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【ティアモ枚方 vs.クリアソン新宿】試合後コメント

JFL第8節/ティアモ枚方 2-4 クリアソン新宿(2023.05.14)
52分 瀬川和樹(新宿)
60分 瀬川和樹(新宿)
69分 池谷友喜(新宿)
72分 生駒稀生(枚方)
80分 佐野翼(新宿)
90+4分 坪井一真(枚方)

瀬川和樹選手(新宿)

Q.今シーズン初得点、そして2ゴールという結果でした。まず1点目のゴールシーンから振り返っていただけますか。

「今日は自分の中でしっかり目に見える結果を求めていた中で、前半から思いっ切りよく足が振れているなという感覚があったので、特に1点目はこぼれ球をもう迷うことなく振ろうという思いでシュートしました。2点目に関しても、相手が前にいたんですけど、振れば何か起きるかなっていうので、少し相手もまた足を出していたので、股下を狙いながらファーに打ったらうまいこと入ったので良かったと思います。」

Q.最近は週末ごとに雨が続いてまして、今日も悪天候の中での試合になりました。下もスリッピーな状況だったかと思いますが、試合全体は振り返っていかがでしたか。

「そうですね。雨が予想されていて、ピッチコンディションがどうなるかみたいな話もチームとしてはしていたんですけど、自分たちがやりたいサッカーをやめなければならないようなピッチコンディションではなかったので、しっかり自分たちでやろうとしてるサッカーをして、悪い時間は耐えながら、良い時間は自分たちでしっかりボールを握りながらというのができました。ピッチコンディションに左右されない良いサッカーができたかなと思います。」

Q.これでJFLも第8節まで終わりました。今シーズン、クリアソンとしては、選手も大幅に入れ替えて、覚悟を持って挑むシーズンということになってるかと思いますけれども、瀬川選手から見て、これまでのチーム状況というのは、どのように思っていらっしゃいますか。

「人は変わりましたけど、自分たちが目指すべきところというのは変わらないですし、今年で言うと、具体的にはやっぱり優勝してJリーグに昇格するというところはみんな担保してやってるので、そこに向けて本当にもう落とせないなと感じています。そこはみんなで共通認識を持ちながら、その中でもひとりひとりがこのサッカーを使って何を届けたいかとか、誰に価値を届けるのかというところは、みんなで共有しながら、勝つということももちろん大事なんですけど、それ以外のところでもちゃんと価値を出せるように。人が変わってもやり続けなければいけないなと思います。」

Q.何かを届けるという意味では、来週いよいよ天皇杯本選ということになります。Jクラブ相手に試合ができるということもありますし、盛岡という土地も地域CLを闘った縁がある場所かなというようにも思います。ファン・サポーターの皆さんにメッセージをお願いいたします。

「そうですね、次はリーグ戦ではなく天皇杯で、本当にチーム一丸となって勝ち取ったクリアソン史上初の天皇杯本戦出場で、全国にクリアソンという名前を轟かせるチャンスだと思います。Jリーグチームに胸を借りるつもりで、ただ受け手になるのではなくて、自分たちはいつまで経ってもチャレンジャーなので、そういったクリアソンらしい姿を見せたいですね。その中でしっかり、Jリーグチームだろうが、J1のチームだろうが、勝利するということが、より自分たちの価値を届けることにつながると思うので、そこはしっかり求めながらやっていきたいなと思っています。」

阿部雄太選手(新宿)

Q.阿部選手は、クリアソン一筋10年目、今いるメンバーの中でもかなり古くからクリアソンでプレーしているひとりということで、今回、天皇杯本選初出場というクリアソンの新しい歴史が創られましたが、お気持ちはいかがですか。

「そうですね、まず初出場という歴史を刻めたというところが嬉しく感じているところです。ただ、ここまで10年間自分がプレーしてきて、卒業していった先輩方だったりとか、仲間たちがたくさんいて、それが本当にこういう形で積み上がってきた中で、今回、勝ち獲れたと思っています。あの試合に出ていたメンバーとか、今いるメンバーの力はもちろんなんですけど、本当に積み重ねてきたいろいろな人たちの力があって、今回出場できることになったということをすごく感じています。試合が終わった後も、過去に在籍したメンバーから連絡をもらって、自分自身もそういった歴史の重みを感じることができましたし、とても嬉しく思ってます。」

Q.試合は大変な悪天候の中でしたし、スコア的にも早い段階で1点入って、それを守るという形の試合展開でしたから、阿部選手にとっては決して楽な展開ではなかったと思いますけれども、試合全体は振り返っていかがでしたか。

「試合前から明治大学さんがものすごく個の能力が高かったり、タレントがいるということも理解してたので、 自分が止めるシーンだったりとか、やらなくちゃいけないだろうということは、もちろん考えていましたから、ある意味想定通りというか、そういった展開になったかなと思っています。ただ、ディフェンスのメンバーだったり、みんながともかく体を張るということだったり、どんな時にも自分たちが大事にしている、闘う、走る、声を出すというところを体現し続けたからこそ、無失点で終われたのかなと思っています。本当に苦しい時間が長かったんですけど、だからこそ自分たちらしく戦えて、一体感を持ってやり切れた部分が大きかったかな、というふうには思ってますね。」

Q.途中、胸を抑えて、少ししゃがみ込むようなシーンがありましたけれども、具合はいかがですか。

「ちょっと仲間と接触した形でしたが、今はもう全然大丈夫です。」

Q.来週がいよいよ天皇杯本戦ということになります。Jクラブ相手に試合をするということになりますね。抱負をお願いいたします。

「はい、ありがとうございます。本戦出場が今回初めてということもありますし、Jリーグのチームと公式戦で試合するのも、初めての経験になる中で、ある意味でクリアソンのことを知っていただく場にもなると思います。自分たちにとって新しいチャレンジの場だと思ってるので、最初にお話しした、これまでの先輩方だったりとか、これまでの歴史を、自分たちがすべて背負って体現して、勝利して、次また関東に戻ってきたいです。僕たちが目指したいサッカーを、それから自分たちの大事にしている繋がりというものをしっかり体現して、多くの人に届けていけるように、クリアソンらしい試合をしていきたいなと思っています。」

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