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ああ、こんなことをやりたかったんだなぁ〜って、最近気づいた話。

2018年にGENERYSを始める、さらに2〜3年前。
実は大学生対象の「新しいキャリア教育」いや「教育」じゃなくて「キャリアの学び合い」をしたくて、いろいろ思案してました。

当時、僕は中学生の息子と小学生の娘を眼の前に、親として「社会人になること」や「キャリア」について、どんなアドバイスができるかを、割と真剣に悩んでました。

そもそも高校2年くらいで「あなたは、文系ですか?理系ですか?」と問われても困る。物理や数学が苦手でモチベーションわかないから、、文系かなと決めた途端、
例えば、人の命を救う医師には生涯なれない、というのもなんか違うなと思ってました。
だって医師こそ、患者の心理をキチンと理解してコミュニケーションできる文系的要素も必要だから。

わずか17歳位で、無限の可能性や選択肢を狭めてしまう仕組みってやっぱりおかしい。

でも仕方なく、文理選択や偏差値・合格可能性から逆算して、ホントにやりたいか分からない学部を選んで大学に進学するケースも少なくない。そして、あっという間に就活を目の前にして
「今後50年何を職業としますか?」
と言われても、身近にいるオトナは両親、学校や塾の先生、部活の顧問くらいで、目指すべきロールモデルなんて、なかなか出会えない。

とにかく圧倒的に足りない。

いろんなオトナとの出会いや、
企業説明会では出てこない腹を割った語り合いが。
両親とは近過ぎて、逆に話しにくいし。

こんな場が自分が大学生の頃にもあればよかった!

そんな中でも確実に時は進み、
大学2年になった途端、周りはインターンだ、そろそろ業界絞るだで、あとはリクナビ/マイナビに一括エントリー。
結果として、とりあえずみんなが憧れて目指す、商社、コンサル、金融、マーケ、IT、、、ちょっと変化球で在学中の起業家か。

それでも、卒なく就活対策すれば、どこか内定は出るし、まあまあ有名なカイシャだったら、そこに行こうかな、、、親も喜ぶし、となるのが自然。
かく言う僕も、たまたま資格試験に行ったため、いわゆる就活をキチンとしなかったけど、たぶん同じ条件なら、同じ行動をしていただろうと思います。

じゃあ、どうすればいいのか。
何か課題解決策があるのか。
そもそも「キャリア教育」って何だろう・・・。
ギモンを感じながらも、当時は大学生を集めたイベントなんてできずに、何もできないことに悶々としてました。

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その後の数年間で、異世代間共創プラットフォーム「GENERYS」を地道に作ってきました。

GENERYS創設から現在までの足跡

最近になって、大学生の一人と雑談した時、
「GENERYSでいろんなオトナの方々と、近い距離で自然に話せてたので、就活面接とかも緊張せず、結果的に自分をキチンと出せました。おかげさまで、志望企業でがんばります!
そこに GENERYSの価値は絶対あります。
と、とてもうれしい言葉をもらいました。

「だったら、就活終わったばかりの今だからこそ感じたことや、これから就活に向かう下の年次の大学生を集めて、オトナとホンネで語るイベントでもやろうか!
という展開でした。

すぐに、GENERYSやLivin'Gのメンバーから、業種・世代・ジェンダーに富む7名をピックアップしてご連絡したところ、全員が趣旨に賛同して、パネリスト登壇を即答快諾してくれました(感謝しかないです)

大学生主催チーム4名は、何度も何度もミーティングを重ねました。

パネリストとの事前顔合わせ

そして迎えた、11月14日(月)の当日。

緊張感満載のまま、40人以上が集うイベントをしっかりこなしてくれました!
イベント時間終了後も、深夜まで残り、真剣にオトナと大学生が語り合う姿は、なんかいい!感じでした。

前半はパネルディスカッションでインプット
後半はグループに分かれてアウトプット

主催チームもまた、大学生活の最後にとてもいい記念になったようです。

実際集まってくれた大学3年生以下の皆さんに、業種や会社選びや人生設計などが、どのように映ったのか? どの程度響いたのか?
定かではありませんが、、、
僕たちオトナにとっても、20歳の時にこんな未来を描いてたんだなぁ、その延長線上に今の自分は居るんだろうか・・・という気持ちになれた、素晴らしい時間でした。

また、やりたいです。

Special Thanks❗️(敬称略)
〈学生運営チーム〉
増田 城司/石川 萌/加藤 雅弘/細井 舞

〈社会人パネリスト〉
max田中/湯澤 美和/世良 賢治/町田 裕治/嶋田 仁/渡邉 宜子/石山 将

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