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【横河武蔵野FC vs.レイラック滋賀】試合後コメント

JFL第15節/横河武蔵野FC 0-1 レイラック滋賀(2024.08.24)
90+5分 菊島卓(滋賀)


石村俊浩監督(武蔵野)

Q.まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「中断期間が1か月弱あったので、トレーニングをしながらフォーメーションなども少し変えたりして、うちの選手が生きるようなやり方を試みて、それで初めての公式戦だったんですが、その点においては、いま出せるパフォーマンスを非常に良く出してくれた印象はあります。まあ後半、相手もそれに対してやり方を変えてきて、そこからの打開がちょっとできなかったのと、やっぱり見ての通り4人ぐらいかな、足をつって交代という、そのコンディションの部分をもう一度、シーズンが再開してしっかり上げていかないといけません。勝ち切るとなるとそこが必要かなと思います。交代での選手ももちろん頑張ってくれましたが、もっとフレッシュなところを吐き出して勝ち切るというのも、必要かなと。ただ、選手は今やれることはかなりやってくれた印象はあります。だから今日も、下を向く必要はないと話しました。次節の青森戦に向けてまた1週間、構築していきたいと思っています。」

Q.中断前、チーム状態としてはあまり良くはなくて、中断期間の間になんとかしなければという1か月だったと思いますが、どういったところを重点的に取り組んでいたか、お聞かせいただけますか。

「振り返りでとにかく失点がウチはめちゃくちゃ多かったので。すごく単純な話ですが、1対1とか2対2の局面の強度を上げようと、かなり原始的なトレーニングをやったんですが、今日もそういう部分では、少し成果となって出ていたと思います。原理原則のところをもう1回見直して、フォーメーションをちょっと変えて、という感じです。」

Q.なるほど。次節はアウェイの青森戦です。私もよく取材撮影に行っているチームですから、難しい相手だというのはよくわかりますし、おそらくスカウティングもきっちりして、中断明けのこの試合に向けて相当準備して臨んでくると思います。

「そうですね、うちの方もしっかりスカウティングをして、今日うまくいかなかった部分に改善をかけて、トレーニングから落とし込んでいきたいなと。ただやっぱり個の部分にはこだわり続けながら、机上の空論にならないようにハードワークして、選手もモチベーションは落ちていないので、そこは保っていきたいですね。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.最後があまりに残酷な結果だなと思ってしまいましたが…。まず試合全体を振り返っていかがでしたか。

「中断前から少しフォーメーションを変えたりもしてやっている中で、試行錯誤しながらですけど、今日は特に前半、良い形で入れたかなと思ってました。勢いがあるときに点を獲るチャンスもあったので、そこで点が入らなかったことがこの結果につながってしまったかなと思います。最後、みんな頭の中でこのまま0−0でもいいかなと、ちょっと勝ち点1を取りに行ってしまったという部分も少なからずあったんじゃないかと思いますが、そこはみんなで勝ち点3を取りに行くサッカーを最後まで続けないといけません。このフォーメーションにしてからの公式戦としては良い形でやれたと思います。でも、相手の形が後半に変わってからは、ウチの時間はあんまり来なかったので、そのあたりが今後の課題になるかなと。いつも負けて良いことはないですが、良い意味でのポジティブな負けと言いますか、次への積み重ねがあるような負けだったかなと思います。これが基準になっていくように、継続していかないといけませんね。」

Q.なるほど。前期のシーズンが少し難しい状況で終わって、何かを変えなければという中断期間だったと思いますが、実際、チームとしてはどういった時間だったのか伺ってもよろしいですか。

「チーム内でミーティングをしたりだとか、そういうところは少しずつチームとしても変わってきたと思いますし、ベンチ入りするスタッフも増えて、練習にもいろいろな方が来るようになりました。そういうところから選手とコーチ陣とのコミュニケーションも増えてきて、お互いに意見交換がしやすくなっているイメージはあります。そこは今後、最後の最後まで諦めずに勝ち点3を取るという意味でも必要になってくる変化だと思いますね。今日は本当にポジティブな試合でした。決めるところは決めないといけませんが、前半は良い形のシーンも多かったですし。あれをベースにいろんな選手が自分の役目としていろいろな色を出してくれると、もっとチームとしてもボリュームが出てくると思います。」

Q.そうなんですね、今のお話を聞いて、かなり気持ちが救われました。よかった。うん、頑張りましょう。というわけで次はアウェイの青森戦です。もちろん簡単な相手ではありませんが、抱負をお願いいたします。

「今日は後半から相手もスリーバックになりましたが、青森も同じ形でやってくると思うので、うちも守備の部分はもう少し考えなければいけませんね。後半は特にオープンな試合になって、ああいう展開になるとやっぱり相手のペースになってしまいますから。そうならないように自分たちが主導権を握って、見ている人も楽しいサッカーにしなければ。そのためには、やってる僕たちが楽しまなければいけないと思っています。1点勝負の難しい試合になると思いますが、今日の敗戦を次に生かして、今日ぐらいの集中力と責任を持ってみんながプレーする、そこは継続してやっていかないといけないかなと思います。」

伊藤龍世選手(武蔵野)

Q.今日は何度もビッグセーブもありましたし、非常に良いプレーだったと思いましたが、まずは試合全体を振り返っていかがでしたか。

「自分個人的にはデビューということで意気込んでいて、良いプレーができたのかなと思うんですが、やっぱりチームとしては、中断前の何試合かと同じような形で最後に失点してしまって負けてしまった部分があるので、そこは本当に明確な課題だなと思います。チーム全員でもう一度再確認して頑張っていかないといけないかなと思っています。」

Q.そうですね、最後の最後だけ、本当にもったいなかったという試合でした。今日は雷雨延期分で後期シーズンの再開試合という形になりましたが、この1か月、どういった形で過ごしていましたか。

「中断期間もみんなで一緒に、シーズン再開に向けてひとつになって頑張ってきたんですが、やっぱりここで負けるということは何かが足りなかったかなと思うので、そこは改めて考えていく必要があるのかなと思います。」

Q.次はアウェイの青森ですが、今シーズンはアウェイの成績が非常に悪いので、またそこも課題のひとつですね。抱負をお願いいたします。

「本当に遠いところになるんですけれど、そこはチームみんなでその課題に向けて、また来週から取り組んでいきたいですね。次こそ絶対に勝利を届けられるように頑張りたいと思います。」

川戸大樹選手(武蔵野)

Q.あああ、まだ血が止まってませんね…!

「そうなんです、たぶん後で縫うと思います。すみませんね。」

Q.いやもう、そんな状況でコメントいただいてすみません、短めにいきましょう。まず試合全体を振り返っていかがでしたか。

「この中断期間でチームとしてやろうとしてきたこと、積み上がってきたものが試合を通して上手く出せたと。特に前半ですね、良かったかなとは思うんですが、結局、勝負のところなので、そういった最後の詰めの甘さというか、僕たちの強度というか、そこが落ちてしまった。集中力がちょっと足りなかった部分が失点につながってしまったなと思います。ただ、ポジティブに考えると良い試合だったと思うので、そこは継続して、やっぱり点が獲れないと勝てないスポーツなので、最後のクオリティーのところで、ギアをもう1段階、2段階と上げて詰めていきたいなと思っています。」

Q.川戸選手、去年5月に怪我をして、手術をして復帰戦が今年の4月、そこからまた少し間隔が空いて今日の試合という形でしたが、怪我をしてからここまでのことを少し伺ってもよろしいですか?

「はい、思った以上に、なんというかこう、膝の感覚が自分の中でもパフォーマンスが上がってこないなという部分はあって、監督にも周りにもそう見えていたとは思いますが、ここにきて僕自身も、状態も良くて動けるような感覚になってきて、ここでチャンスをもらえて。ただ結果として残せなかったところは残念です。次につなげたいですね。いま状態は良いと思うので、結果として点が獲れる選手であれるように頑張っていきたいなと思います。前十字靱帯で全治は8か月だったんですが、僕、感染症もあって2回手術して、そこからまた抗生物質でアレルギーが出たりもして、長く入院していたので、そのぶんちょっと後ろが伸びてしまったという感じでした。」

Q.そうでしたか。1年ぐらいかかってしまいましたが、ここからまた期待していますので。次節はアウェイの青森戦です。抱負をお願いいたします。

「正直いまは下が見えていて、もう後がないという状況なので。内容ももちろん大事ですが、やっぱり結果が全てだと思いますから、ここからは結果にこだわって、ひとつひとつ勝ちにいきたいと思います。」

【退団あいさつ】時里元樹選手(6月22日収録)

Q.今日の試合を最後に退団ということで、武蔵野でのいちばんの思い出をお聞かせください。

「そうですね、でもね、振り返るとあんまりたいしたことはしなかったなと自分の中で思っているんですけど(笑)。ただ、1年目に獲った刈谷戦の1点(2021年7月11日)は、まあそれぐらいしか印象に残るプレーはできてないなと思いながら、まあやっぱそれがいちばん印象に残ってるかなと。自分自身の初ゴールでしたし、チームとしてもそこからなんとか残留に向けて、息を吹き返したような試合だったので、それはすごく印象に残っています。」

Q.ご実家はこちらの方ですよね、またスタジアムに遊びに来てくださいね。最後に武蔵野ファミリーの皆さんに、是非メッセージをお願いします。

「いやほんとに、まずは、ありがとうございました。大学卒業して入団させていただいて、自分自身もこのチームにはいろいろな思い出があります。時間を長く共有してきた仲間もいますし、ファン・サポーターの皆さんと一緒に戦ってこられて、すごく良かったなと思っています。ほんとに大好きなチームで、仲間やスタッフの皆さん、ファミリーの方々に支えられて、サッカーができてるんだなというのを、まじまじと感じられる良いチームでした。そこは本当に、感謝の気持ちを伝えたいなと思います。ありがとうございました。」

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