Peak Designのカメラアクセサリーが素晴らしいので紹介させてくれ
こんにちは。今日は私がこよなく愛しているPeak Designのカメラアクセサリーについて紹介させてください。
1. Peak Designとは
Peak Designは2011年に創業した、主にカメラの周辺アクセサリーを製造・販売するアメリカ西海岸が拠点のスタートアップです。
創業者のPerter Deringが4ヶ月間に渡って世界を旅した時に、旅をしながら一眼カメラを持ち運ぶ方法への課題感を感じた事がPeak Design創業のきっかけです。
この辺りの背景が前回のnoteで紹介した「山と道」誕生のエピソードと重なる所があり、興味を引きます。
まず最初に制作した「Capture」というプロダクトでクラウドファンディングのKickStarterで資金を募り、一躍有名になります。その後もKickStarterで6つのプロジェクトを通して総額$1500万を調達し、史上最もファンドされた企業と言われています。
2. 優れたブランディング
旧来のアクセサリーメーカーと一線を画すのが、彼らの優れたブランディングです。
InstagramとKickStarterを中心に精力的に展開しており、プロダクトを押すのではなく、彼らのプロダクトを使う事でどんな体験が出来るのか、画像や動画の洗練されたビジュアルをフルに活用して、彼らの世界観を伝える事で多くのファンを獲得しています。
かくいう私も彼らの世界観にやられた一人です。
このイメージ戦略と熱狂的なファンの支持によってクラウドファンディングに新製品を出す度に大きなバズを起こし、好循環な成長サイクルを作っていると見ています。
直近のKickStarterプロジェクトの「Travel Tripod」という三脚のプロダクトでは$1200万(約13億円)という驚異的な金額を調達しました。
またPeak DesignのECストアで購入すると、このようにやたらハイテンションで称えてくれます。(今もこの通りかはわからない)
それでは、私がPeak Designで推す2つのシステムをご紹介します。
3. Anchor Links
まず万人にお勧めしたいのがPeak DesignのAnchor Links(アンカーリンクス)・システムです。
Anchor Linksというのは、ワンタッチでストラップを着脱できるコネクターの名称です。Anchor(下の写真の赤いやつ)をカメラの左右のストラップホールに装着しておけば、例えば出かける時などにストラップを使いたい時だけ装着する事が出来ます。
このようにネックストラップを装着できますし、
シチュエーションによっては、片手用のハンドストラップに変えるなんて事も出来ます。
上記のストラップは「Cuff」と「Slide Lite」というプロダクトです。
最近、ややヘビー級なレンズを買ってしまったので、Slide Liteではかなり首に負担がかかるため、幅広な「Slide」を購入しました。
4. Capture
次にお勧めするのが「Capture」です。これはバックパックのショルダーストラップにカメラを装着するためのシステムで、登山の時にわざわざカメラを出さずに済む優れものです。
ショルダーストラップの方に付ける金具が、ショルダーストラップの幅や厚みによっては取り付けが難しい場合もあるので注意が必要です。
なお私の持っている山と道のバックパック3種類や、Arcteryx Alpha SK32だと問題なく装着出来ています。
またCaptureの優れている所が、カメラ側のプレートがアルカスイス対応であるため、アルカスイス用の雲台であればそのまま三脚に固定する事が出来てしまう点です。
これは登山の時に非常に便利で、行動中はバックパックのショルダーストラップに固定して持ち運び、夜にテント泊で星空を撮りたい時にはそのまま三脚に搭載する事が出来るため、いちいちベースプレートを外す手間が省けます。
番外編. Anchor Links対応のストラップを自作しよう
また、ストラップのエンド部分だけでも販売しているので、ストラップ部分は自分で好きな素材を使う事も出来ます。私は既製品のレザーストラップを加工してAnchor Link対応にしました。
ここまで使い勝手の良いAnchor Linkですが、赤部分が目立つという悩みがあり、染めQで塗ったりしました。何回も着脱してると剥がれてきてしまうので早く真っ黒なAnchor Linkを売って欲しい所です。
なお写真の青のAnchor Linkはどっかで限定販売していたのを購入したものなので、もしかしたら現在は入手できないかもしれません。
以上、Peak DesignのAnchor LinkとCaptureの紹介でした。
もし参考になりましたら、「スキ」ボタンをよろしくお願いします。 👇