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【ラインメール青森vsクリアソン新宿】試合後コメント

JFL第5節/ラインメール青森 2-0 クリアソン新宿(2022.05.05)
35分 浦田延尚(青森)
74分 和田響稀(青森)

柴田峡監督(青森)

Q.まずは試合全体を振り返っていかがでしょうか。

「前節のホーム開幕戦は残念な結果となってしまいましたが、今日は会場も違って大変すばらしいスタジアムでやることができました。来場者3000人を目指してのキャンペーンで、人数は及びませんでしたけど、来ていただいたサポーターの皆様に感謝します。内容的には、前節はうちらしくないというか少し構えてしまったなというような印象を持ちましたし、フィードバックをしても前への出だしが遅かったなというところがありました。連敗はしたくないと思っていましたから、前へプレーする、相手の背後をつく、前線からプレスをかけるという形の運動量を求めて、選手みんなの中のエネルギーを出せるようにしようと、それが結果としてできてよかったです。新宿さんもアウェイ連戦、移動ありという大変なスケジュールの中ですが、働きながら夜7時から練習して、みんな目標に向かって一体感があるというのを過去の試合を見て感じました。対戦相手としてリスペクトする中で今日の結果が出たので、内容も含めて選手の頑張りは評価してあげたいと思っています。」

Q.今週末は天皇杯青森県決勝、そのあとはアウェイ戦がありますが、そちらに向けての展望や意気込みがあればお願いします。

「中2日で八戸と試合なので、選手には厳しい状況なんじゃないかとは思っています。八戸はコロナで試合が中止になったので中7日となって、体力的な面では相手に有利な面がありますが、サッカーはそういうところで決まるもんじゃないところが面白いところですので、メンバーに関してはしっかりと休養を取らせていい状態で試合に臨めるように頑張りたいです。リーグ戦の方はアウェイといってもそんなに遠いわけではないので、連勝できるように頑張りたいと思います。」

浦田延尚選手(青森)

Q.今日の試合を振り返っての感想をお願いします。

「連戦ということもあったり、ここ何日間では気温も高い中での試合でした。チームとしてここ何試合かボールを大事にしすぎたがゆえに、特徴であるアグレッシブな攻撃というのがなかなかできていませんでしたが、監督・スタッフの方からもう少し前にパワーをかけていこうという言葉があって、今日は全員がそれを意識してできたんじゃないかなと思います。」

Q.得点シーンを振り返っていかがでしょうか。

「前日の練習で試行錯誤する中で、(和田)響稀から狙い通りのボールがきたので、セカンドボールで中に行くのもありかなというのも含めて、本当に狙い通りでした。」

Q.中2日の天皇杯、来週はアウェイ戦と続きますが、意気込みをお願いします。

「八戸は同じ青森県の中でライバルとして、切磋琢磨していく相手ですし、Jリーグを目指す中では一つ上のカテゴリーの相手です。その八戸を倒して天皇杯の本戦に向かうという、強い気持ちを持って挑みたいと思います。1週間後のリーグ戦については、ここまで連敗もなければ連勝もしてないのですが、連勝は昇格を目指す上で必ず必要になっていくはずですし、いい準備をして結果を持って帰りたいなと思っています。」

和田響稀選手(青森)

Q.今日の試合を振り返っての感想をお願いします。

「今日は前線2枚が前から行くというのを意識してやってきて、それがうまくはまって最終的に2点とって勝ち切ることができて、成果が出たかなと思っています。」

Q.得点シーンを振り返っていかがでしょうか。

「ああいう押せ押せのときに、後ろの人がいいボールをくれるというのを信じて走った中でのゴールでした。味方を信じてうまく走れたなと思います。」

Q.次戦の天皇杯、次節アウェイ戦に向けての抱負をお願いします。

「格上ですが、青森の代表になるためにはここは勝たないとダメだと思うので、みんなで勝ちに行って、天皇杯に行けるようにしたいです。リーグ戦もまだ連勝できていないので、八戸に勝っていいリズムでリーグ戦につなげたいと思っています。」

成山一郎監督(新宿)

Q.今日の試合を振り返って感想をお願いします。

「まず、すばらしいスタジアム、環境の中、ラインメール青森さんというすばらしいチームと試合ができて、環境面での最高のものを見せてもらいました。青森さんが今日の試合にかける想いも伝わっていたんですが、それをクリアソンが上回って、青森の力を引き出し、さらに自分達も引き出されてという、やり合いに持っていけなかった悔しさが残っています。そういう点で青森の皆さんには申し訳ない気持ちです。試合の内容については、前半からクリアソンはつながりを大事にしているんですが、お互いのピッチ上での距離が伸びてしまい、助け合うというところが見えなかったので、後半はメンバーチェンジをしながら修正を加えようとしたんですけど、なかなか思うようにはいかなかったです。青森さんはそれを上回るくらいの交代だとか、試合中の展開に対応されていたので、勉強になりましたし、もっともっとやらなければいけないなと教えてもらい、反省や学びや、いろいろなことを得ました。」

Q.次節に向けての展望や意気込みをお願いします。

「今はまだ全く試合の振り返りができていないので、すぐに次節に向けてというのは出てこないんですけど、ただ負けっぱなしで下を向いてチームがばらばらになったりだとか、そういうチームではありません。今日も試合に出場するチャンスがなかったベンチメンバーがいちばん前まで出てきて、最後まであきらめるなと声をかけたりだとか、そういう姿勢が次につながると思っています。自分たちが大事にしている部分を大切にしながら、また、今日教えてもらったところを修正、改善しながら次に向かっていきたいと思います。」

岡本達也選手(新宿)

Q.前節でJFL初の勝ち点を得て、今節はいよいよ初勝利をと挑んだ試合だったかと思いますが、残念な結果に終わってしまいました。試合全体を振り返っていかがですか。

「外から見ていて重かったかなというところはありました。全国遠征で連戦でアウェイもありで難しいところでもありましたが、それは事前にわかっていたことなんで、そこをこれからチームとしても個々人としてもアジャストしていかなきゃいけないなっていうところですね。あとは、ミスしないようにというサッカーをしても勝てるレベルではないと思っているので、もっと自分たちから倒しに行くというか、ミスはあるかもしれないけど、自分たちのいいところを100%か、100%以上に出すというような戦い方をしないと、勝ち点3は遠くなってしまうんじゃないかなということを感じています。僕は今日、途中から出場でしたけど、外から見ていてそこは感じました。なかなか勝てていないという難しいメンタル状況ではあるんですけど、その中でもそこを乗り越えて自分たちが倒しに行く、パンチを繰り出しに行くということがとても大事だと思うので、自分もチームの一員として体現したいと思いますし、チームメイトにもそれをもっともっと発揮してもらうように練習からやっていきたいと思っています。」

Q.これでJFL開幕から6試合が終わって、少し厳しい戦いが続いていますが、JFLというリーグに関してはどのように感じていらっしゃいますか。

「どのチームも穴がないというか、ひとりひとりの技術や身体的なところもしっかりしていますね。今までのリーグだと、どこかで個で勝れるところが必ずあったんですけど、今はそれがなかなかないので、個のレベルアップを図っていくところと、チームとしてどこで勝っていくのかというところを、みんなですり合わせていかなければいけないかなと思います。」

Q.次節はアウェイでの武蔵野戦ですね。JFLでの東京ダービーとなりますが、応援してくださるたくさんのファン・サポーターのみなさんに一言お願いします。

「やれることを全力でやるということしかないと思います。立ち返るところは、闘って、走って、声を出して、自分たちがやらなければいけないことをどれだけ高い強度でできるかところだと思いますね。あとは、今はいちばん下にいるわけですから、恐れずにとにかく相手を食いに行く気持ちで、みんなでどんなに泥臭くてもいいからゴールをとるとか守り切るとか、勝ち点をなんとかもぎ取りにいきたいです。」

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