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【栃木シティ vs.横河武蔵野FC】試合後コメント

JFL第10節/栃木シティ 3-0 横河武蔵野FC(2024.06.01)
4分 藤原拓海(栃木)
27分 吉田篤志(栃木)
40分 吉田篤志(栃木)


後藤京介選手(武蔵野)

Q.今日の試合の入りは明らかに良くはなかったと思うんですが、それにしても、そこからずるずると失点を重ねてしまって、しんどい試合になってしまいましたね。

「うーん、入りの部分で失点してしまったことが今日の敗因の全てだとは思います。誰が悪いとかいうわけではないですが、チーム内で試合の入りは徹底してやろうと言っている中で、ああいう失点につながってしまうというのは、出ている選手たちが責任を持ってやれていないことが結果として表れてしまっているということなので。試合の入りは特に、もっと慎重に大切にやっていかないと今日みたいな試合になってしまうと思います。これが続いてしまうと、それを取り返すためにもっとパワーが必要になってしまいますし。今日は最初の失点に尽きるかなと思います。」

Q.1か月ぐらい前は逆に試合開始直後の得点も多くて、そこが武器にもなっているぐらい、みんな集中して試合には入れていた時期もあったんですが。ここのところ1週間に一度とはいえプレッシャーのかかる試合が続いていたことと、今日はちょっとスタジアムの雰囲気もいつもと違う感じで、私でも少しのまれてしまうなというようなこともありましたし。

「そうですね、監督も試合前に雰囲気にのまれないようにとは言ってたんですけど。僕はこういう空気の方が好きなんですけどね、こういうのに慣れていない選手たちも多いのが現状だと思います。これぐらいの空気感を楽しむぐらいのメンタリティーも作っていかないといけないとは思うんですが。毎週試合は続いていくので、引きずって落ち込んでいる暇はないと思いますから、身体もそうですけど、メンタル的なリフレッシュもしないといけませんね…。みんな仕事もある中でやってるので、なかなか大変な部分ではあるんですけど、それでもこのカテゴリーでやっている以上は、その辺の覚悟を持ってやらないといけないと思うので。」

Q.システムが変わったのはハーフタイムの後からですかね?

「前半の途中からですね。マークがうまくはまっていなかったというのもありましたし、ちょっとチグハグしていたので。フォーメーションを変えてからは、相手もミスマッチになる部分ができてきて、こっちに時間と起点が作れたと思うので、そういう意味ではチームの戦術の幅が少し広がったかなと思います。でもそれが前半も30分ぐらいからなので、そこまでで全て流れを持っていかれてしまったなというのは思いますね。」

Q.この後、中断期間まで7週連続で試合は続きますので、ずるずるいかないようにしないといけませんね。次はホームで試合ができますし、立て直して頑張りましょう。

「そうですね、ホームでは本当に勝たないといけないと思いますし、そういう意味でも次の試合は自分たちにもっとプレッシャーをかけながらやっていかないといけないと思います。勝ちたいという気持ちを全面的に出して、立ち上がりから集中力を切らさないように。出ている選手は責任を持ってやらないと、メンバー外の選手にも申し訳ないと思いますから。身体もメンタルもリフレッシュして、また週明けから貪欲にやっていかなければいけないと思っています。」

平野右京選手(武蔵野)

Q.今日は後半の74分からの出場になりました。試合を振り返っていかがでしたか。

「自分的には得点が求められている中で、1点でも返すという結果の部分ではやっぱりまだまだ足りなかったなというということもありますし、チームが何をするべきかというのが定まっていない中で、難しい試合になったのかなと思います。」

Q.交代で入る前に、チームからはどういった指示がありましたか。

「自分が入るまでは裏をとるという動作やアクションができていなかったのですが、自分と(山﨑)舜介くんが入って、裏をどんどん狙っていって攻撃に厚みをかけようというのが指示されたことでした。でもやっぱりどうしても足元、足元になってしまって、攻撃が相手の前でしかできなかったというのが今回反省すべき点かなと思っています。逆に相手は自分たちの裏を取って押し上げてというところがうまかったので、その統一感のような部分でやっぱり相手に負けていたのかなとは思いますね。」

Q.ここ数試合、天皇杯でもリーグ戦でも後半の大事な時間帯にジョーカー的な役割で試合に出ることが多くて、サポーターの皆さんも、平野選手が出てくると積極的なプレーにワクワクするという話を私も聞いていますけれども、ご自身ではここまでのシーズンを振り返っていかがですか。

「そうですね、試合に出られているということについては感謝してプレーしなければいけない部分ではありますけど、やっぱりこう、自分が思っている時間帯とチームに求められている時間がまだまだ合っていなくて、少しフラストレーションも溜まりつつあるような展開になってしまっていると思うので、そこはトレーニングや練習試合でしっかりアピールして、よりプレー時間を増やせるように努力していかないといけないなとは思っています。ファン・サポーターの皆さんからそういう声が上がっているのは分かっていますし、期待に応えたいと思っているんですが、そこにどう応えられるかというところが自分の今の課題かなと思ってます。」

Q.それから、今日の試合とは関係のない話なんですけれども、平野選手が大学院でどんな勉強をしているのか聞いてみてほしいと、ファミリーの皆さんからリクエストがありまして。もしよろしければ、少し説明してもらってもよろしいですか?

「はい、自分、教育工学というのをやってまして、VRとかAIとか先進デジタル技術を用いて教育を変えようという研究が進められている中で、自分はサッカーの教育について勉強しようと考えていて。特にその中でも、ドリブルとかが自分の得意分野なので、そこを研究しようかなと、いま進めています。また研究論文など成果物が出れば、皆さんにお披露目したいなと思っています。」

Q.そうなんですね、それは楽しみです。2年間は学業との両立で大変だと思いますが、がんばってくださいね。次はホームで試合ができますので、抱負をお願いいたします。

「ホームではまだ負けなしですし、いま自分たちに求められているのは勝つということであって引き分けではないことは分かっているので、勝って勝ち点プラス3をとるというところをもっと意識して、来週に向けて1週間取り組みたいと思っています。」

西見斗輝選手(武蔵野)

Q.今日は後半から45分プレーして、これまででいちばん長い出場時間になりましたけれども、試合を振り返っていかがでしたか。

「前半はベンチで見ていたんですが、立ち上がり早々に失点してしまい、全員で先週のリベンジをするぞという形で今日の試合に取り組んでいたんですけど、流れがつかめないままでした。後半に自分が出るぞとなって、やっぱり1点でも返したいなという想いで出たんですが、自分の試合勘も慣れていない部分もあって、ボールをロストしてしまったりということもありました。結果で見れば後半は失点していないのですが、自分の課題というのもたくさん見つかったので、これからチャンスをもらったときはもっと良いプレーができるようにしたいなという感想です。」

Q.ハーフタイムに、監督やチームメイトからどんな言葉がありましたか。

「自分がなかなか試合に出られていないという中で、皆さんから「ハルキ、思い切っていけよ」という形で背中を押してもらったので、何も失うものはないという想いで、悔いのないようにやろうと思ってました。」

Q.今日はこんなに早い段階からプレーする予定ではもちろんなかったと思いますが、心の準備はすぐにできました?

「そうですね、今までもベンチに入った試合は多かったので、いつ出てもいいようにという気持ちは今日もありましたね。」

Q.リーグは特に、このところ良くない試合が続いていますが、次はホームで試合ができますので、抱負をお願いいたします。

「天皇杯も負けてしまって、切り替えていなきゃいけないと思うので、また来週に向けて、練習からチーム全員で戦えるように頑張りたいと思います。」

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