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思い返せば、いくつもあった人生の転機

55歳。信じられないけど、今年56歳になります。大学の授業をオンラインで受けている息子や、就活の最終面接をオンラインで受けている息子を見ると、なんと時代は変わったものかと思います。

大学4年で就職活動を始めたときは、マスコミ志望だったので、新聞社とか広告会社、出版社とか、そっち方面ばかり受けていました。漠然と思っていただけで、「何が何でも出版社に入る」みたいな思い入れとか根性とか、思い返せば足りなかったなあと思います。

本気でその業界目指しているなら、正社員で入社できなくてもアルバイトでもいいから業界にもぐり込んで、遠回りでもいいからやりたい仕事をやれば良かった。

でも、当時の私は、大学時代に夢中になっていたスポーツ(種目に関する話はまた別の機会に)にも未練があって、全国大会出場とかも目指していたので、「仕事」に対する思いが中途半端でした。それに、アルバイトじゃなくて、正社員にもなりたかった。で、そのうち結婚も・・・。

あれもしたい、これもしたいって性格が、自分のやりたいことをカタチにできなかった最大の要因か……と自分の人生を振り返っています。

次男が小さかったときに「お母さんは何になりたいの?」と聞かれて、「これからなりたいものになったらいいんや」と思ったのは、すでに10年ほど前。

フリーで長年仕事をしてきたせいか、依頼してくださった仕事は断らない。いや、恐れ多くて断れない。断ったら、次の依頼がなくなってしまうんじゃないかと思うと、びびってしまって断れない。

生きていくためのお金はもちろん必要だけど、これから何が一番やりたいのか、考え始めたってことは、今もまた人生の転機なのかもしれないと思っています。








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