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チームワーク

年度始まりによく話をすることがある。それはチームワークの話。
学校で言うと学年やクラス、部活、委員会などそれぞれチームがある。

チームワークとは?

プロフェッショナルのチームワークから学べる事。
仮にプロ野球の球団に入団したとする。当然レギュラーを目指したり、打率3割を目指したり、開幕1軍など色々あるだろう。
新人だろうが、ベテランだろうがチームが勝つことに貢献しないといけない。
何もしないでただそこにいるだけでは、いずれチームから必要とされなくなる。そもそもそんな調子では自由契約(クビ)になることは目に見えている。

集団の中では、人には人の役割がある

しかしだからと言ってホームランバッターを目指せばいいわけではないし、150㎞のストレートを投げれるようにすればいいわけでもない。
自分がチームの中で何ができるかと考える必要がある。

これはどの社会やどの集団にもあてはまる。
学校で言えば、学年全体を見る先生、生活指導を担当する先生、進路を担当する先生、生徒に寄り添い相談に乗ってくれる先生など。

だからこそ一人一人の担当分野で責任をもって仕事に取り組まなくてはならない。
本来、チームワークとは全員で同じことをすることではない。
同じ方向を向くことは大切だし、重要。
でも一番大切な事はそれぞれの役割を明確にすること。
それぞれの役割を果たすことがチームワークである。

長く指導していたサッカー部でも同じことを伝えていた。
攻める選手の役割はシュートを打つこと、点を決めること。
中盤の選手の役割はゲームをコントロールすること。前線にパスを送ること。相手の攻撃の芽をつむこと。
守りの選手の枠割はシュートを打たせないこと。ボールを奪うこと。

クラスも全く同じ。
クラスをよりよい方向に導いてくれる人。その者を支え、サポートする人。よりより人間関係が気づけるようにクラスを盛り上げてくれる人や悩みを抱えた仲間に手を差し伸べてくれる人。
そして担任の想いをくみ取り、担任を応援してくれる人。

チームワークとは分業である

誰もがそれぞれの担当分野で価値を生み出し、貢献する必要がある。
あえて厳しいことを言えば、貢献出来なれば必要ない。
あなたはクラスのチームワークのためにどの分野で貢献しますか?

だから自分が得意なこと、できることを考える必要がある。どの分野でチームに貢献できるかを探し、考える。
自分と向き合う。

生徒も先生も、子どもも大人も同じ。クラスも社会も同じ。
よりよい集団を目指すときに大切な考え方。
自分の役割を考えて、それぞれの集団でチームワークを発揮しよう。

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