映画感想第1回 グリーン・ブック🚬🎹

1.まえおき

 元々、バスケの感想や予想などを上げていましたが、映画が元々好きで隣町で映画を定期的に放映するイベントに参加していたり、映画の感想もここに上げていきたいと思います。メインはドキュメンタリー。やっぱり実際あった話の方が、違和感なく心に刺さるものがあると思ったからでした。
 第1回はグリーン・ブック。テーマが黒人差別問題で見ておきたいと思っていたのもありますが、アカデミー賞も近くなってきたので。
ドラマの感想と同じですが、ネタバレ有りなのでご注意を。


2.感想

 まず、観終えた後、ハッピーエンドで終わってよかったという反面、差別問題の恐怖を噛み締めていた自分がいました。
舞台は1962年。そう昔ではありません。
差別問題のことだけを書いてしまうと映画の感想ではなくなってしまうのであまり多くは語りませんが、忘れないようにしたいところだけ。

・黒人専用の宿泊施設や入れないレストランもあること。
→これはタイトルにもあるグリーンブックにも繋がりますが、それが記載されているのがこの本ということですね。
施設に「Colored」と書いてあるのが非常に印象的でした。自分が留学してたカナダには無く、今はアメリカにも無いのかもしれませんね。

 ピアニストのシャーリーは天才ながら黒人の自分でも白人の心を動かせるという想いを抱え、このツアーを実施することになるのですが、それにまずすごいというか拍手を送りたい。ボコボコにされても手を出さず、その想いのために「9回裏」までやってきたのは心から良い人だなと思います。
 そして相棒となるのはイタリア出身のトニー。元々黒人を毛嫌いしていた彼が物語が進んでゆくたびに心が変わってゆくわけです。黒人が口にしていたコップを捨てていた男がラストにはハグまでしている。
賞まで取ったわけだしこれでこの差別問題が解決していったらいいなぁと誰しも一瞬思いますが、問題はそうシンプルではありませんよね。

 個人的にグッと来たのは、シャーリーが初めてニコッと笑ったシーン。
それはトニーがケンタッキー州でフライドチキンの骨を外に放り投げたときでした(自分も笑いました)
その辺から心を閉ざしていたシャーリーも少しは開き始めた感じでした。
そして、ラストの「オレンジ・バード」で楽しそうに演奏するシャーリー。こっから音楽幅が広がっていくのではと思った程(実際、音楽性が少し変わっているようです)
それと演奏してたあの2人組はどこに…?笑
てっきり「オレンジ・バード」に一緒に来るものと思ってました。でも白人でぞろぞろ行ったら問題になるか。うーむ。
1000文字くらい書いたので感想はこの辺で。うつ病のせいなのか言葉のチョイスとボキャブラリーが薄いので、本も読もうと思います><

3.ここから学ぶべきこと

 多くありますが、まずは黒人問題こそ風化させてはいけないということ。それは問題を起こすことではありません。それに対して抗議することだけではありません。
「黒人と白人が話し合うこと。」
これに尽きると思います。それは出来ない?では一生解決しないでしょう。
このトニーとシャーリーのように仲良くなれとは言いません。2024年でもきっとどこかで差別問題が起きていて、うやむやにされて抗議すること自体に光が当たっていたり、黒人だから殺された・殺したのは白人警官だから、とそこだけをピックアップしがちです。抗議することが悪いとは言ってません(そこだけ切り取ってわーわー言う人はいるでしょうけど)
何事ももっと本質を知ることが大事だなと思います。

 そして「大事な人とイベントを過ごすことの大切さ」はアメリカの映画を見るとたびたび思います。特にクリスマスを家族や仲間と過ごすことは特に。日本は何となく照れ臭かったり、そもそも仕事優先になってしまいがちですが、最近は変わっているのでしょうけどね。

1500文字を超えてしまいました汗
今後どうにか短くまとめられたらと思います。

ではお読みいただきありがとうございました^^

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