見出し画像

23-歴史を振り返ってみようじゃないか。

こんばんは。


今日の雑談と導入。

実は僕、銀幕デビューをしている。

なんてことはない。映画にエキストラとして出たことがあるというだけだ。とある知り合いが映画監督をやっていて、その伝手で呼んでもらったのだ。

大学4年の時、僕は初の映画出演ということで舞い上がっていた。ただのエキストラの一人なのに。実際に撮影がスタートすると、主演の松井玲奈さんと新川優愛さん、助演の尾美としのりさん、廣瀬智紀さん、梅舟惟永さんがいるではないか。特に尾美さんに関しては、バチスタシリーズのドラマ、アリアドネの弾丸に出演されていたこともありテンションが上がっていた。

撮影の方法や機材を見れたことも貴重だったし、生の俳優さんに直接会えたことも嬉しかった。

もうすでに公開されている映画なので告知しても問題ないと思うが、僕がエキストラ出演したのは「めがみさま」という作品。

この映画を撮った監督と僕は知り合いだった。その監督の名前は、宮岡太郎。僕が中学受験をする際の塾の社会科講師だった男だ。今は映画監督をしながらXで映画紹介をしているようだ。
Xアカウント

今日は歴史について語ってみる。
この前置きと本編がどう関わってくるか、お楽しみに。

歴史。

僕は社会科が好きだった。その中でも特に歴史が好きだった。

「教科としての歴史」が好きな理由。

果たして、理由は何だったのだろうか。
思い返してみると、最初は中学受験の塾で高得点を獲れていたからだった。僕は、社会の点数が異常に良かった。親が何らかの形でモチベートしてくれていたから僕も頑張ることができ、高得点を獲ることができていたのだと思う。
あとは素質的なところ。逆に算数に関しては、からきしだったし。

あとは、社会を教えてくれていた先生から褒められたのも社会科が好きになったことに多いに関係している。ここで前段に出てきた宮岡太郎の登場である。昔にちなんで、たろーちゃんと呼ばせてもらうことにしよう。たろーちゃんは、僕が6年になってからの1年間、社会科を教えてくれた。当時のたろーちゃんは多分大学生で、すごくチャラそうな見た目だった。だけど、ちゃんとするときはちゃんとしていた先生だった。毎週のように小テストがあり、毎回、点数が高い順で発表される。手前味噌ではあるが、何度も最初に名前を呼んでもらい褒めてもらった。そうすると自信がついてきて、勉強自体も楽しくなってくる。ここで「社会科=好き、得意」という方程式を頭に刷り込まれた僕は、中学校に進学していくことになる。

中学に進学して以降も、まさかの出会いがある。僕がそうだったように、好きな教科でも嫌いな先生や苦手な先生が教えると嫌いになってしまうというのは、結構あるあるだと思う。現に、僕は公民の先生が苦手だった。得意だったはずの社会科だが、みるみるうちに成績が下がり嫌いになった。とはいえ逆も然りで、歴史に関しては先生が良かった。剣道部の副顧問を務めていて、嫌な先生ではなかったということもあり、更に歴史が好きになっていった。歴史の成績は中の上ぐらいだったが、歴史の勉強をすることは嫌じゃなかった。

高校に上がってからも選択授業では日本史を取り続けたし、大学受験の際も、日本史を第一の得意科目として受験に臨むことができた。

「学問としての歴史」が好きな理由。

「学問として」なんていうと、ちょっと硬すぎるか。
知識としての歴史みたいなイメージのほうが近いかもしれない。

これから正直なことを言う。極論。知識としての歴史において、誰と誰が何年に戦ったなんてどうでもいい。僕はそう思っている。

戦いという事象に目を向けるんじゃなくて、どんなことが起きたから戦いが起きたのかという過程を知ることができる。これが知識としての歴史の価値であり、僕が好きな理由だ。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

ドイツの鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルク

まさにこれだよ。

過去を学ぶことで同じ間違いを犯さないようにすることができる。これこそ、歴史の偉大さを感じる瞬間だと思っている。

芸術という側面で見てもそうだ。例えば、美術館に行き、ある絵を見たとしよう。歴史の知識がなければ「いい絵だな」という感想で終わるかもしれない。知識があれば「もしかしたらこの絵ってこういう背景があるんじゃないか?」と一歩深く踏み込んだ解釈ができるかもしれない。

城巡りや寺社仏閣巡りが趣味な人が歴史を学んでいれば、その趣味の楽しさは何倍にも膨れ上がることだろう。

歴史を学ぶことは時代や背景を理解し、思いを馳せること。これが僕が「学問として・知識としての歴史」が好きな理由だ。

最後に。

僕が歴史を好きな理由を長々と述べてきた。

歴史を学ぶことによって時代を知り、知恵が生まれ、豊かになる。
僕はこんな風に考えている。

多様性だなんだと騒がれている現代。考え方などのその人特有の性質と、性別などの属性を偏見なく混ざり合わせることでよりよい社会を作っていこうみたいな感じなんだと考えている。

正直なところ、色々考えなくてはいけないし難しい。過去の人はどうだったのかという縦軸の多様性について学んでみると、現代における横軸の多様性も分かってくるのではないかと思っている。

今日の最後。

今までにない、ちょっと小難しい話が続いた毎日日記でした。偶にはこんな回もありじゃないかな。読んでくださった皆さんに、何かきっかけが与えられていたら嬉しいです。

今日はおわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?