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劇場版名探偵コナン・最新作の横糸と縦糸:ネタバレになるようでならない解説篇

世の中はGW(ゴールデンウィーク)。この文化はあくまでもJAPANオンリーであり、とある映画が発端である、という話はかつてチノアソビのコナン回でしたのだが、

後藤にとっては、毎年コナンが来ればGWだし、コナンを観終わったらGWは終了。
しかし、今年はちょっと待てずに4月下旬には観に行ってしまった。

昨年の『黒鉄の魚影(サブマリン)』が凄まじい興行収入(以下:興収)をたたき出し、国民的映画になったと言われはじめたなか、翌年というのは何かと気になるもので、いてもたってもいられなかったのが本音だ。

という中身はあとに置いておいて、このnoteで勝手に作品のサマリと興収を刻み続けている記事がこちら。

これまでブログシステムをいくつかお引越ししながら、毎年劇場版の上映終了後、最終の興収が出たタイミングで更新している。
誰のためって自分のためなのだけど、こうやって並べると、作品たちとともに自分が大人になってきたなぁとしみじみ思う。


コナンサマリ

怪盗キッドばりに予告しておくと、本日は最新作のネタバレ考察を勝手にしたいと思っているのだけど、まずはコナンの時系列のおさらいを。

連載は1994年1月スタート。小学館の週刊少年サンデー。
アニメは1996年1月スタート。日テレ系列。
劇場版は1997年4月スタート。配給は東宝。

そう、つまり今年はコナン連載30周年なわけだ。
劇場版は連載から遅れること3年ズレで今年が27作目。数字が合わないのは、コロナで2020年の公開が延期されたため。補足すると、翌年に公開されたこの24作目『緋色の弾丸』が世界的スポーツ大会を舞台にしていたため、東京五輪とタイミングを合わせた、という背景もあると考えられる。

第27弾『劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜郭(みちしるべ)』

ということで、連載31年目に突入、劇場版27作目、映画化としては28年目の今年の作品について。
ネタバレが嫌な方は(とはいえ一番重要なところはもちろん書かないのでご安心を)、ご覧になってから続きを読んでいただけたらと思うが、読んでいただいたあとに観たくなる可能性もあるのでそのあたりはご愛敬。

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