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突き刺さる恩師の言葉。お前はラグビーから何を学んだのか?

ウエールズ代表誘致のおはなし④

2015年ラグビーワールドカップイングランド大会。
日本大会の組織委員会から「公認キャンプ地を目指す自治体向けの視察ツアー」の案内が届く。

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公認キャンプ地を目指すところはしっかり現地を見といてくださいよ。ということらしい。北九州市からは新たにラグビーワールドカップ担当になられた武藤義博さん(小倉高校→九州大学ラグビー部)と、不肖私が参加させていただくこととなった。
なんかすみません…。

ラグビーが生まれたとされる、名門私立学校ラグビー校のグランドに立った時、涙が溢れた。

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私がラグビーに裏方として恩返しをすることになるきっかけは、高校時代の恩師である杉山英明先生(福岡高校→福岡教育大学ラグビー部。高校時代3年連続花園に出場。日本協会元トップレフリー)の一言がきっかけ。

「お前は自分のプレーが終わったらラグビーとの関係も終わりか?ラグビーで人を支えたり助けたりすることを学ばなかったのか?」

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誘致先に関しては、北九州市立大学がウエールズのカーディフ大学と長年交換留学制度で交流を続けており、同じ製鉄の街という環境の近さなどを考慮し、ターゲットをウエールズ1本に。

その交換留学制度の3期生であったウエールズ出身のローレンス・チヴァスさん。在北九州英国名誉領事。

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北九州市内で英会話教室を営んでおり、教室内はラグビーのポスターばかり。(ラグビー好きで英会話教室に行きたいならここへ。うちの息子も行ってます。)日本が好きで奥さんも日本人。彼が誘致のキーマンになってくる。
こんな感じで、糸を手探りでたぐりよせるようにウエールズに近付いていった。

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