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ポケットに入れておいたやりたかったことを

こんにちは〜!
久しぶりに正常な脳みその状態で文章を書いています!!
近頃は就活や就活や就活などで漠然としたデカ不安にストーカーされ、なかなか正常ではいられなかったものですから…

とまあ、そんな不安な就活生活のなかでも楽しいことはありました。
就活ラッキーによってずっとやってみたかったことに突発的にチャレンジしとてもいい思いができたというお話です。
それではどうぞ(キラキラ〜!←効果音)



5月末、企業の最終面接のため私は大阪に向かいました。静岡県在住なので新幹線を使ってドッキドキで西に向かいます。

コロナの影響がそのまま何となく続いているのか、リモートでよくね?と人事のお偉いさんたちが気づいたのか、ずっと前からこうだったのか、なんなのかは分かりませんが、一次・二次面接などはリモートで行われることが最近はほとんどです。友人はリモートでGD(グループディスカッション)(略してみたかったんだ照)やらされたらしいですよ、仲良い友達とのリモート飲みでさえ語りにくいのに、知らない奴らと議論できるかー!と思いますが。

一方で就職活動のラスボス・最終面接はどの企業もたいてい対面で行われるため、地方からエントリーした勢は本社がある都会まで行かなくてはならない。
ただしここで重要なのは交通費は企業様負担、なんですね〜
これによって学生は最終面接を終えたのち、来た道の好きなところで降りて好きなように遊ぶことができるんですねえ!!移動費かからず!!

私の姉が大学時代京都に住んでいて何度も遊びに行ったことがあり、私は京都がだ〜いすきなので、大阪から電車に乗り継ぎ、京都で降りました。
京都っていいですよね〜、かっこいい建築いっぱいあるし、美味しいものもいっぱいあるし、何よりただ歩いてるだけで楽しいんですよ
小道に入って歩いてもいいし、大通りも都会だなぁと思ってたら急にでっかいお寺が腰を据えていたり。何回行っても飽きないです。

京都に行った目的の一つはずっと食べたかったものがあるから。
お店の名前は「すばそば」さん。
数年前にInstagramでオープン前の様子が上がっているのをみて、とても素敵だな、いつか行ってみたいなと心の端っこの方にずっと置いてあったお店でした。
15時くらいに面接が終わったから、移動時間も考えるとそんなに時間がなかったのでこのお店だけを目的に、京都に降りました。

大阪のとある駅から京都駅まで電車に揺られて1時間、京都駅から最寄りの駅まで乗り継いで、駅から徒歩5分ほど、鴨川を跨いだところについて見えるのは、こじんまりした立ち食い蕎麦屋さん。

すばそば さん
立ち食いのお蕎麦屋さんです

念願のすばそば
つい数時間前は偉い人にビクビクしながらスーツで面接受けてたのに、私今ずっと来たかったお蕎麦屋さん来てるんだが!(まだスーツ着てる)
私はずっとここへ来たら食べようと決めていた黄ニラとホルモンのお蕎麦を食べました。めちゃ美味しかった〜!

ちゃっかりビールも

1人でスーツでお蕎麦を啜る幸福。
ずっと来たかったけどなんやかんやと理由をつけて行けていなかったお店に、思いつきでこれる幸福ったらない。
この瞬間本当に本当に幸せだったなと思う。

お蕎麦を食べ終えて、お腹いっぱいだし少し歩くか〜と鴨川横をお散歩。
平日だったので観光客より地元らしい方が犬と散歩していたり、地元の中学生が話しながらチャリを漕いだり、大学生が川に足を泳がせながら缶ビールで乾杯していたり、とてもいい光景でしたね
ぼ〜っとしながら歩いていてふと思い出しました
鴨川?鴨川デルタじゃん!

鴨川デルタというのは鴨川(賀茂川)と高野川が合流する分岐点にあるギリシャ文字のΔ(デルタ)な形をした三角地帯の通称で、自然と人が集まるような、とってもいい場所なのです。
というのも最近、私の好きな人が好きな小説をこっそり読んだのですが、その小説の舞台が京都で、主人公たちが鴨川デルタに集まって語らう場面があるのですよ!
また最高の思いつきをしてしまった…罪な脳みそ…と高ぶる気持ちを厨二心でより高ぶらせながら、鴨川デルタに向かいました

本当は鴨川沿いを歩いて行きたかったのですが、なんせ鴨川デルタにつくまで徒歩45分。いつもなら余裕で歩けるけど、今すでに17時、暗くなる前に見ておきたかったので電車で二駅ほど進み、最寄駅の目の前に…

鴨川デルタ!

着いた時にはもう17時を回っていたのにこの青空!
夏を感じますね
まさに初夏の夕方って感じの気温と空気でした
向かいの橋から写真を撮ってたら、家族連れが石投げやってたり、カップルが一つの石の上でラブラブしてたり(ラブラブという形容の仕方しかできないほどラブラブしてた)なんかそれ見てるだけでほっこりツヤツヤした気持ちになりました〜

その後ぐるっと回ってデルタに足を踏み入れるとまた違った風景があって、静かだけど賑やかで寒いんだけどあったかくてみたいな、なんかごちゃ混ぜの気持ちになりました
端っこで1人で三角座りしながら、なーんにもせずただぼーっとして、家族とか友達とか好きな人とかのこと考えたりしてね
こういう場所があるって素敵!ってただただ思いました

その後ちょっと1人が寂しくなってお母さんに電話したら、お母さん夜ご飯作ってる真っ最中で、「え?なに?用ないならきるよ〜?」って言いながらなんだかんだ30分くらい話してくれました笑
母は電話を切る時必ず「ご飯食べなね」とか「気をつけて帰りなさいよ」とか「ゆっくり寝なさい」とか、そういう一言を言うんですよ
そういうの昔からずっとそうだから気に留めたことなかったけど、久しぶりに聞いたらなんだかちょっとグッときました


そんなこんなしていたらあっというまに周りも暗くなっていて、バスに乗って京都駅まで帰ろうと思って乗ったら、四条河原町までのバスに乗ってしまっていたようで、そこからラジオを聴きながら京都駅まで歩きました
なかなか遠かったな笑

京都駅で大学で配れるような大容量のお土産を買い、それを自分で食べちゃった時用の仲良し数人への個別お土産も追加で買い、新幹線に乗りました。
新幹線で早速お土産に手を出したので、私ってほんとなんなんだろうなと自分で思いながらあっという間に帰宅



面接やって、ずっと行きたかった蕎麦屋さんに行って、見てみたかった小説の舞台にも行って、なんたって交通費は企業が出してくださって(←ここ大事)
ずっとやってみたかったことは案外やれるもんだから早めにやったほうがいいし、思いつきで行動するとなんかラッキーな気持ちになれるので、とってもいいです。
私はまだまだやってみたいことがおっきいことからちっさいことまで沢山あるので、それをできるだけやってみる人生がいいなと思いました。

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