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財布を落としたことが3回ある

これまで財布を落としたことが3回ある。

しかし、いずれも戻ってきている。

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20代、焼肉屋からタクシーで帰宅したが、支払いの際に財布がないことに気付く。そのままとんぼ返りで焼肉屋に戻り、宴会のあった2階の座敷の分厚めの座布団の間で挟まっている財布を発見。2倍の料金がかかったが事なきを得た。

20代、先日訪問した取引先からあなたの財布を預かっていると連絡が。その人の高校の同級生がわたしの財布を拾い、入っていた社員証から、同じ業界の取引先であるその人に問い合わせがあったそうだ。その町のホームセンターでトイレを利用したときに落としたらしい。

30代、ジーンズの後ろポケットに財布を入れ、片道3車線道路の横断歩道を小走りで渡っていたとき、60代くらいの女性に「財布落ちましたよ」と後ろから声をかけられた。お尻のあたりに落としたという感覚はなかったから、呼び止められなければわからなかっただろう。

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ある人と会話の中でさきほどの話をしたことがあった。

「きみは万引きをしたことがあるかい?」と聞かれ「いいえ」と答えた。

「きっと、そのせいだよ」みたいなことを言われ、半信半疑で頷いた。

因果応報、悪い行いは悪い報いになって返ってくるようなことをなんとなく信じている。

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落とし物やなくしものはすべて見つかっているのかといえば全くそんなことはない。

一番悔やまれるのは、つくったばかりの眼鏡を居酒屋に忘れ、翌日問い合わせするもなかったときだろうか。




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