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【沖縄SV vs.ラインメール青森】試合後コメント

JFL第5節/沖縄SV 2-1 ラインメール青森(2024.04.07)
21分 荒井秀賀(沖縄)
26分 荒井秀賀(沖縄)
45+2分 吉田将也(青森)

柴田峡監督(青森)

Q.まず今日の試合を振り返ってください。

「まずは、青森からはかなり距離のあるところに、どちらにお住まいの方かは分かりませんが、うちの応援をしてくださった方を何人か見かけましたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そういう方たちに良い結果、良い内容をお見せできなかったことをお詫び申し上げたいと思います。
立ち上がりから少し、相手のボール保持のところで優位性を持たれてしまいました。今年の沖縄さんは非常に機動力があるチームなので、そのことについても試合前に選手たちには話をしておきましたが、逆に相手の攻撃への対応というより、自分たちがボールを思ったように動かせなかったことのストレスが、あのようなミスに繋がったかなと。まだ映像を見返していないのでなんとも言えないですが、僕は今のところそんな印象がありますね。2失点目もそういう意味では少しらしくない対応だったなという印象で、ちょっと悔やまれる前半でした。やはり沖縄は、気温、湿度というような天候のことや、雰囲気も含めて、青森とは全く違うということも当然ありますし、なぜかふわっと試合に入ってしまうというのは、僕だけじゃなくて、いろいろな指導者や選手も言っていることで、そういうものを乗り越えてやっていかなくちゃいけないという話はしていたんですけど、馴染む前に少し自滅しちゃったかなというように思います。相手がひとり少なくなって、後半もう少し、いろいろな引き出しを出させなくちゃいけなかったんですが、それはもう全て私の責任だと思いますし、もう少し迫力ある攻撃をしていかなくちゃいけなかったという反省があります。この結果を受けて、しっかりと次に向けてまた準備していきたいと思います。」

Q.後半に若手選手が交代で入ってから、非常に躍動感が出て良かったと思ってみていました。特に原田虹輝選手、移籍後初出場になりましたね。いかがでしたか。

「ここまでなかなか出場機会を与えることができなくて、どうしても守備のインテンシティがまだキープできないというところもありましたが、こういう点が欲しいところでは、ああいった出し入れができる選手、それから周りをしっかり見て人を使うことができて、自分でフィニッシュに向かうことができる選手が必要ですね。先週の練習試合でも非常に調子が良かったので、今日はどこかのタイミングでピッチに送りたいなと思っていたんですが、もうちょっといい状態でね、出してあげたかったですね。彼は本当に最後の仕事ができる選手なので、もう少し長い時間、出られるようなトレーニングも含めて、パフォーマンスを上げていってほしいと思います。まだまだ他の選手たちの間での信頼度という部分では、ちょっと足りないかなという気はしますしね。そういう意味では、22番の齋藤来飛だとか26番の平田海斗だとか、25番の青木駿汰もそうですけど、去年からいる選手たちで、2000年代生まれの非常に若い世代の選手たちに、もっともっと躍動感を持たせていかないといけないなというように思っています。」

Q.開幕からアウェイ5連戦でしたけれども、1勝2敗2引き分けという結果でした。ここまでいかがでしょうか。

「どこをラインにしておくかという問題はあると思いますが、5試合で勝ち点5は決して褒められた内容ではないということだと思います。せめて今日は勝ってね、5試合で勝ち点8にしておきたかった。沖縄という難しい場所のゲームだったので、最低限の1だけでも持ち帰らなくちゃいけなかったと思うんですが、それもできなかったということ。終わってしまったことは仕方がないので、しっかりと前を向いて、また明後日からトレーニングしたいと思います。」

Q.最後に、次節はいよいよホーム開幕戦ということになります。相手はヴィアティン三重ですね。抱負をお願いいたします。

「三重は開幕後は少し崩れていましたが、昨日も逆転勝ちしていましたし、監督も去年とは変わってやっているサッカーも変わってきたかなというようには感じています。去年うちにいた選手がいたり、松本でアカデミーの時に見ていた選手がいたり、トップで見ていた選手もいますので、比較的なじみ深い選手が多いんですよね。去年はアウェイで劇的なやられ方をしているので、しっかり取り返したいと思います。」

吉田将也選手(青森)

Q.まずはゴールシーンの振り返りから、見事なボレーでしたね。

「相手が10人になった状態で、やっぱり前半のうちになんとか1点獲って良い形で折り返したいと思っていて、自分たちの強みのセットプレーからいいところにこぼれてきたので、これを生かそうという思いで点が獲れたんですが、なかなかそこからうまくいかなかったので。勝ちきれなくて、自分としてもちょっと悔しい1点にはなりました。」

Q.試合全体としては、後半は非常に良かったと思いますが、前半のちょっとしたミスから、もったいない試合になってしまったなというように思いました。

「そうですね、やっぱり11対11の状態の中で先に2点リードされてしまうという展開、ミスと言えどもやっぱり作ってはいけない状況だったと思います。そこから相手が10人になって、なんとかこっちでボールを保持する時間も増えましたが、ああいう試合をひっくり返せる力がまだうちのチームにはないのかなというのもありますね。こういうときに勝ち切れるチームにならないと、昇格にはまだまだ届かないんじゃないかと思うので、帰って全員で反省して積み重ねて、あの状況をひっくり返せるチームにならなければいけないなと思っています。」

Q.開幕から今日で5試合、ずっとスタメンで出場していらっしゃいますが、ご自身ではここまでの手応えはいかがですか。

「5試合アウェイが続くという過酷な状況下でしたが、やっぱり1勝しかできていないというのはちょっと危機感を覚えていますし、自分がスタメンで5試合使ってもらっている中でも、1ゴール1アシストという結果は、まだまだ自分的にも不満というか、情けない状態だなというのもありますね。これからもっとチーム全体での底上げというのも大事ですが、自分自身にベクトルを向けて、個人個人がもっともっとレベルアップしなければいけない時期だと思うので、そこはみんなで突き詰めていきたいです。」

Q.次節はいよいよホーム開幕戦です。相手はヴィアティン三重、勝ちたいですね。抱負をお願いいたします。

「ホーム開幕戦ということで、クラブでもいろいろなイベント企画したりしてサポーターをたくさん入れようと、ほんとに頑張ってもらっています。ここまでアウェイで勝ち切れていない試合が続いているので、選手自身も結果という形でクラブに恩返しができるように、まずは全員で喜びを分かち合えるように、また良い準備をして頑張っていきたいなと思います。」

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