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【ラインメール青森 vs.鈴鹿ポイントゲッターズ】試合後コメント

JFL第13節/ラインメール青森 4-1 鈴鹿ポイントゲッターズ(2023.06.25)

柴田峡監督(青森)

Q.4対1という結果になりました。試合の総括をお願いいたします。

「今日は480人の方に、鈴鹿からも来ていただきありがとうございます。それから、鈴鹿さんは昨日の夜に青森まで到着できなくて、なんとか今日、試合を成立させる時間に来てくださって、チーム関係者の皆さんも含めてお疲れ様です。ありがとうございます。

ゲームに関しては、向こうのコンディションがどうこうということは、とにかく考えずにやりなさいと選手たちには伝えました。実際に、この間の台風でHonda FCが鈴鹿のホームにバスで10時間かけて来て、0-4で負けたと鈴鹿さんは言っていましたし、栃木と藤枝でも、栃木が一度ホームまで戻ってまた藤枝まで行ったけれど、結局1-1というようなゲームもありましたから、そういったことは試合のパフォーマンスには影響していないから、こちらに優位があるとは思わないで、とにかく与えられたタスクを、今週やってきたことをしっかり出していきましょうということで、臨みました。

立ち上がりで点が入りましたが、そのあとちょっとルーズな失点でした。4-1で勝つのと4-0で勝つのはぜんぜん違いますからね。まあ4点獲れたことは、得点力不足の中、少し前に進めたかなという実感はありますが、1失点はやはり非常に大きいので、あの失点はいらなかったなというところでは、もう一度反省しなくちゃいけないと思っています。リーグ全体が混戦の中、4点獲って勝てたことは、もちろん手放しで喜ぶことはできませんが、選手たちにとって自信になることがいちばんだと思うので。どんなシュートであろうと1点は1点だということを今週はずっと言ってきて、フィニッシュのトレーニングもいつもよりも少し多めに時間を費やしてやってきたので、そういう意味で選手たちが自信を手にすることができたとすれば、それはそれで、またひとつ前に進めたかなというようには感じています。まだまだ、ゲームを支配するという意味では、10人の鈴鹿さんの方がゲームの進め方は上手かったと思いますし、反省しなくちゃいけないところは多々あると思いますけれども、結果が出たからOKと言うわけではないですが、とにかく3試合ぶりの勝利なので、それは素直に喜びたいと思います。」

Q.今日は引間大聖選手が初出場となりましたが、いかがでしたか。

「攻撃に関しては、ボールのピックアップや配球、パスワークといったように非常にいいものを持っている選手なんですけど、守備のところでのインテンシティが彼の課題でもあって、これまでもずっとサブに入れてきたんですが、競っている試合でなかなか出せなかったんですよね。きょうは試合も少し落ち着いて、配球できる選手を思いきって使ってみるとしたらここかなというところで、使えたのは良かったかなと思いますし、彼の良さはものすごく出してくれたなと思います。」

Q.次節はアウェイでヴェルスパ大分戦ですね。抱負をお願いいたします。

「次は土曜日の試合で準備期間が1日短いので、もう今日から分析しないといけないかなと思っていますが、印象としては、去年同様に攻撃のスペックが非常に高いチームだなと思っています。敵地でナイターでの試合で、選手がナイターでどんなパフォーマンスになるのかなというのもありますが、今日勝って5勝3敗4分、これをなんとかやっぱりあと2連勝して7勝3敗4分けぐらいで前期を折り返したいというのは選手たちとも共有していることなので、ここはなんとか勝利をもぎ取って帰ってきて、その次の週のHonda戦でいったん区切りをつけたいですね。是が非でも勝ち点3が必須のゲームかなと思っています。」

木戸皓貴選手(青森)

Q.今日はご自身の得点もありましたけれども、ゲームを振り返っていただいてよろしいでしょうか。

「そうですね、なかなか勝ちきれていない状況で、今日は自分自身でもプレッシャーをかけて、いつも以上に自分がゴールを獲れれば絶対に勝つという自信はありました。練習からそういう気持ちでやってますし、過去3試合も悪い感じでもなく、どこかもったいなさがあって勝ち点を拾えていなかったので、もう1回、練習から、フィーリングであったり、勝ちにこだわるというところをこの1週間やってきました。試合展開的に予想はしていなかったんですが、こういう流れに持ってきたのも自分たちの実力だと思うし、キツいタフなゲームでも、こうやって途中から出た選手が点を獲ったり、いろいろな選手が活躍するというのは良いチーム状況だと思います。今日は勝ち点3が取れたので、それは次につながるんじゃないかなと思っています。」

Q.得点シーンについて、コーナーキックからのヘディングでしたが、その場面を振り返っていただいてもよろしいですか。

「練習でけっこうやってるので、いいボールが上がってきましたし、あとはそこに入るタイミングですね。その感覚の部分は研ぎ澄ましていましたし、最初の方のセットプレーだったので、まず思いっきり入っていこうと思いました。良いボールが上がって、打てば何か起こると思って、あとはしっかり当てるだけで、結果、入ったので良かったです。」

Q.木戸選手は今シーズン新加入で、得点が期待されていたと思いますが、今日のゴールはご自身の自信にもつながってくるのではないでしょうか。

「そうですね、どんなゴールでも1点は1点なので、常に出た試合は得点を狙っている中で、早く2点目がほしいなというのは思っていたんですが、どこか気負っていた部分もあるし、そういうプレッシャーがかかりすぎていた部分もあったと思います。でも今日は逆に、いつも以上にプレッシャーをかけて、もうこの後ないぞぐらいの感じで、どんどんゴールを狙っていこうと思っていたので、それがファーストプレーで決められてよかったです。」

Q.今後の抱負を伺ってもよろしいですか。

「ゴールはどんどん獲っていきたいですし、その得点でチームが安定すると思いますから、そういう部分では、そこが僕の仕事だと思っています。それ以外の部分も、今日90分プレーして出た課題というのを、次の試合に向けて改善していって、そこもプラスアルファでやっていければ、また得点というのはついてくると思うので。チームのために、しっかりゴールを獲って、走って、チームがもっと楽になるように助けられたらなと思います。」

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