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【京都サンガvsティアモ枚方】小川佳純監督(枚方)試合後コメント

2022Jリーグプレシーズンマッチ/2月5日(土)

京都サンガ3-0ティアモ枚方
 サンガスタジアムで行われたプレシーズンマッチ。当初は京都サンガvsガンバ大阪が予定されていたが、急遽、12年ぶりにJ1に昇格した京都サンガと、4部相当のJFLで戦うティアモ枚方の対戦となった。
 JFL開幕まで1か月以上、突然決まった格上との対戦で、枚方にとっては厳しい条件ではあったが、前半は大方の予想を覆して、京都相手にほぼ互角の戦いを展開する。後半は失点が続いたが、それでも、今シーズンのJFLで期待ばかりを感じさせる試合内容だった。

小川佳純監督(枚方)

「僕らにとっては今年最初の対外試合で、コンディションの部分であったり、なかなか厳しい状況での試合だったんですけど、本当に選手が今やれる部分を最大限出してくれて、非常に収穫の多いゲームだったと思います。ただ、0-3という結果に関しては、J1のチームとJFLというカテゴリーの差、クオリティの差がそういう結果になったかなとは思いますけど、全体的には自分達がやろうとしたサッカーができたのではないかと思います。」

Q.前半は本当に集中力の高い試合でした。準備期間が短い中で、この試合に向けてどんな準備、どんなプランで臨まれましたか?

「(試合が)決まったのは本当に数日前だったので、この試合に向けての準備というのは正直できていない状態で迎えましたけど、自分達がやろうとするサッカーというのは頭では整理して臨んだつもりですし、前半45分に関してはみんな足も動いていましたし、守備のところは比較的うまく行っていたなと。ただ、攻撃のところで自分達がボールを持つ時間をやはりもう少し長くしたいというのが、本当の自分達が目指すスタイルなので、その辺は初の対外試合だったということで、選手は前に前にという意識が強すぎて、なかなかボール保持する時間を作れなかったので、それは課題かなと感じましたけど、初の対外試合という意味では選手はよくやってくれたなという評価です。」

Q.後半開始からかなり押し込まれる時間が続きましたけど、あの変化の理由はなんだと考えていらっしゃいますか?

「相手が僕らのやり方、守備のしかた、攻撃のしかたに慣れてそれに対応してきたというところと、それとJ1のチームということで、僕らのチームに対してネジを締め直してもう一回前から行くという姿勢が見られて、ちょっと後半立ち上がり受けに回るというシーンが増えたかなと思います。僕らもメンバーを替えながらでしたけど、なかなか新加入の選手たちが多い中で、コンビネーションのところだとか連携のところで少しずつずれが出たかなと思いました。」

Q.初めて指揮を執ったサンガスタジアムの感想をお聞かせください。

「去年1試合、一昨年1試合、僕自身スタンドに来て試合を観戦したことはあるので、本当に素晴らしいスタジアムだなと思いましたし、このカテゴリーでここを使うことはないですけど、僕自身もっともっと上のカテゴリーで仕事をしてみたいという思いは持っていますので、今日このスタジアムで指揮を執れたというのは、チームもそうですし、選手もそうですけど、僕個人としても非常にいい経験になったと感じました。」


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