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仕事のやり方は「不良」に学びました

僕は今ではフリーランスとして自力で生計を立てていますが、脱サラする前のサラリーマン時代は仕事がまるで出来ないダメ社員でした。

営業をやってたんですが、言い訳ばっかりだし、仕事はサボるし、飲み会ではグチばっかりという会社のお荷物でしたね。営業成績ももちろん悪い。。

そのくせ会議とかになると・・・
「チームのために」とか「会社を盛り上げるために」とか謎の意識高い発言をするって事もしてましたね。結果を出せないヤツってこういう事言うんですよね大体。。

まぁ恥ずかしいですw

そんな僕は会社に行って毎日怒られるウチに会社に行くのが怖くなって、逃げるように会社を辞めたんです。

そして、その後に選んだ仕事で僕は「不良」だった方達と仕事をする事になる訳です。犯罪とかではなく、営業の仕事なのでご安心をw


その会社はいわゆる地元の不良の先輩と後輩でやってる会社だったんですが、給料はフルコミッションでした。なので結果出さないと収入ゼロ。

それまでダメ社員だった僕としては、いきなり厳しい環境に変わってしまったんですが、結果として僕の人生のターニングポイントはここでした。
今回は不良に教わった事を書いていきます。

自分で考える事

仕事の先輩といえど、何にも考えずに質問ばかりすると、
「テメェ、自分で調べろよ。くだらねぇ事をいちいち聞くなよ。」
こんな感じで怒られます。

仕事の初日でこの光景を見た僕は・・・
「前の会社員の時ってオレあんな感じだったな。気をつけないとブチ切れられるぞ・・・・。」と怯えていました。

仕事のやり方に関しても、通常の会社って研修があってマニュアル渡されて、マニュアルを確認しながら覚えますよね?

でもこの時の仕事はフルコミなので「時間=お金」という意識が強烈なので、研修なんてないです。

「俺も仕事があるけど、とりあえず後ろで見てていいから、適当に自分で覚えろよ。」初日はそう言われて付いていきました。
「これをこうして、ああして下さいね」みたいな丁寧で優しい説明なんてないですw


でも、今となってはこれが良かったと思ってます。特に説明をしてくれないので「自分で学ぶ」と事に対して必死です。

後で質問するとして、内容次第で「テメェ!!」と怒られる可能性があるので質問がないように必死に仕事のやり方を覚えました。

会社員の時は「研修」とか「ミーティング」っていうモノに甘えてたんだなとこの時に感じました。

「自分で必死に考えながら学ぶ」この考えを手に入れたのが大きいです。

物事をシンプルに考える

営業の仕事をしてた時は
・相槌をうつ
・イエスバット法
みたいなトークのスキルを勉強していました。もっと色々ありましたし、たくさんありすぎて忘れましたw

それに対してこの仕事をしてる不良の先輩は
「とりあえず明るく挨拶すりゃいんだよ。そんでダメならダメで次だから。ダメな相手にいろんな話をして説得しようとした所でどうせ無理だから。
まぁカツアゲと一緒だわ。カツアゲしてただろ?」と一言。w

「僕、カツアゲした事ないです、、、、。」

と言うと「お前マジかよ!真面目だったんだな、、。」と驚いてましたw

※余談ですがその先輩は「カツアゲのコツはとりあえず1発殴る事」という恐ろしい事をおっしゃっていましたね。。。。

カンパという文化

不良の先輩と話をしていると、色々な気づきがありました。中学生の頃の話で、遠足のたびに暴走族の先輩からお菓子代15万集めてね。という指令が入ると言っていました。何という恐ろしい話でしょう。

お菓子代15万が集まんないと、当然ペナルティがあります。

なので15万という結果を出すために死ぬ気で行動するって言ってたんですよね。結果を出すためにどうするかメチャクチャ考えてたらしいです。中学生なのに。
その結果がカツアゲとか、あんまここでは書けない事をやる理由だったようで・・・・。


まぁ中学生からこんな「結果主義」で生きてきたんだから、大人になってから仕事で結果を出すなんてそんな難しくないんだと思いました。

こんな感じで不良の人と一緒に仕事をしてるウチに「結果主義マインド」を手に入れる事が出来たんです。

これがダメ社員だった僕を劇的に変化させてくれた出来事ですw

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