フレッシュフィッシュのルールは!?道の出来方は!?調べてみました !!

どうも〜こんにちしいたけ〜

2020年、世界で最もフレッシュフィッシュをした(自称)キノコ、しいたけと申します。
今回はフレッシュフィッシュ(初版)について徹底的に調べてみました!!

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◇そもそもフレッシュフィッシュってなんなの?

「例のあれ」「緑のヤベーやつ」「ギリギリボードゲーム」等色々な呼ばれ方で親しまれていますが、正式名称は「Frisch Fisch」

代表作「フレッシュミート」「フリーゼマテンテン」などで知られるフリードマン・フリーゼが1997年に発表した作品で、彼は自分の家の前に新しい家ができたことで迂回して帰らなければならず、その時のこのゲームを思いついたそうです。

システムは競り+タイル配置で、街を作っていく(勝手にできる)ゲームです。

◇ルールと勝利条件

手番でやるアクションは非常に簡単で、基本的に

1.盤面にマーカーを置く
2.タイルをガチャする

この2つから1つアクションを選択します。

ガチャしたタイルで建物タイルが出たら、自分が置いたマーカーの位置に配置。ガチャしたタイルからアウトレットタイルが出たら競りをして、落札者が自分が置いたマーカーの位置に配置します。

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(左からセンタータイル、アウトレットタイル、建物タイル)

細かい所は割愛しますが、これで大体ルールの9割くらいは説明できました

ゲームは、タイルの山が枯れたターンで終了します。
ゲーム終了時に一番得点が高い人が勝者となります。では得点とは何か?
それは自分が競り落としたアウトレットタイルと、対応するセンタータイルと接続している道の数がマイナス点となり、残したお金がプラス点となります。

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(上の画像の場合、赤プレイヤーの道の数はそれぞれ、お魚屋さん:2,原子力発電所:1,ガソリンスタンド:6,おもちゃ屋さんは離れすぎてるので4人プレイの場合12と数えます)

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ん?道?

◇道?

ん?ちょっと待って?道作るアクションなくない?タイルの山に道でも入ってるのかな?

いいえ入っていません。このゲームで道は、建物タイルとアウトレットタイルを建てたことにより自動的に生成されます。

道は「アウトレットタイル、センタータイルは道で接続されてなければならない」、「全ての未開発区域は道でつながっていなければならない」というルールにより生成されます。

何言ってんだこいつ?と言われかねないので、いくつか問題を用意しました。

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ボードの端にセンタータイルがあるとしましょう。隣接するここに建物タイルを配置すると・・・

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そうです!ここに道ができます!

「アウトレットタイル、センタータイルは道で接続されてなければならない」ため、センタータイルと道が唯一接続できるこの位置に道ができるのです!

では次の問題です。

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さっきのセンタータイルと同じ配置で、端っこに建物タイルを配置すると・・・

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そうです、ここに道ができます!

「全ての未開発区域は道でつながっていなければならない」ため、そうならないようにこのように道ができます!

これであなたも明日からフレッシュフィッシュマスターです!

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補足のお話。なぜ未開発地域が道で接続していなければならないかというと、もしここに道ができずに他のタイルが配置されてしまった状態で青にアウトレットタイルを置くと、上の画像のようになり「アウトレットタイル、センタータイルは道で接続されてなければならない」ルールに引っかかり、ゲーム自体が崩壊してしまうからなのです。。。

厄介なのが2つ目のルールで、未開発地域を分断する危険がある場合どこまででも道が伸びていきます!

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なので、こう置いたら

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こうなるし

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こう置いたら

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こうなります

???????????????????

もちろんマーカーが置かれている場所に道ができる場合、そのマーカーは取り除かれ、持ち主の元に帰っていきます。

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国「公共事業のほうが大事だから仕方ないね!予定地?いやそんなの関係ないから(笑)」

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青プレイヤー「ああああああああ!!!!!!」

こんなゲームなので

「よくわからんがタイルをおいたら世界の反対側に道ができた」
「よくわからんが自分がおいたタイルで自分のマーカーが吹き飛んだ」
「よくわからんが何もなかったのに次の瞬間、世界の半分が道になった」

など頻繁に起こります。

◇フレッシュフィッシュココスキポイント

じゃあこのゲームの何がいいのか

①プレイするた度に成長を感じられる
わからない・・・もう1回!と何回も遊ぶと、道の出来方が徐々にわかってきます。
(道の出来方が)見える・・・見えるぞ!
自分の成長を顕著に感じ取ることができます。生活の中で成長を感じられることって中々ないですよね。良いゲームの証拠です。

②殴り合い
このゲーム、道の出来方がわかると、いかにして相手のマーカーを吹き飛ばし自分のマーカーを守るかというバチバチの殴り合いになります。
フッと気を緩めた瞬間、道にされる。相手が道になるか自分が道になるか・・・そんなヒリヒリした選択を常に迫られます。

③逃げられない殴り合い
どこか端っこでぬくぬくしたい所ですが、マーカーは「誰かのマーカーか道に隣接して配置する」ため、常に他人の予定地と隣合わなければなりません。
人は関わり合わなければ生きていけないということなのですね(遠い目)

④返ってこないお金
このゲーム初期金は15金を持っているのですが、なんとゲーム中にお金はもらえません!最初のお金だけで競りを頑張ります!この建物に何金出すかヒリつく場面も・・・

⑤でも1時間で終わるし、何人でも面白い
競りをして殴りあってパズルをして・・・こんなに濃厚なゲームなのに1時間で終わってしまうという手軽さ、そして何人でプレイしても面白さが変わらないので、受けがとても広いゲームです。

◇こんなゲーム誰がやってくれるのか

もちろんほとんどの人は見向きもしてくれません。
クソ・・・もっとやりたい・・・みんなにやって欲しい・・・でも誰もやってくれない・・・

ということでしいたけは今年、フレッシュフィッシュが皆さんの身近な存在になってくれるよういろいろ頑張っていました

日頃から呟いてみたり

コラ画像作ってみたり

アイコンを作ってもらったり

最後にTシャツも作りました

その甲斐あってか、一緒にプレイしてくれる人が増え、何人かは気に入ってもらうことができました(諸説あり)

◇最後に

いかがでしたか?

今回はフレッシュフィッシュについて徹底的にまとめてみました!!
今後もフレッシュフィッシュから目が離せそうにはありませんね!
!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

◇おまけ

フレッシュフィッシュはコンポーネントも最高なので最後にご紹介

①箱がダンボール

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フリーゼ初期作品は箱がチープで、ダンボールを紙で覆ったような見た目をしています。最高ですね。

②クソ薄ボードとクソ薄タイル

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ぺらぺらのボードとぺらぺらのタイル。最高ですね。タイルはシャッフルをするので扱いが慎重になります。

③マップの大きさ調整

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人数によってマップの大きさが変わるので、道路タイルを裏向で外周においてマップサイズを調整するのですが、道路タイルの裏がまさかの緑。どこまでがプレイ範囲なのか分からなくなります。

④プレイヤーカラー緑

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盤面が緑なので、緑のマーカーがどこにあるかたまに分からなくなります。

⑤センタータイルに置く輪っか

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センタータイルとアウトレットタイルの区別がつきづらいので、センタータイルに輪っかを載せるのですが、フリーゼが家でチョキチョキ切ってたんでしょうか

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