花オクラにイノベーションを
頂いた苗を植えてみたらとんでもなくでかくなった花オクラ。スーパーでも見かけたことのないこの植物。オクラの味のする花と聞いて、半信半疑植えた。特段虫などに悩まされることなく、今では毎朝花をつけるように。
ただ困ったのは調理だ。
テッパンネタはモロヘイヤとともに湯がいてたたいて醤油かポン酢とまぜる「おひたし」という状況。
いやむしろそれしかないのだ。下図は形のみなめろう風としてみた。今思えばなぜなめろうの味つけとしなかったのか。
そこで、ひとつうまそげな食べ方を妻と考えてみた。
結論、「なんでもチーズをあわせればイケる。」そんな安直な発想で生まれたのがこの「花オクラのチーズin天ぷら」。会議は5分で終了だ。
特に苦労もしなかった、想像も超えないレシピを忘れないように記す。
1.まず花オクラを採る。額の下らへんにとげがあるので気をつけて。
2.真ん中の雄しべ?はとって花びらのみ並べる。額をとればおのずから取れる
3.たまにアリがでてくる。洗う。チーズを細長く切って巻く。
4.揚げる。めっちゃ油がはねたのでキッチンペーパーで水分をとったほうがいい。
味はどうだ。チーズの塩気が相性よし!と妻。
悪くない…悪くないぞ…!ただちょっとひと味足りないなーと思ったので塩をふって食べた。チーズとオクラの両方がとろーりとする。がきっとチーズのトロ~リ感が強い。だったら花オクラの存在意義は何だったのだ。
オクラのほうがレパートリーの幅広さがあるとは思う…ただ、この花オクラ、育てるのも楽で、パプリカ以外にお目にかからない「黄色」という彩りを食卓にもたらし、華やかにしてくれるのだ。
明日の朝は納豆と混ぜてみるか。
イノベーションに向けた実証実験はまだ始まったばかりだ。
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