶対に手に入るというポジティブな感情が大事だといいます。

でも、私も含め誰でも陥る罠は、本当にそれで願いが叶うのか。心配になってネットで色々調べてみるけれど、それが手に入ると信じることができないというループにハマります。特に絶対に叶えたいものには不安が付きまといます。

そこで大切なのは、祈り求めるなら、すでに叶えられたと信じなさいという本当の意味をしること🎶この言葉は誰が、どのような背景や意図をもって語られたかを知らなければ行けません。

そもそも信じることに感情はいりません。人間の感情ほどアテにならないものはありませんから。祈りを求める背景には、全知全能である神を崇める。どの霊でもよいわけではない。宇宙だとか、ハイヤーセルフと呼ばるものの背後は、光の天使に装うことができる悪魔の存在があるのです。なので、私たちに必要なのは感情ではなく、真理である神の言葉だけに目を向けるのです。そして、神のみこころに叶ったものを願い求めるなら、叶えてくれますし、なにより神はあなたの必要なものはしっておられます。

だから、私たちがすることは、まだ叶えられていない神様との約束を信じて待つ。神様は約束は必ず守られるお方。

何を祈るかではなく、誰に祈るか。これを覚えていてくださいね。祈り求めるべき人はこのお方。

「まだこの世界に何もない時から、キリストは神と共におられました。キリストは、いつの時代にも生きておられます。キリストは神だからです。 このキリストが、すべてのものをお造りになりました。そうでないものは一つもありません。 キリストには永遠のいのちがあります。全人類に光を与えるいのちです。」
‭‭ヨハネの福音書‬ ‭1:1-4‬ ‭JCB‬‬

「そういうわけで、神からの助けを約束された人たちがその約束の絶対的な確かさを知り、神の計画が変わらないことを確信するために、神も誓いによって約束の確かさを保証されたのです。」
‭‭へブル人への手紙‬ ‭6:17‬ ‭JCB‬‬

あなたのことを全て知っている上で愛してくださる神、イエスキリストに、あなたの悩みを相談したり、必要なものを与えて頂けるよう、願い求めてみませんか？神は、私はあなた方の友と言っておられます。神と友にいられるとはなんと心強いことか☺️ それでは今日はこのへんで。God bless you！

福音ルカ