親友じゃなくて、仲間を作ることが向いていた私の話

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです！自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。今月誕生日をむかえたわさびさん。去年と今年の誕生日を振り返って、仲間の大切さについて書いてくれました。

どうも、わさびです！
コロナがきっかけで仲間と千葉の古民家に移住した33歳です。

私は幼い頃からずっと、親友を作りませんでした。ものすごくヤキモチ焼きなので、“親友”が他の友達のところに行ってしまう日を想像すると、親友を作る前から辛くて耐えられなかったからです(笑)。ヤバいですよね。でも大人になった今でもそれは変わりません。
そしておひとりさま行動も大好きなので、割と一匹狼で生きてきました。

ですが私は、いろんなところに“仲間”を作るのは得意です。現在一緒に住んでいる仲間をはじめ、みんなでお酒を飲むような仲間、SNS上の仲間など、「この人だけ」「このグループだけ」「このメンバーだけ」と決めずに、誰でも受け入れて仲良くなった方が、いろんな面白いことが生まれる！と確信しているからです。

コロナパニックになる前は「お知り合いの映画監督さんが監督した映画をみんなで観にいこう！」「あの気になるショーをみんなで観にいこう！」とSNSで呼びかけるお遊び企画をよくやっていました。

誰でも参加OKだから、当然面識がない人もいる。映画であれば、それぞれ好きな席のチケットを予約して同じ上映回の映画を見る。そして感想で盛り上がりながらみんなで帰る。共通の話題があると、初めましての人同士でも盛り上がれます。毎回15人程の参加があり、それがきっかけで知り合って意気投合した方たちも何人かいるようです。私の知り合いが友達を連れてきてくれることもあり、私もたくさん仲間が増えました。

仲間が増えると、いろんな人生の物語や想いを知ることができるし、自分だけではたどり着くことは無かった感覚や世界に触れることができて、ワンピースのルフィさながらどんどん自分が進化していくような気がします。

また、私は9月生まれなのですが、コロナパニックになるまで経営していたバーのお客様や従業員もなぜか9月生まれが沢山。

「みんなで9月生まれを祝おう！」なんて言って、9月生まれの人もそれを祝いたい人もみんなお店に集まって盛り上がったこともありました。

大人になったら、誕生日なんてどうでもいいのです。だけど“どうでもいい一人の大人の誕生日”が　たくさん重なると、一大イベントになる(笑)　それも仲間がいたからこそ。「自分と同じ月に生まれた人がこんなに沢山いる」だなんて、一人で生きていたら知ることのできない面白さだと思うのです。

ですが残念ながらコロナ時代に突入してしまった現在は誰とも集まれず、SNS上でのコミュニケーションしか取れていません。
時が来て、みんなで太陽の下に集まることができるようになったら……あなたもぜひ、仲間を作りに来てくださいね！

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