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【奈良クラブvs東京武蔵野ユナイテッド】試合後コメント

JFL第9節/奈良クラブ 0-2 東京武蔵野ユナイテッド(2022.05.29)
54分 鳥居俊(東京武蔵野)
83分 上加世田達也(東京武蔵野)

フリアン・マリン・バサロ監督(奈良)

Q.今日の試合の振り返りをお願いいたします。

「今日の一日というのは、結果を見ると辛い一日でしたが、他を見れば奈良クラブの新たな良いスタートの日となったと思います。サッカーにおいては結果がすべてという点はプロの監督として自覚しておりますが、今日はクラブにとって、サッカーの結果よりもより良いものを達成した一日となったと思っています。奈良という市にとってもいい日になりました。今日は1647人の観客のみなさまに来場していただき、クラブのプレースタイルを気に入って来ていただいたと思いますので、それはポジティブなことですし、奈良クラブに携わるすべての人々を称えたいです。選手たちも称えたいと思います。今日は少し苦労した部分、ゴールに届かないメンタルのところに壁があってそれを打ち崩せないところがありましたけど、今日はゴールをとるためにできる限りのことは尽くしたと思っています。11回チャンスを作りましたし、それはJFLのカテゴリーにおいて平均値を上回っていると思います。それでも得点がとれなかったことは残念ですけど、11回も明らかにチャンスを作れたということはチームも成長しているということで、これもポジティブな面だと思います。しかし、サッカーには理解しがたいことも起こりますし、東京武蔵野ユナイテッドさんが勝ち点3をとって、0-2という結果でしたが、そこまで差はなかったのではないかと思います。1点目に関しては試合が終わってから3回ほど見直しました。どのように失点したかについて気づくのに3回見直す必要がありました。自分たちは良いディフェンスをしていましたが、最後のところでやられてしまっていました。今日は辛い一日でもありました。ホームで0-2で負けたということは現実ですが、多くのみなさんにご来場いただいたことはポジティブなことですし、奈良という街とクラブの絆を証明できた一日でもあったと思います。11回チャンスを作れたという点でチームの成長が見られますし、明日からもどんどん成長していきたいと思います。」

依田博樹監督(東京武蔵野)

Q.今日の試合の振り返りをお願いいたします。

「試合開始早々に我々が何回かチャンスを作ったんですが、そのあとはご覧の通り奈良クラブさんの展開で、4-3-3でワイドを広く使った攻撃に非常に苦しめられた90分だったという印象です。特に前半は自分たちがボールを動かし、握ってというところを目標に試合を進めていきたかったのですが、なかなかそういう展開には至らず、我慢の45分だったと思っています。後半は先制点が取れたことでリズムが少しこちらに傾き始めたんですけど、最後まで我々がやろうとしていた試合展開にはできませんでした。ただその中で2点取れてこの結果につながっているということで、次もまた我々がやりたいことをしっかりやれるようなトレーニングをやっていきたいなと思っています。」

後藤京介選手(東京武蔵野)

Q.前節に続いて連勝ということになりましたが、今日の試合を振り返っていかがですか。

「先週試合が空いたということもあって、このシーズン中で初めてミーティングをしました。これから10連戦という位置付けで、チームの目標を立てた中での一戦で、まず勝利できたという点がいちばん大きかったと思います。」

Q.今日は非常に暑い中での試合でしたし、チームとしても少し抑え気味なプレーになるのではと思っていましたが、攻めた試合運びでしたね。

「入りの部分で相手より受けないというのは意識的にやってきたことで、今までアウェイでの試合の入りはそんなに良くはなかったんですが、今日は入りが良くて、次の課題に向かっていく中であのような試合運びができたのはよかったと思います。ただ、試合序盤のあの流れの中で点が取れていれば、もっと楽にゲームを運べていました。実際、相手に流れを持って行かれてしまったので、そこはもう少し突き詰めていかなければと思います。」

Q.これで順位は3位です。次節はホンダロックなので移動も大変ですし、現在2位で好調な相手となりますが、抱負をお願いします。

「10連戦の最初をとれましたし、こういう試合展開でもモノにできるようになっているチーム力も感じます。今日、初めて試合に出た選手もいる中で緊張や堅さもありましたけど、チームとしては一歩ずつ進んで行っているのかなと思います。ホンダロックは今シーズン調子が良いですが、自分たちらしさを全開にしつつ、相手も見ながらゲームができたらと思っています。」

真田幸太選手(東京武蔵野)

Q.今日は2020年に所属していた古巣の奈良クラブとの対戦ということになりましたが、どのような心境で挑まれましたか。

「奈良クラブに在籍していた時には試合に出られず悔しい思いもしていたので、ここに帰ってきてちゃんと成長した姿を見せられるようにがんばろうと思っていました。結果につながって良かったです。」

Q.無失点での勝利で、達成感や満足感もあるんじゃないでしょうか。

「ゼロで抑えたことはなによりですけど、個人としても全体としても、まだまだ課題がありますし、目指しているところはもっと上なので、修正していかなければと思っています。」

Q.次節はホンダロック戦ですね。得点力があるチームなので守備面での意識の高さも求められると思いますが、抱負をお願いします。

「そうですね、全体で共通認識を持って、しっかり全員で守れるようにすり合わせていけたらなと思います。」

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