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新製品開発のエキスパートが語る、いぶし銀のCCPM対談

こんにちは、ゴール・システム・コンサルティング&リ・デザイン研究所の但田(たじた)です。今回は、5月12日に予定している無料WEBセミナーについて、何それ面白いの?というところを聞き出すべく、メイン講師を担当するチーフコンサルタントの真道(しんどう)にインタビューしてきました。「このセミナー視聴しようか、どうしようかな?」とお迷いの方はぜひご覧ください!

「CCPM適用による開発マネジメント力アップの勘所を探る!」って、何の話するの?

但田:今回のセミナータイトルは「CCPM適用による開発マネジメント力アップの勘所を探る!」ということですが、CCPMとは何か?っていう話をするわけではないんですよね?セミナーで伝えたいことはどんなことですか?

※CCPM(クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント)は、TOC(制約理論)の考え方に基づくプロジェクト管理手法です。

真道:はい、CCPMそのものを詳しく説明するものではないです。CCPMを実践していくなかで「こういうことをやらなければ成果が出ないよ」「ここが大事だよ」というところをお話したいです。

たとえば、CCPMを学んだことがある方なら、ODSCとか、後ろからネットワーク工程表を引くとかは皆さんご存じだと思いますが、実際、ただODSCを作ればうまくいくというわけではなくて、それぞれの段階で外してはいけない勘所があるわけです。そういう実務的な所を掘り下げて行きたいです。

但田:なるほどです。今回の告知文には「CCPMに関する基本的な知識をお持ちの方を想定」とありますが、研修でがっつり勉強しましたとかではなくて、本で読んだよといった方も対象になりますか?

真道:はい。CCPMとは何かとか、用語の説明をするわけではない、ということをご了解いただけていれば大丈夫です。本を読んでやってみようとしたけれど行き詰ってしまったとか、期待していた成果が出なかったとか、そういう方に響くような、実行局面で参考になるお話ができればと思っています。

講師の真道さんってどんな人?

但田:真道さんというと、ソフトウェア開発から造船業まで幅広くCCPMのインプリメンテーション経験をお持ちですよね。でも、今回あらためて真道さんのプロフィールを読んでみたら「CCPM」って一回も書いてないんですね(笑)。今回はどういう観点でセミナーテーマを設定したんですか?

真道:私は、あくまで新製品開発サイドからCCPMも活用している、という立ち位置を大事にしています。新製品開発×CCPM×リーン製品開発の掛け合わせからの総合的な支援をしているのが、自分のコンサルティングの特徴だと思っています。ですから、今回のセミナーでも、そのような視点は外さないつもりです。

但田:そういえば先日も日経BPさんから製品開発のエキスパート的な取材を受けてましたね。実際に、技術開発・新製品開発からキャリアをスタートした真道さんらしいこだわりですね。

なんで対談形式なの?たとえばどんなネタを話すの?

但田:今回は当社セミナーでは珍しく対談形式なんですよね。モデレーターがチーフコンサルタントの小笠原さんということで、かなり生々しい対談になりそうですね。

真道:そうなんですよ。小笠原さんとはCCPMの導入を伴う案件も一緒に担当していて、共有している論点も多いです。私が一方的に喋ると、聴き手からみたら興味深い論点をスーッと流してしまうこともありますので、そのあたりを小笠原さんが鋭く掘ってくれると期待しています。

但田:あの小笠原さんですからね…いろいろ掘り下げそうですね(笑)。まだ対談内容は確定していないでしょうが「こんなことを話そうと思っている」というネタをちらっと教えてください。

真道:製品開発のPDCAに沿ってお話していこうかなと思っています。前半の論点が盛り上がりすぎると、最後まで辿り着かないかもしれませんが…。Pの段階ですと、やはりネットワーク工程表や、リスクマネジメントの所は大事にしたいです。

リスクマネジメントの段階で、如何に不確実性をミニマイズするかというところなどは、実務上きわめて重要です。どうせ不確実だから、予測などできないからといって過大評価することも、逆に過小評価することも良くないんです。このあたりは対談でもしっかり取り扱いたいですね。

また、フルキットやレッドゾーン対策の所も、製品開発の体制も含めてお話したい論点が多くあります。フルキットはやはり、プロジェクトマネジメントの要素も一緒にやる必要がありますので、そのあたりはCCPMの本だけを読んでも不十分だったりもします。レッドゾーン対策についても「赤だね」だけで終わっているようなケースも実際多いですから、そのあたりを、実際に見てきたケースも踏まえてお話していく予定です。

対談は生物ですから、どこまでお話できるかはやってみてのお楽しみではありますが、CCPMを実際に使ってプロジェクトを成功させようと奮闘している実務者の方々が、聴いて良かったと思えるような時間にしたいと思っています。

5月12日(水)14時~15時、ぜひお楽しみにどうぞ!

ここまでお読みいただきありがとうございました!
さて、いろいろ真道から聞き出してみましたがいかがでしたか?
これまで当社のセミナーは会議室の広さから15人が限界でしたが、WEBセミナーになり、物理制約がなくなったことで、ぐっとご参加いただきやすくなりました。参加申し込みは、以下のページから承っております。

開発部門長/マネジャー層の方から、開発部門に携わっている方、CCPMの勉強をして、なんとか実務適用しようと挑戦中の方など、ぜひお気軽にご参加ください!

※申し訳ありませんが、同業の方(コンサルティングやCCPMの導入支援をされている方)、およびそれに準じる方の当セミナーへのご参加はお断りしております。

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