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にじさんじの3D配信(VirtuaRealの場合_2021年)

2022年の初めから、ライブイベントや周年記念配信など3Dモデルを活用してきたVirtuaReal。では、前年の2021年はどうだったか。私が気になった2021年のVirtuaRealの3D配信を紹介していく。

Q版3D公開

(六期生記念配信より 左からロイ/アザ/タビビト/ヤギ)

3Dモデルの一種に、2~3頭身サイズの3Dモデル(VirtuaRealでの呼称はQ版3D)がある。既存の3Dモデルと比べて可動するパーツが少なく指先の動きがない一方で、見た目の小ささからどんな動きをしても愛嬌があるように見えるのが特徴といえる。Q版3Dは、2.5頭身程で髪や服の細かい装飾が動かないが大きな目が印象的なモデルである。VirtuaRealが初めてQ版3Dを導入したのが2021年のエープリルフールに行った配信である。配信の内容は、VirtuaRealのマネージャーに捕らえられたルキ/ナナミ/アザ/ロイは目覚めると身体がQ版3Dになっていて、彼らは脱出するため様々な問題に挑戦していく。さらに、2021年12月には六期生(ロイ/アザ/タビビト/ヤギ)の二周年記念配信でもQ版3Dモデルが使われている。

画像左下の女性はマネージャーの時守星沙
画像のリンク先は、四人でVirtual to LIVEを歌う場面から
(PCで閲覧時のみ動画が特定の時点から再生されます)

夏日合唱ProMax(大規模コラボ)

日本ではにじさんじ甲子園が終わり盛り上がりが冷めやらぬ中、中国のVirtuaRealでは大規模な音楽フェスが始まろうとしていた。VirtuaRealの女子メンバー14人が参加した 夏日合唱ProMax である。アイネ・ルキ・ナナミ・ホシミ・マヒル・ユキエ・チハル・シャン・マリの9名とVirtuaReal Linkのアズサ・ケロ・ジンクス・ルルナ・ノックスの計14人が大きなステージを広く使ってパフォーマンスしている。このイベントの見どころは、ライバー2人乃至3人による中国語だけでなく日本語や英語の歌声を聞くことができることだと思う。顔は知っているけれど配信を見たことのないライバーを知ることができる良い機会だった。

ロイの3Dお披露目

2021年10月にロイの通常衣装の3Dお披露目配信があった。以前からアザとのユニット“ROZA(ROI+AZA)”のお揃いのアイドル衣装で音楽イベントなどに出演しており、2着目の3D衣装ということになる。足元から衣装の細部を見せるシーンの最後に間近に迫った顔を映していると、彼は思い立ったかのように頬を膨らませる。同業他社やVTuber界隈の3Dに詳しくないので分からないが、顔のパーツで口と頬を連動して頬を膨らませてまるで何か食べているような口の動きは初めてなんじゃないかと思う。

画像のリンク先は、頬を膨らませる場面から再生されます
(PCで閲覧時のみ動画が特定の時点から再生されます)

さいごに…

VirtuaRealが活動を開始して、(2019年9月~)2022年4月で3周年になります。日々を楽しむ彼らの3Dの姿が、これからも様々なところで見られたらと思います。