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36-地頭について考えてみようじゃないか。

こんばんは。

今日の雑談と導入。

あなたは犬派?猫派?

究極の質問から始まった今日の毎日日記。
あなたはどっち派ですか?僕はどちらかというと犬派。小さいころ、実家でジョンという秋田犬を飼っていたこともあり、犬が身近だったことも影響していると思う。小さいころからずっとコーギーが好きなんだけど、最近だとサモエドとかバーニーズマウンテンドッグとかボーダーコリーといった長毛種も気になり始めている。あのモフモフ感、見ていて堪らない。

コーギー。丸々とした感じが最高。
バーニーズマウンテンドッグ。毛並みのモフモフ感が堪らん。

犬について語ってみたけど、実際は猫も好き。YouTubeだったりXだったりでは、猫の投稿を見ていることのほうが多いかもしれない。どことなくコーギーに似ているマンチカンも可愛らしさが溢れているし。

マンチカン。どことなくコーギー感ないですか。

今回、なんでこんな質問から始めたかというと、僕は優柔不断だということを知ってほしかったから。いや、知ってほしいは何か違うかもしれん。

まあ、僕は優柔不断な人間だということがわかってくれればいい。犬派か猫派かという簡単な質問にも迷うし、初めて行ったご飯屋では何を頼むか結構迷う。町の古い定食屋だと水を持ってきてくれるタイミングで注文を聞かれることが多い。後でまた呼びますと面倒になるのも嫌なのでパッと目に入ったものを頼んでみるが、後で食べたいメニューが見つかって後悔するというのも僕の中のあるあるの一つだ。

だからこそ居酒屋で頼む一杯目のお酒はどこにでもありそうなコークハイを頼むし、1回でも行ったことがあるご飯屋さんであれば前回と同じものか、目をつけて次回頼もうと決めておいたものを頼む。

この僕の性格は30年近く一緒に過ごしてきたこともあって簡単に変わるものじゃない。新しいものに出会える確率は少ないというデメリットはあるけど、この性格とうまく付き合っていくしかない。
まあ、2回目以降は失敗しないっていうメリットがあるからいっか。

閑話休題。

今日は考えてみようじゃないかシリーズ第2弾。
僕の性格同様、先天的な要素が強い地頭について考えてみようと思う。

地頭。

これ、鎌倉時代の守護地頭の地頭(じとう)じゃないですよ。今回考えていくのは地頭(じあたま)についてです。

そもそも地頭とは、

大学などでの教育で与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。一般に知識の多寡でなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。

地頭-goo辞書

とのことらしい。
今日はこの地頭について、深く多面的に考えていきたいと思う。

「地頭がいい人」と「頭がいい人」。

上の定義によれば、地頭は知識量ではなくて思考力などが優れていることを言うらしい。小学生が学校で言う「あいつ頭いいからな~」というときは学力についてのことなので、「頭がいい人」についてなんだろう。

僕なりの考えでは、地頭がいい人は社会生活を送るうえで優れた能力を持っている人、頭がいい人は勉強ができる人と言い換えることができるのかもしれない。

じゃあ「地頭がいい」と「頭がいい」は両立することはないのだろうか。
僕個人としては両立することはあると思う。今まで仕事をしてきた中でも、高学歴で思考力やコミュニケーション力が高い人には出会ってきた。

ただ、両立しないケースをたくさん見てきたのも事実。勉強・学力面が優れているとは言えないものの、鋭い洞察眼を持っていたり、コミュニケーションの鬼とも言えるような人だったり。逆もまた然りで、コミュニケーション力が高いわけではないけど勉強はすごいできるという人もいる。4~5月ごろになると「東大などの高学歴卒だけど仕事ができない」というニュースが毎年のように出てくるが、取り上げられているのは最後のようなタイプの人なのかもしれない。

地頭の構成要素、IQとの違い。

地頭の良さはただ単純な知識量の多寡では測ることができないとなると、IQと同じじゃないかという考えもあるかもしれない。色々と調べてみると、論理的思考能力を表すIQ(知能指数)と、発想の柔軟性を表すEQ(心の知能指数)の両方が高く、またバランスが取れている状態を「地頭が良い」と評価しているものがあった。フワッとしていた認識が具体性を持った感じがする。IQが高いだけの人は地頭が良いとは言えないということか。

地頭の良さはどうやって判断できる?

頭の良さであれば、所謂テスト等で計測することができる。知識量の多寡についてなので会話で推し量ることも可能だろう。

ただ、地頭に関してはどう判断できるのだろうか。先ほどの構成要素から考えると、IQに関しては知能指数を測るテストがあるので、計測は可能だろう。ただ、EQに関しては明確な指標がない気がする。EQに関しては、他人との関係性や自分が置かれている環境によっても変化するので、どう判断すればいいのだろう。色々なケーススタディを通して判断するしかないんじゃないかな。それでも正確な判断ができるとは思わないけど。

地頭が悪い人はどうすればいいのか。

最初から書いているように地頭の良し悪しは先天的なものというのが一般的な考え。じゃあ、地頭が悪い人は悪いままで過ごすしかないのだろうか。いや、そんな悲しい現実があってたまるか。地頭の構成要素から考えて、こうすれば、悪い中でも好転させられるんじゃね?ってことについて考えていこうと思う。

そもそも地頭の構成要素は、IQとEQ。
IQは知能指数のこと。IQが高い人は頭の回転が速いイメージがある。頭の回転が速い人との会話を思い起こすと、課題・困難に対していくつもの答えやヒントを見つけている気がする。ここら辺にIQを高めるヒントがありそう。
頭の回転が速い人は会話の中で持っている情報をつなぎ合わせて課題解決への糸口を見つけているんじゃないかな。てことは、何かにつけて考えてみて自分なりの答えを見つけるようにすればIQが高くなるんじゃないか。
とにかく考えてみる。「この人はなんでこの行動をしたんだろう」「どうしてこういうことが起きてしまったんだろう」「どうすればこういうことは起きなかったんだろう」とか。何かにつけて考えてみて自分なりの結論を出してみると、IQを高めることに繋がるかもしれない。

続いてEQ。EQは心の知能指数のことで自分や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールすることらしい。つまり人の感情を知ることがEQを高めるための一つの策になりそう。
人の感情を知るって考えてみると、一番に思い浮かぶのは会話。会話を通して、その人の感情を理解するというのが手っ取り早そう。
自分の感情を知覚して自分の感情をコントロールするってことで考えてみると、自己分析になるのかな。今まで自分はどう生きてきたのか、どういったタイミングで感情が動いたのか、動いた感情をコントロールすることができるのか、感情をコントロールするためにはどういった行動・思考が自分に必要なのかを振り返ってみて、実際に感情をコントロールしてみる。

それぞれの構成要素を高めるための手段について考えてみた。だけど地頭の良い人は、IQとEQが高いレベルにあり、バランスが取れていることも重要らしい。せっかくIQとEQが高まっても体が不健康であれば、バランスをとることは難しいかもしれない。最後に重要になってくるのは、結局健康なのかも。よく食べ、よく寝て、よく運動する。頭と心と体の全部のバランスが取れた時、本当の意味での「地頭が良い人」になれるのかもしれない。

最後に。

今日は地頭について考えてみました。
よく就活とか転職市場で「地頭が良い人」を採用したいなんて聞くけど、ちゃんと言葉を考えたことがある人はどれぐらいいるんだろう。多くの人がイメージ像だけで喋っている気がする。抽象的な言葉こそ、自分なりの考えだったり認識だったりがある状態で使わないと、言葉はどんどん抽象化して空虚な存在になってしまうのかもしれない。

今日の最後。

今日も答えがないものについて自分なりに考えてみました。
僕も大学生のころに、地頭を鍛えるフェルミ推定ノートを買って問題を解いていましたよ。よく外資コンサル業界のケース面接で出される、バスの中にゴルフボールは何個入りますかとか日本中にポストは何本ありますかとかってやつ。今でもたまに読み返すと頭の体操になるんだよね。

これね。

これが地頭の構成要素、IQを鍛えるということなのか…?

今日は終わり。

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