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【ラインメール青森 vs.ティアモ枚方】試合後コメント

JFL第15節/ラインメール青森 1-0 ティアモ枚方(2024.07.07)
80分 平田海斗(青森)

柴田峡監督(青森)

Q.今日の試合を振り返ってお願いいたします。

「天候があまりはっきりしないにも関わらず、1500人近くの方に来ていただいて大変感謝しております。それから青森山田高校の選手の皆さんも、去年に引き続き2度目になりますが、来ていただいてありがとうございました。大音量で応援していただいて、選手たちも非常に励みになりますし、我々もやっぱりテンションが上がりますね。皆さんの声援をバックに戦うというのは、非常に心強いなということを改めて今日は感じました。

 展開としては、ある程度相手に握られることは想定していました。枚方さんは、ここまでの14試合で24得点21失点と、失点も多いですが得点も多い。前線の選手は攻撃のスペックが高い選手が多いということは、ある程度映像でも確認してチーム内で共有していました。うちとしてはしっかりとクローズなサッカーをしたい、向こうとしては少しオープンなサッカーをしたいということはあったと思います。大黒(将志)コーチがほとんど練習をみているということで、昔(2009年東京ヴェルディで)コーチと選手でやっていた大黒と対戦するというのもなかなか感慨深いものがあったなというように思いました。

 こういう競ったゲームを0で抑えて、なおかつちょっとしたショートカウンター気味での得点だったと思います。それまでもその後もいくつかチャンスがある中で、なかなか精度を欠いて最後のところまでこじ開けることはできなかったんですが、1点だけはしっかりと最後に若い2人が点を獲りきってくれたので、少しチームが逞しくなったなというのは、あの点を獲った瞬間に感じたことです。

 これでシーズン前期が終わりまして、15試合で勝ち点22。決して我々が望んでいた勝ち点ではないですし、今いる順位も我々が望んでいる順位ではありません。7月中にあと2試合やって1か月中断となりますので、この2試合しっかり勝って、少しでも上に食らいついて中断明けにつなげたいなと思っています。7月は今日からホームで3連戦できますし、次は開幕戦で残念な試合で引き分けてしまったミネベアミツミですから、しっかりともう一度ブラッシュアップして次のゲームに臨みたいと思います。」

Q.今日は岡健太選手が初スタメン、その岡選手に替えて後半の64分に平田海斗選手を投入されましたが、選手を選んだ決め手というのをうかがってもよろしいでしょうか。

「今日は先頭に岡を選んで初めて先発で使いました。彼のスピードはちょっと抜けたものがあるので、それが先週の練習試合で非常に良かったということ、スプリントの回数も元々スピードがあるので、普通の選手の倍近くのデータを出せるということ。相手のセンターバックは高さもあるし強いんですがスピードのある選手が苦手かなというようにスカウティングしていたので、運動量のある、なおかつスピードのある岡を思い切って使ってみました。それで試合のリズムは悪くなかったので、本来であれば村上を入れるところだと思うんですが、岡と同じようなタイプで、高さはないけれどもスピードがあって運動量のある選手ということで平田を前に入れたということです。(アシストをした)齋藤と平田は非常に仲が良いので、あの2人はコンビネーション良いんですよね。なので、その2人で点が獲れたのは、結果的に本当にラッキーだったかなと思います。」

平田海斗選手(青森)

Q.今日の試合を振り返ってお願いいたします。

「自分が試合に入ったときは0-0の場面でしたが、前節の滋賀戦のときに比べてチャンスもあって、自分たちの時間もあったので、どこかで点が獲れればいいなと思って入りました。何回か自分のところが起点でチャンスが作れていて、最後にああいった形で自分のところにボールが来て、丁寧に流し込めて良かったなと思います。」

Q.交代でピッチに入る前に監督から長い時間、声をかけられていたということでしたが、どんなお話があったのでしょうか。

「まず自分の前に出ていた岡選手が、走力が武器だということ、今日の相手のセンターバックがスピードにはあまり自信がないということで。自分もアジリティだったりスピードが武器なので、そこを継続して相手の嫌なところを突き続けて、ゴール前では自信持って足を振れと言われたので、それが形になって良かったです。硬い試合でしたが自分の決勝ゴールになって、すごく興奮しましたし、久々の公式戦でのゴールだったので嬉しかったです。このまま自信を持って波に乗って、結果を残せれば、自分にとっても良いことだなと思っています。」

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