無意識にかかる”就活生の三大疾病”の恐ろしさ Part2

みなさん、こんにちは!りょうです。

今回も、前回に引き続き『内定力』の著者である光城悠人さんから教えていただいた”就活生の三大疾病”の二つ目、失敗過敏症についてお話ししたいと思います。これは、就活生だけに限らず既に社会に出て働いている人でさえかかってしまう可能性のある疾病なので、最後まで読んでいただけるとありがたいです。

まず、皆さんにとって”失敗”とはなんですか?意味はきっと、人それぞれ解釈は違うと思います。一般的な意味として、広辞苑には「やってみたが、上手くいかないこと。しそこなうこと。やりぞこない」と載っていました。

確かに、思っていた結果と違った結果になる、つまり失敗してしまうとその後の計画にも支障が生じ、不利益やストレスにつながってしまいます。
そのことを十分すぎるほど知っているからこそ、私たちは失敗しないように・失敗しないようにと考えるようになり、その結果として失敗過敏症にかかってしまうのです。

失敗過敏症にかかることで被る一番の不利益は、禁止されていることや不適切だと感じることを過剰に意識してしまう事です。
「この行動を取ると相手に迷惑をかけてしまうからやめておこう」という心理ならまだ軽度なのですが、「規則では規制されていないからこんな行動をとりたいけど、もしそれで相手が不快な思いをしてしまったらダメだからやめておこう」という心理に陥ってしまったらアウトです。規制はされていないけどやって良いか分からない、そんな時になぜ相手に一言「○○してもいいですか?」と聞けないのか。それの大きな要因の1つがこの失敗過敏症です。失敗をあまりにも恐れるあまり、本来なら実行可能な行動さえするのを躊躇してしまうのです。これは就活において大きなディスアドバンテージです。もしかしたら、内定や次の選考につながったかもしれない可能性をも自分でつぶしかねないからです。

だからこそ、常日頃から分からないことがあれば相手に積極的に質問できる姿勢を意識しておく必要があります。むしろ、知らない・分からないことをそのままにしておくことこそが一番の失敗ともいえます。そして、更なる失敗を未然に防ぎ、時に小さな失敗も繰り返しつつ一歩ずつ成長していく。
これこそが、私たちが本来目指すべき姿なのではないか、と私は思います。

さて、今回は3回に分けてお送りする”就活生の三大疾病”シリーズ第2弾の、失敗過敏症についてお話ししました。これを機会に、少しでも多くの皆さんが自分自身を見直す機会になれば光栄です。

次回は、第3弾”MNAS(エムナス・もらい慣れ与え知らず)”についてお話ししますので、お楽しみに!


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