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バルカン蹴球旅【インタビュー】

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セルビアをはじめ旧ユーゴ諸国で活躍する日本人サッカー選手にインタビューをしながら旅をしています。彼らが何を見て何を考えたのか、異文化の中で挑み続ける彼らの想いを丁寧な取材で紡ぎ出… もっと読む
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記事一覧

やれるうちは絶対に全力で/禹相皓選手(FC大阪)

新監督に大嶽直人氏が就任したFC大阪で、2024シーズン最初の練習試合が行われた1月20日。見学…

それもこれも全てはサッカーに繋がっている/後藤京介選手(東京武蔵野ユナイテッドFC…

人生には思いも寄らないことが往々にして起きるものだが、後藤京介にアルコールを作ってもらう…

良いパパであるために、やり残したことがある/禹相皓選手(FC大阪)

関西地方が大雪に見舞われた2023年1月下旬。街ゆく人々がありったけの防寒具で武装する中、禹…

たどり着いたその先で、失うものは何もない/後藤京介選手(東京武蔵野ユナイテッドFC…

2022年11月。ロングインタビューを終えた後藤京介は、自転車に乗って颯爽と去って行った。モン…

スピードに乗って世界の壁を突破する/新井晴樹選手(HNK Šibenik)クロアチア

クロアチアの首都ザグレブを出発して5時間、バスは海岸線の高速道路を渋滞に巻き込まれながら…

オフザピッチの日常と、オンザピッチの闘いと/志村謄選手(FK Spartak Subotica)セ…

2021/22シーズンの欧州サッカー界、セルビア勢ではレッドスター・ベオグラードがUEFAヨーロッ…

挑戦者たちが向き合った世界と言葉/ここではないどこかでサッカーをするということ

最近のお仕事紹介です。自分で立ち上げた出版社から本を出しました。それから、ここ1年ほどの間に書いてよく読まれた記事のリンクも。noteの記事は全て無料なので、ぜひ読んでね。 新刊紹介 6年に渡るフィールドワークの成果が本になりました。海外で活動していた日本人サッカー選手たちのライフストーリーです。単行本版と電子書籍版、どちらもAmazonで発売中。 「ここではないどこかでサッカーをする」とはどういうことか。海外で活躍する多くのプロサッカー選手にインタビューしている著者が

人生という旅を楽しむ/日野健人さんインタビュー

東京都目黒区でサッカースクールのレッスンを見学した。校庭で子どもたちとボールを蹴っている…

監督を中心に、クラブの誰もが同じ目標に向かって闘ったシーズンだった/後藤京介選手…

チームの中で求められている役割を果たし、信頼する監督とともに悲願のJリーグ昇格へ。今シー…

必要なかったはずの時間と経験を、無駄にはしない/安岡拓斗選手(Vasalunds IF)スウ…

2021年8月。早朝の飛行機でスウェーデンの首都ストックホルムに降り立った。北欧のひんやりと…

あの頃の経験があるからこそ、アスリートがもっと挑戦できる世界を作りたい/山本弘明…

山本弘明に初めて会ったのは2015年秋のことである。当時24歳、彼がモンテネグロでプロサッカー…

仕事とサッカーは同じと気付いたとき、全てが上手くまわり始めた/上星脩大さんインタ…

海外でプロサッカー選手として活動している日本人プレーヤーにインタビューを始めたのは6年近…

決して満足することはない、その先へ/志村謄選手(FK Spartak Subotica)セルビア

バルカン半島のセルビアという国のことを、コアなサッカーマニアならば知らない者はいないはず…

もう一度あの舞台に立つために/竹本章人選手(レイジェンド滋賀FC)

誰もが予想すらできなかったコロナ禍の2020年。かつて強烈なインパクトを受けたスペインのビッグスタジアムへ戻るため、滋賀県の琵琶湖畔から再出発をした選手がいる。膝の故障と闘いながらも地域リーグで身体を張り続け、堅守でチームを支えてきた。世界が先の見えない不安を抱える中、度重なるトラブルを乗り越えて、シンプルに夢の続きを追い求める竹本章人に話を聞いた。​ どんなに辛くても、もう一度あの舞台に立ちたい 竹本がスペインの地を踏んだのは20歳のときである。5部リーグからのスタート