消せぬなら、かっこよく見せようケーブルスリーブ。
こんにちは。
ケーブルを無くすことがライフワークになってしまったGo Andoです。
私は数年来、デスク回りのケーブルを無くすことに身を削り、電源を天板裏に這わせたり、あの手この手を尽くしてケーブルを隠してきました。
しかし、仕事に使う多くの道具が電源を必要とする以上、どうしても一本はケーブルが表に出てしまう。
ならば、露出しているケーブルをかっこよく見せる方法がないか。そんなことを考え出したのが数年前。
1. ケーブルをかっこよく見せるには
当時そんなことを考えネットの大海原を彷徨い、散々色んなものを試してきました。そして、最終的に辿り着いたのが 後入れ型のケーブルスリーブです。
後入れ型のケーブルスリーブは、ナイロンやポリエステル素材の繊維を編んだものです。形状記憶であることで、ヨレてだらしのないケーブルや何本ものケーブルを一本に集約することで、視覚的にスッキリと整えてくれます。
はじめてこのアイテムを入手し、当時から使っているFlo Monitor Armの配線に使った時は「これだ…! 」と山王戦の桜木のリバウンドを見た安西先生のように拳を握りしめたことを覚えています。
下の写真は全体的にデスクの上がやる気のない状態なのでフェアな比較ではないですが、ケーブルスリーブを使っていない状態と比べるとスッキリさが伝わるのではないでしょうか。
2. なぜケーブルスリーブだと美しく見えるのか考察
理屈としてはこうです。
商品に付属する電源ケーブルなどのコードは、購入時にはまとめて結束し、コンパクトな状態になってパッケージの中に収められています。
この状態をほどいてもケーブル自体にクセが付いてしまっていて、ヨレヨレとシワの入ったシャツのようなパリッとしない、何ともだらしのない状態になってしまうのが多くのケーブルの問題です。(個人的見解です)
そこで、こうしたケーブルをスリーブに収納することで、スリーブの形状記憶によってシンプルな曲線を描き、視覚的なノイズを軽減させることが出来ます。
こうした気付きを得て、私はケーブルを撲滅する活動と共にケーブルスリーブを布教するマンになり、ここ数年を過ごしてきました。
3. PREDUCTSユーザーにもケーブルスリーブを使ってもらいたい
PREDUCTSの商品ページをご覧いただくとわかりますが、デスク回りの写真ではケーブルスリーブを多用しています。「デスクの一番いい状態」には欠かせないアイテムだと思っているからです。
あとPREDUCTS DESKのポップアップストアとか、展示会でも大体ケーブルスリーブを使って、なるべくケーブルがノイズにならないように計らってきました。
そんな訳なので、PREDUCTS DESKを使ってくださる方にもケーブルスリーブを使っていただきたい。ケーブルスリーブの素晴らしさを一人でも多くの方に知ってもらいたい。
PREDUCTSはデスクのメーカーでありつつ、私がデスク周辺でベストだと思うプロダクトを自社ブランドに限らずトータルで提案したいと思っています。
従って、ケーブルスリーブも私が最高だと思えるものをPREDUCTSサイトで扱いたい。そう思って理想のケーブルスリーブを探してきました。
4. クラウドファンディングでケーブルスリーブ
ケーブルスリーブを商品として仕入れるために、様々なメーカーの商品を試していた折、あるプロダクトのことを思い出しました。
昨年クラウドファンディングのMakuakeで、ケーブルスリーブながら80万円を集めた「SLEEVE」というプロダクトです。
金額よりも「ケーブルスリーブでクラファン??」と驚いたことが記憶に残っていました。
その事を思い出し、調べてみると大阪で文具屋を営んでおられるDOCKET STOREさんのプロダクトでした。noteでもとても人気で、よく記事を拝見していました。
しかし「なぜ文房具屋さんがケーブルスリーブを…」謎はますます深まりました。
5. SLEEVE、めっちゃ良い
何はともあれ、DOCKET STOREさんで早速SLEEVEを購入して取り寄せ、使ってみました。めっちゃいい。
ちょうど私が白いモデルのPREDUCTS DESK - POLARを自宅で使い始めたこともあり、SLEEVEのグレーのカラーがバッチリ合っていました。
またスリーブ自体の手触りがとても良い。メッシュの縁の処理もとても丁寧に加工されています。パッケージのシンプルさもとても良い。ロゴもやたらカッコいい。
SLEEVEにケーブルを通すための専用ツール「HAT」もめっちゃ使いやすい。ツールなしでケーブルスリーブにケーブルを通すのは割とコツが要るのですが、HATを使えば一瞬でスルッとスリーブに収めることが出来ます。
ああ、もうこのプロダクトをPREDUCTSで扱わせてもらいたい。そう思い、DOCKET STORE店主の山下さんにTwitterで初めてDMしました。
6. 元とんかつ屋にDOCKET STORE出張中
ご連絡をすると、ちょうどその週末に東京のとんかつ屋でDOCKET STOREのポップアップストアを開催する予定だとのこと。
なぜ、とんかつ屋… 不思議に思いつつも、このタイミングはもう何かの巡り合わせだろう、そう思いご挨拶を兼ねて会期中に訪問させていただきました。
詳しくは山下さんのnoteをご覧いただきたいのですが、決して広くはない店内に所狭しと、選りすぐりの文具が素敵に並べられていました。
noteでも人気のDOCKET STOREさんなので、かなり多くのお客様がいらしており、その日はご挨拶をほどほどに自分用のお土産を多数ゲットして退散。とても魅力的な商品ばかりでした。
7. ケーブルで繋がれた同志
翌日、大阪へ戻られる前に山下さんに乃木坂の「未来の日用品店 New Stand Tokyo」にお立ち寄りいただき、現在展示中のPREDUCTS DESKをご覧いただきながら、私がなぜSLEEVEを扱いたいかを山下さんにお伝えしました。
その場でケーブル談義で盛り上がり、一時間ほどケーブルについての会話が続きました。ケーブルでこれだけ話が続いたことは初めてでした。これはもうケーブルが繫いでくれた同志だと勝手に感じました。ケーブルだけに。
8. SLEEVE、発売します
だいぶ長くなりましたが、このような経緯がありPREDUCTSでSLEEVEを販売することに相成りました。
またひとつ、PREDUCTSに最高なプロダクトがラインナップに加わったことをとても嬉しく思っています。
PREDUCTSでは少しずつ他社のプロダクトを扱いはじめていますが、プロダクトが増える度に、世界観を共にする仲間が増えたような気持ちになります。
現在の取り扱いはグレーのSLEEVEのみですが、ブラックのバリエーションも追加する準備を進めています。
9. 「整う、仕事の道具展」やります
このSLEEVEの発売を記念して、急遽「未来の日用品店 New Stand Tokyo」でDOCKET STOREさんと共同でポップアップイベントを実施することになりました。
その名も「整う、仕事の道具展」
PREDUCTS DESKと共にお勧めしたい文具を私とDOCKET STOREさんでピックアップし展示・販売します。
会期は6月26日(日)〜7月8日(金)の2週間。初日26日(日)と翌日の27日(月)はDOCKET STORE山下さんと私も店番で居ります。
ぜひ遊びにいらしてください!
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