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【FC大阪vs東京武蔵野ユナイテッド】試合後コメント

JFL第17節/FC大阪 2-1 東京武蔵野ユナイテッド(2022.07.24)
45+3分 中川諒真(東京武蔵野)
77分 エフライン・リンタロウ(大阪)
80分 坂本修佑(大阪)

塚原真也監督(大阪)

Q.試合の総括をお願いします。

「前半はシュートが2本で、なかなか流れから崩すところまでできず、運ぶことはできてもいい形でというのはなかなかできない中で、警戒していたカウンターのところからやられてしまったので、そこは改善の必要があると思っています。ハーフタイムで言ったことは、自分たちが蒔いた種なので、それを取り返すしかないということです。交代も少し早めにしましたけど、その交代枠がしっかりいい形で点をとってくれて、今年何回目かわかりませんが、逆転勝ちができているというのはいい流れだと思います。勝ちながら修正して、また次に向かいたいと思います。」

依田博樹監督(東京武蔵野)

Q.試合の総括をお願いします。

「先制点はとったものの、後半に追いつかれ、非常にダメージが大きい試合でした。ここ4試合立ち上がりに失点してリズムが崩れていたということもあって、今日は立ち上がりはみんなで意識して先制点をとることができました。なんとかもう1点というところだったんですけれど、なかなか後半はリズムを作れず、逆転されてしまったと、そんなゲームだったと思っています。」

Q.今日は風が強くコートチェンジを選択されましたが、そこは監督の指示だったのでしょうか。

「そうですね。私というよりは選手の中でも話していたんですけれど、立ち上がりに気をつけようということだったので、前半に風上を取っておけば相手にゴールに近づけさせないということもあるので、セオリー通りの形で、試合の前に選手とコミュニケーションを取りながら進めたという形です。」

Q.前半を折り返して1-0のスコアだったところは監督としてどのように感じていらっしゃいましたか。

「そうですね、本当に最後の最後の1点だったので、ゴール前までは行くものの得点が遠いなという形で前半が終わるのかなと思っていたんですけど、選手もあそこで1点とれたということで、後半につながるという意味ではプラスアルファの展開になったのではないかと思いました。」

Q.最終的には逆転を許してしまうという展開になってしまいました。その要因についてはどのようなものがあったと思われますか。

「1点目はセットプレー、もう1点がスローインからということでしたが、ファウルは90分通して不用意に与えないということはひとつあります。FC大阪さんのプレッシャーも非常にきつかったので、どうしてもファウルにならざるを得なかった。それと少しグランドが固かったかなというところで、ボールが少しはねてしまって、うまく処理しきれなかったところもあったと思います。その中でセットプレーも、失点にはならなかったんですけど、何度か危ないシーンがありました。ボールの処理とそこからの不用意なファウルをしてしまったというところがFC大阪さんのセットプレーの武器を活かせるような展開にしてしまった原因だと思っています。」

後藤京介選手(東京武蔵野)

Q.これで5戦連続未勝利ということになってしまいました。今日は後半途中からの出場となりましたが、どういった気持ちで試合に入りましたか。

「サッカーは勝つときと負けるときがあるので、振り返りながらですけど、今までができすぎていた部分もあるのかなとは思っています。でも、負けが込んでる時のみんなの気持ちが落ちないようにしなければいけないなっていうのは、練習からは言ってたつもりなんですけど。今は難しいですね。」

Q.チームの調子がなかなか上がってこない要因はどういったところにあると思いますか。

「やりたいことがチームに浸透してきている反面、相手にも多少研究されてはきているので。いろいろ話をしているのですが、次の段階に僕たちはもっと早く進まないと、ずっと同じやり方でやられてしまいます。今日みたいな勝ちゲームを落としてしまうということが、今の実力なのかなとも思います。みんな、どこかで心の中に油断があったりとかで、こういう試合になってしまうのかもしれません。勝っていない時は、やっぱりネガティブな空気になることの方が多いと思うので、それはみんなで乗り越えていかないといけません。ひとつここが試練の時で、ここを全員で乗り切っていければいいのかなと思います。」

Q.今日の試合とは直接関係はありませんが、先日、椎名一馬選手の退団のリリースがありましたね。後藤選手にとっても大きな出来事だったかと思います。少しそのお話をしていただいてもいいですか。

「椎名選手は人格者というか、プロフェッショナルな部分がとても多い人でした。だから、特にキーパー陣に与える影響は大きかったと思いますし、僕たちも椎名さんの声がけだったりとか、練習に対する気持ちだったりとか、いなくなってからあの人の存在はやっぱり大きかったなっていうのはあります。特に声の部分で、椎名さんが相当出してくれていたので。そういうところでは、僕たちも今は少しネガティブな気持ちになってしまっていますが、椎名さんの役割を他の選手でやっていくしかありません。そこも含めて、みんなで良い方向に持っていければいいかなと思います。みんなで頑張っていかないと。負けて悔しいのは当たり前なので。」

Q.年齢的にも、後藤選手には椎名選手の役割を引き継ぐ活躍を期待しています。次節はクリアソン新宿との東京ダービーですね。抱負をお願いいたします。

「前期に対戦したときとは、相手もやっているサッカーが違うと思いますし、僕らも今こういう状況なので、 中断前最後の試合で悪い流れを断ち切って、中断明けからまた良い流れで入っていけるような試合にしたいですね。自分たちの力で勝利をもぎ取らないといけないので、そこは練習からしっかりやっていきたいと思っています。」

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