忘れん坊

さて、今日は何を書こうかな。

そんなことを考えていた20時頃。

となりのとなりの市の駅から、電話がかかってきた。

息子の名前が書かれている紙袋が、電車の中に忘れてありました、と。

今日は学校で夏服が渡され、それを電車の中に忘れたようで。

朝、お金を持たせていたにも関わらず、迎えに行った時に、持っていなかったことすら、私は気づいていなかった。

忘れん坊親子じゃないか。

とりあえず、取りに行きますと言うと、私が住んでいる市の駅まで、電車で運んでくれるという。

でもその駅には、数時間しか駅員さんが滞在せず、受け取りは明日になるという。

そこで、その連絡先とは反対の、となりの町のちょっと大きな駅に届けてもらうことにした。

そして21時半頃、無事に受け取り、我が家へ夏服が到着したのである。

息子は、いい経験できたね、なんて言っている。

そのまま言い返してやりたい。

私だけではなく、経験値となってほしい。

ただ、本当に子供達には、いい経験をさせてもらえていると思っている。

もしかしたら、怒ってしまいそうなこんな出来事も、失敗と思わずに、経験やネタだと思えるようになったのは、間違いなく子供達のおかげ。

あんまり怒らなくなったことにも、とりあえず感謝はするが、電車の中の忘れ物には、注意していただきたい。

そして、このネタを誰に話そうなんて、考えていたりするのです。