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【Honda FC vs.ラインメール青森】試合後コメント

JFL第25節/Honda FC 2-1 ラインメール青森(2023.10.21)


柴田峡監督(青森)

Q.今日はチームとしても非常に重要な一戦と位置づけての試合だったかと思いますけれども、結果としては引き分けでした。試合全体を振り返っていかがでしたか。

「やっぱり点を獲りたかったんですけどね。今もね、ちょうどサッカー関係者の方が見に来てくださっていて、いろいろお話をしたのですが、こういうゲームをものにできるかできないかはあると思いますけど、ゲームとしては非常に面白かったし、青森にとってはいいゲームだったんじゃないですかと言ってくださって。まあそういうふうに考えていくしかないなというところですね。勝ちたかったと言っても、それは相手もあることだし、最高の結果ではないけれど、最低の結果でもないということも言えますしね。まあでも、最後はキーパーも上げてでも点を獲りたかったんですけども。攻撃と守備のバランスを考えると、ただ攻撃的な選手を入れればいいかというと、そういうことでもなかったというゲームでしたし、とにかく、その次につなげていきたいというね、思いもやっぱりありましたし。いま非常に雰囲気よくトレーニングができているので、その雰囲気も含めて、やっぱりトレーニングの中で常にきちんと成果を出している選手を、基本的には優先的に使っていこうというように思っていますし、そういうことは選手たちにも話しています。日常の延長に試合があるということを大事にしていけるようなメンバーで戦いたいと思っていたので、そういう意味では、結果には決して満足できていないですが、内容的にはそんなに大きな不満はないかなという感じです。」

Q.私も今日は見ていて、攻撃面も非常に良かったと思いましたし、点が入らなかったのだけがちょっと残念でしたけれども、とても面白い試合だったと思いました。ラインメールとしてはしばらく試合間隔があいていましたから、その間ずいぶん、対策を考えていらっしゃったんじゃないかと思いますが、そのあたりは今日はいかがでしたか。

「まあそうですね、でも試合間隔があいたからといっても新しいことをそんなにたくさん入れたわけではなくて、もう1回、ブラッシュアップしてやろうということでしたね。さっきもお話ししましたけど、非常に選手たちの雰囲気が良くて、積極的に取り組んでくれている姿勢がそのまま出たと。ほんとに、いま言っていただいたように、点が入らなかっただけで、内容的には決して悪くないんじゃないかなというように思っています。」

Q.次節はホームで大分戦ですね。残り5試合、上位対決もまだ残っていますので、その辺りも含めてJリーグへの想いというのもお聞かせください。

「そうですね、最後までね、しっかりと可能性がある状態を続けていけるようにと思います。あと何試合という話をしても、選手たちプレッシャーになっちゃうんで、とにかく1試合1試合積み上げていこうというように言っています。今のこの良い雰囲気を壊さないように、しっかりと次につなげたいと思っています。」

廣末陸選手(青森)

Q.今日は首位Hondaとの直接対決で、非常に重要な一戦だったかと思いますけれども、結果としてはスコアレスドローでした。試合全体を振り返っていかがでしたか。

「守備の面でも攻撃の面でも、自分たちがやりたいことというのはできたんですが、やっぱり1点が遠いというか。こういう試合で序盤に先制点が、良い流れの時にしっかり点が獲れたりすれば、もう少し勢いに乗れるのでしょうけど、なかなかそれが今はできないので。とにかく後ろはゼロに抑えることを考えました。結果、ゼロに抑えられたのでそこは評価できると思うんですが、やっぱり攻撃の部分でもう少し、連動や最後の質をもうひとつ上げていかないとと思っています。」

Q.それでも今日は、ラインメールの守備が非常にしっかりしているというのは定評通りで、攻撃面についても、私は見ていて非常に良かったと思いました。点が入らなかったところだけが残念でしたが、今日の攻撃陣について、後ろから見ていていかがでしたか。

「相手の嫌なところを積極的に攻撃できていたなというのはありますね。あと、良い守備からの攻撃もありましたし、そういう意味では流れは良かったんですが、やっぱりゴールを決める、その質を上げていかないと。まあずっとシーズン通してそこは課題ではあるので、またもう一度、この1週間でそこは調整していきたいかなと思います。」

Q.次節はホームで大分戦です。残り5試合、あらためてJへの想いをお願いいたします。

「そうですね、まあ今の状態だと、自力では昇格は無理なので、とにかく目の前の試合を勝っていくという作業にやっぱり僕らは集中しないといけません。僕らが今日引き分けて、周りのチームも付き合ってくれたところもありますが、やっぱり自分たちが勝ち点3を取らない限り、Jリーグは見えてこないので、とにかくチームで勝ち点3を取ることにもっとフォーカスしてやっていきたいと思います。」

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