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大本命の第1志望に落ちた

就活始める前頃から、ずっとずっと「いいな」「入りたいな」と思っていた大本命の会社。

こんなにも早く、その道は静かに幕を閉じた。
熱意すら伝える暇もなく。

OB訪問もしてインターンにも参加して、あんなに思いがあった分、反動で辛くて仕方ない。

Twitterを見ていると「内定貰いました!」「第1志望の御社の最終面接!」のツイートが飛び交っている。

見なきゃいいのに。就活は情報戦とかいうからさ。

あんなにも輝かしい就活生がいて、トントン拍子に事が進んでいるのに。私ときたらどうだろうか。

もっと第1志望の会社を増やさないとってよく言うけれど、就活は恋愛と一緒って言ったことと矛盾していないかと思う。

私は1社に決めたんだよ。どうしてもあの会社が良かったんだ。恋愛においては大事だと思うんだよなあ。

厳しい、世知辛い。
それでも働く場所を探さなきゃいけない。

あーきっと私がまだまだ甘いってことを、御社が教えてくれたんだろうな。
他にももっといい会社があるよって、視野を広げて見てって言われてるのかもな。

そう思っていないと心が死んでしまいそうで。

キャリアビジョンなんて見えなくなってしまったし、どこに就職するのか分からなくて漠然とした不安に苦しんでいる。

素直に適性検査に答えて、適性ないって言われたら人格否定されている気持ちになる。「お前、うちには向いてないよ」「あんたなんか必要ない」
言われてもないことを言われた気持ちになっている。

もっともっと、私という存在をぶつけさせて欲しかった。
仕事をしてみたかった。  

でもなんかこう、向いてなかったんだろうな。

あぁ、やっぱり行きたかったなあ。
でももう、切り替えないと。

そう思いながらまた、そんなにろくに知りもしない企業のESの締切に追われている。

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