ごぼうさん

　　　　　　　　　　　　　　執筆者：あにさん
　
　ゴボウは暗闇で大きくなり、元気が無い時に食べると力になってくれる…そんなコボウに憧れる「ごぼうさん」。

　　暗闇でも大きくなる
　　暗闇だから大きくなる
　　暗闇こそが大きくする

　ごぼうさんにはゴボウの育つ暗闇はどう映っているのでしょうか。

　ゴボウの存在に意味を見ようとする時、暗闇もゴボウをゴボウたらしめる大きな要因である事に気付きます。　
　ゴボウがゴボウだけで存在し得ないと気付けば、私も私だけでは存在し得ない事に至ります。

　そんな思いをもう少し拡げると、私が「そうなりたいな」と思った時、私はその対象と繋がっているという事に届く気がします。
　「そうなりたいな」と私に思わせたものは、私にそう思わせてくれたというメッセージかもしれないと…。　
　そんなメッセージの受け取り方で生き様が変容するのであれば、主観や客観、主体や受動的、時間や場所を超えて届く無数の、ひと・もの・ことに支えられている私…という存在に出遇います。

　その背景の壮大さを思いながら…
今ここでごぼうさんに出遇えた私を、これからも大切にしたいなぁと思います。

同時配信の四コマ漫画は　こちらから↓
https://twitter.com/gobousun/status/1510503933068079106?s=21&t=qxKl2xQd4I5rtpVKQia68Q