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【横河武蔵野FC vs.ラインメール青森】試合後コメント

JFL第8節/横河武蔵野FC 1-1 ラインメール青森(2024.05.04)
33分 長倉颯(青森)
46分 石原幸治(武蔵野)


柴田峡監督(青森)

Q.暑い中での試合になりましたが、得点シーンを含めて、今日は特にセットプレーが非常にデザインされていて良かったという印象を受けました。いかがでしたか。

「そうですね、セットプレーはいつもよりも、もう1日多く時間をかけてやったんですよね。良い形まではできているけれど、なかなかこう、最後のところが行けていなかったと。その努力といいますか、準備が実ってそれは良かったなと思いますし、ああいうことが出来てくると、トレーニングの中からの成功体験だというように選手も感じてくれると思います。そういう意味ではリスタートに関しては非常に選手たちが集中してやってくれて良かったなと思います。」

Q.アウェイが続いていましたけれども、次は1週あいて、ホームで栃木との試合ですね。ひとつ区切りにはなると思いますので、次節までにどんな準備をして臨むかということも含めて、抱負をお願いいたします。

「1週あくのもね、天皇杯で負けてしまってということなので、そこは残念ですね。ここでやっぱりJ3と公式戦でやれるというのはね、チームにとっても成長できるチャンスだったんですが、そのチャンスを失ってしまいました。ただ、そこで少し新しいことをやってみたり、選手たちのリフレッシュに充てられるのであれば、それもひとつかなと思います。やはり選手たちも相当プレッシャーがかかった中でやってきているように見受けられるんですよね。当たり前のことが当たり前に出来ないというところ、今日も簡単なプレーのミスが目立ちましたが、そういうことも含めて、プレッシャーもあるのかなと思っています。1週あくこの時間で、リフレッシュして、また少し新しいことが出来ればと。19日のホーム戦に向けて、また良い準備をしたいと思います。」

長倉颯選手(青森)

Q.まずは得点シーンから振り返ってください。

「コーナーからだったんですけど、練習通りでした。練習から、立ち位置とか蹴るところとかもしっかり決めて、同じシチュエーションで決めていたので、そこにボールが来れば決められるなという自信はありました。(松本)拓海が本当に良いボールをくれたので、自分は当てるだけ、本当に練習通りやるだけでした。うまくいって良かったかなと思います。」

Q.なるほど。あと、これはぜひ伺ってみたいと思っていたのですが、後半の最初に失点シーンがありまして、そのあと選手の皆さんでピッチ上で集まって少しお話しされていましたね。あの場面、どういった話をされていたのでしょうか。

「まず、失点シーンに関しては、競る場面や球際の部分というところをもう1回しっかり気を引き締めようというのと、まだ45分あるから、跳ね返す時間はある、自信を持ってやることは変えずにやっていこうというのを話しました。自然とみんな集まってきて話し始めたという感じです。今週から、今のこの勝てていない状況を変えなくちゃいけない、選手たち主体で自分たちでもいろいろやっていこうというのはミーティングで話していて、それがああいう形になったんじゃないかなと思います。」

Q.それは良いお話を聞きました。長倉選手ご自身も、今シーズン開幕戦だけはスタメンではなかったですが、その後はずっとスタメンフル出場ですね。守備の要として大きな活躍をされているかなと思いますが、ご自身ではここまでいかがですか。

「監督が自分を使ってくれているという中で、結果としてしっかり応えたい部分はあるんですが、今シーズンはまだ1勝で、なかなかこう期待に応えきれていないと。そこは自分の中で変えなきゃいけないというのもあるので、選手主体で発信するという部分でも、自分が中心となってチームを変えていきたいなと思っています。」

Q.来週は1週あいて、次はホームで栃木戦ですね。抱負をお願いいたします。

「栃木は今年上がってきて勢いがあるチームという印象です。僕たちも勝たなきゃいけないという状況が続いていて、自分たちがシーズン始まるときに掲げた「優勝してJリーグに昇格する」という目標に、今は少し離れてしまっていますが、まだ可能性はゼロではないので、そこに向けて、まず目の前の栃木戦に勝って良い波に乗れるように準備していきたいなと思います。」

後藤京介選手(武蔵野)

Q.試合の入り方という点では、今日も後半開始直後にゴールが決まり、そのあたりは最近の武蔵野の武器にすらなりつつあるようにも思いますが、いかがでしたか。

「そうですね、でも今日に関しては、前半の入りは非常に悪かったので。暑さもあって想像以上にみんな動けていなくて、自分たちでギアを上げていかないとやられてしまうなというのは、やりながら思っていて、選手たちにも声をかけていました。そこで相手のストロングでもあるセットプレーで失点してしまい、相手のゲームになってしまったところもありましたから、後半の入りからはフォーメーションを変えました。そこからうまく流れが引き寄せられて、(石原)幸治の1点も入り、それからはうちのペースでやれる時間も少しあったと思います。今日は相手の選手や狙いも見つつ、10番の外国人選手には守備をさせたいなというのもありました。それは前半から思っていたんですが、僕のところのマークも厳しかったですし、それで後半はわざと左に落ちてボールを前向きで受け取った方がいいのかなと思ってやっていて、そこから良い形ができたかなと思います。でも、前半の入りは非常に今回は悪かったので、来週の天皇杯に引きずらないようにやっていけたらと思います。」

Q.青森の守りの堅さは柴田監督も「これはうちが数年かけて作り上げてきた真骨頂だから」というようなこともおっしゃっていたりするんですが、実際に対戦してみていかがでしたか。

「先週の三重ともフォーメーションは一緒でしたが、守備の強度の部分であったり、出足の部分ではやっぱり狙いがあるチームだというのはわかっていました。でもそういう相手のプレッシャーを折ることができるようなチームにしていかないと、それをやれるクオリティもあると思いますし、そこは突き詰めながらやっていかないといけないと思います。どの選手が出てもそういうサッカーをしていかないといけない。相手の土俵に立ってしまったところは、やっぱり前半含めて感じていて、もう少しこっちに流れを持ってこられれば良かったなと思っています。」

Q.来週はいよいよ天皇杯の東京都予選決勝です。抱負をお願いいたします。

「今年のチームの目標でもありますし、僕の目標でもあるので。僕、ここに来てからまだ優勝とかを味わったことがないんですよ。東京都代表というタイトル、称号を手にして、チームの自信になればいいなと。本当にみんなで勝ち取っていかないといけないところだと思いますし、またリーグとは違って一発勝負というところもあるので、いろいろな想定をしながらやっていかなければ。しっかり良い状態で臨めるように、みんなで話し合いながらやっていければいいかなと思っています。」

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