【自炊と摩擦!?】家に帰ってから行動するために。【行動の持続性】
こんにちは、ごぼうの乱切りです。
今日も毎日note投稿やっていこうと思います。
今回は「自炊と行動」についてお話ししていきます!
突然ですが、これを読んでおられる方の中に「家に帰ったらやる気が無くなってしまう。」「『絶対に今日はこの本を読む!』という決意が帰宅後に無くなってしまう。」というのを味わったことのある方はいらっしゃるでしょうか?
おそらく皆さん感じたことがあるのではないかと思います。
実際に職場でも「昨日は何にもせずに寝ちゃったなぁ〜。」という声もよく聞いたりします。
確かに仕事で疲れ切ってしまった時には、体をしっかり休めることも大切なこと。
ただもしやる気が出ないだけなら、今日するお話がヒントになるかも知れません。
1. 作業がはかどる日?
僕は大学に入ってから一人暮らしをしているので、かれこれ一人暮らし9年目になります。
試験期間や課題提出の前日などやることが一杯あって追い込まれたこともこれまでにたくさんありました。
大学生の時は、経験的に「家に帰ったら何もできない。」ということが分かっていたので、作業を学校で終わらしたり友達とファミレスで夜中まで籠るというのをよくしていました。
社会人になってからは、平日の晩にすぐ会える友達がなかなか近くにいません。
でもどうしてもやらないといけないことがある。そんな日が来ます。
なかなかうまくいかない日もあるのですが、社会人になってからは「あれ、今日は家でも作業がはかどるな。」っと感じる日が時々ありました。
最初のうちは何がいつもと違うのか分かりませんでしたが、ある時ふと気が付きました。
「自炊してる日は、作業できる!!」と。
2. 自炊マジック!
ふとこれに気づいてからしばらく試しに自炊をしてみました!
最寄りの駅に着いて、献立を考えながら近所のスーパーに行って買い出し。
家に着いて炊飯器のスイッチを押しながら、ご飯を作る。
アツアツのご飯をおかずと掻き込みながら、間髪入れずに洗い物までする。
実際に言葉に起こしてみると、やることが多いですね。笑
それだけ労力使ったら、疲れて眠たくなるんじゃない?
と、思われる方もいますよね。
僕も書き出しているとそんな風に感じます。
ですが、実際これを書いている今日も仕事帰りに自炊をした後で、やる気を保ったまま頑張って頭を捻っています。
(作ったのは野菜ミックスを使った炒め物と納豆だけなので、自炊の負担は少ないかもしれませんが、、笑)
ただもし今日、家の近くの吉野家で牛丼を食べて帰ってきていたら、ずっとダラダラしてしまってたんじゃないかなって思います。
自炊マジック、、不思議なことです、、。
3. 行動には慣性がある?!
そこで一見逆効果に見える「自炊」で、どうして作業がはかどるのか考えてみました。
そこで気づいたのが、帰宅後にいきなり作業に移るよりも、自炊をした後に作業に移るときの方がエネルギーとか労力が少なくて済むんじゃないかってことです。
少し話が飛びますが、皆さんは高校の物理で習ったことをこのことを覚えていますか?
画像引用: https://d-engineer.com/Mechanics/masatu.html
これは物体が動くときに生じる「摩擦力」についてのグラフです。
摩擦力には大きく「静止摩擦力」と「動摩擦力」があります。
止まっているものを動かすには、ある一定の力(最大静止摩擦力)を加えなければいけません。
その閾値を超えるとものは動き始めます。
そしてここで大事なのは、「動き始めると必要な力は少なくなる。」ということです。
例えば、皆さんの今座っているソファを押してみることを考えてください。
少し力を入れた程度じゃ動かない。だから思いっきり力を入れてみる。
するとスムーズに動き始める。
まさにそんな感じです。
話を戻しますね。これを「自炊と行動」のついて置き換えてみると、
行動を始めるのは難しい。でも、行動を延長するのは容易い。
ということになるんじゃないか、と考えています。
4. 行動の慣性を利用する。
これに気付いてから、帰宅後になにかやることがある際はあえて自炊をするようにしています。
簡単なもので大丈夫です。
ご飯を炊いてふりかけで食べる。昨日の晩御飯の残りを温めてみる。
とにかく自分の行動の最大静止摩擦力を超えることができれば、そのあとは自分の思うようにスムーズに作業ができるんじゃないかなと思います。
そして僕がどうして「自炊」を強調するのかについてです。
それは「食欲が三大欲求の一つ」だからです。
「外食せずに家に帰る⇨お腹が空く⇨どうしても自炊をする。⇨作業につなげる。」
腹が減っては戦はできない。でも腹を満たせば戦ができる、ということです。
僕にとってはそれが自炊ですが人によっては、掃除だったり洗濯だったり筋トレだったりするかもしれません。
自分に合った閾値の越え方を見つけることができれば、帰宅後の生活が少し豊かになるかもしれませんね。
「皆さんは今日帰ってから何をしますか??」
長文読んでいただきありがとうございました。
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