ホウレンソウ

ホウ・レン・ソウと生産性

今回は、報告・連絡・相談【ホウ・レン・ソウ】と生産性の話です。

マーケティング担当者は、様々なタスクをこなし、しかも一人で完結する仕事はありません。
サービスを企画する人、クリエイティブを作る人、それを宣伝する人、デジタルマーケティングで運用する人、一つの施策は様々な人が関わります。

そのため、一人一人が独立して多くの施策に関われば、それだけアウトプットが多くなりますし、別々に有機的に動けると、とても生産性が高いです。

さて、ホウレンソウと生産性はどのようにつながっているのでしょう。


私は20代の頃、コンサル先や商談先は、意味もなく出来るだけ上司をアサインし、一緒に行こうとしていました(苦笑)
そんな私を見て、上司はアポイントの同行をドタキャンして一人で行ってこい、と言われることがしばしばありました。行けばなんとかしなければと思い、焦りながらもなんとか切り抜けていました。

ある時、見かねた上司は「いい加減、保険で俺を呼ぶな。一つの案件で二人が動いたら生産性が悪いだけだろ」
「事前の資料を見ているし、終わった後の報告がうまけりゃ、的確にアドバイスできる。事前に話す内容を見ているのに。現地に行って、同じ話を聞いたてら時間の無駄だ。しかもそこで俺が、商談まとめたら、お前のバリューはどこにあるんだ。もしアサインしたいなら明確な役割を提示しろ、そうしないと行く意味がない」と言われました。

今から思えば当たり前ですが、その時は若かったこともあり、初めて、上司の時間を無駄に使っていることに気がつきました。上司は私よりすごい忙しいですし、なおかつ高給取り。無駄な時間を使ってもらっては会社としても損失だということがわかりました。

それからはホウ・レン・ソウのレベルをあげ、上司が同席せずに済むように、上司の時間を有効活用するように心がけるようになりました。

一つのことに複数人で対応する必要がある場合も、もちろんありまし、上司に来てもらい、相手を説得したり、クロージングをかけてもらったり、状況を変化させる役割を担ってもらうこともあります。しかし同時に生産性も気をつけないといけません。

ホウ・レン・ソウを鍛えて、独立して動けるようになることは、生産性の向上に繫がると思います。


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