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【Elden Ring】魔術剣士ビルドで一周め攻略したときに有用だった魔術まとめ【エルデンリング】

先日、ようやくエルデンリングの一周めをクリアした。

ゲームとしての満足度が非常に高く、また世界観も他のフロムゲーの例に漏れず練られているため、ここ数年の中でもかなり楽しめた作品だったと思う。

一周しただけではまだまだこの作品の世界について分からないことが多すぎるので、これから何周もしていくことになるだろう。私はゲームをプレイする際にいわゆるトロフィー要素を気にしない非トロコン勢だが、SEKIROは知らないうちにトロコンしていたので、本作もやってるうちにトロコンするのではないかと思う。しゃぶりつくすまでやる気概である。

さて、今日の記事では題通りに、魔術剣士ビルドで一周めを攻略した際に有用だった諸アイテムを紹介していこうと思う。
ひたすら使い倒し、「これが無かったらどうやってクリアしてたんだろう」といった感じのものをピックアップしていく。まだクリアしていないという方には是非とも攻略の一助にしてほしいし、同じ魔術剣士ビルドでプレイしている人々には共感してほしいし、違うビルドの人々には「魔術剣士ビルドにはこういうのがあるぞ」と知ってほしい。
では早速書いていこう。


夜の彗星(喪失の杖)
恐らく私が攻略中に最も振ったであろう魔術。輝石の彗星の夜の魔術版。魔術街サリアの宝箱から入手できる。
輝石の彗星の色違い……と見せかけて、そうでないポイントが二点ある。
まず第一に、この魔術は同じ魔術街サリアで手に入る喪失の杖の強化対象となる「不可視の魔術」の一つであるという点。本作には対応した魔術を特殊強化する杖が何本か登場するが、輝石の彗星にはそれがなく(頭装備ならある)、夜の彗星にはある。強化倍率は30%もあるらしく、最終的な威力は輝石の彗星を大きく上回る。
そして第二の違いは「この魔術に対して敵キャラクターは回避行動をとらない」という点である。こちらが本命。この魔術には「見え難い」という説明がされていて、「それが何……?」と思ったプレイヤーも多いかもしれないが、どうやらこの敵に回避されない性質を指しているらしい。本作では強めのモブからボスまで、遠距離攻撃や武器を振ったことに対して回避行動をとるキャラクターが多数存在するが、この魔術はその穴をつく。真正面から撃ってもバンバン当たる。この魔術を引き撃ちしているだけで倒せる敵も少なくない。先述したように威力も申し分ないため、中盤から終盤にかけてかなり世話になった魔術だと言える。
ちなみに、回避はされないが、回避抜きにしてもよく動く敵には当たらない可能性がある(一応誘導性能がある弾だが、それほど曲がらない)ので、その辺りは注意したい。
あと回避不能というのはあくまでNPCに対してのみであり、対人プレイだと普通に躱される。


夜巫女の霧
やっぱり魔術街サリアで入手できる魔術。こちらは賢者ゴーリーから購入。
指定地点にダメージエリアの霧を展開する魔術。放物線状に霧の塊を飛ばし、着弾した地点から広がっていく。説明には書かれていないがこの魔術は溜め使用が可能で、溜めることで霧の範囲が大きく広がる。
敵から攻撃されない場所から一方的に攻める際に真価を発揮する魔術で、高所から攻撃したり動きが極端に鈍い敵をまとめて始末したりするのに向く。範囲、消費FPに対する総威力が非常に高く、敵集団に対して有利位置にいたらとりあえずこれを撒くという場面は少なくなかった。じんわり広がった霧の中で敵がプチプチ倒れていく様は痛快。
持続ダメージを与える魔術であるという都合上、霧の中から脱出してきたりする素早い相手には効果が薄く、またダメージが最大限発揮されるのにも時間がかかるという点には注意したい。場所を選ぶ魔術ではあるので、有効でない場面では他の魔術を使おう。あとこの魔術、術者に対してもダメージ判定があるので、霧に突っ込んだり間違って自分の足元に着弾させたりしてしまうとごりごりダメージを食らう。気をつけよう。


ハイマの砲丸
入手がやや面倒な魔術。ここで解説するのもちょっと長すぎるので、まだ持っていない人は申し訳ないが各自で調べてほしい。
指定地点に巨大な爆風を伴う砲丸を投げる魔術。格下を相手にまとめて吹っ飛ばすのが主な使い道。面での攻撃を行うという点では夜巫女の霧に似ているが、使い勝手はかなり違う。
夜巫女の霧は時間をかけての持続ダメージ、ハイマの砲丸は吹き飛ばし効果のある一回こっきりの爆風ダメージである。一発で倒せる相手の群れに打ち込むと一瞬で掃討できて非常に便利。そうでなくとも吹き飛ばし効果があるので、例えば雑兵+騎士といった集団の初撃に一発放り込んで雑兵を始末してから騎士を起き攻めするといった戦法がとれる(そういう場面に夜巫女を使うと持続ダメージ一発目でこちらを感知して霧を脱してくる)。爆風で敵の落下死を狙えるのも高ポイント。
集団に対する破壊力が高いため、アイテムやルーン目的の周回にも向く。恐らく本作で最も有名なルーン稼ぎである「カエル狩り」にも使用可能(ステータスによるだろうけど)。私イチ押しの使用場所は「職人のボロ家」。是非ともハイマの砲丸を担いで訪れてみてほしい。痛快の極みである。


カーリアの速剣
王家のスクロールをいずれかの魔術の師匠に渡すことで購入可能になる魔術。要求ステータスや消費FPが軽いことから、この魔術に世話になる人は非常に多いだろう。
杖から直剣くらいのリーチの魔術の剣を伸ばし切りかかる魔術。短い詠唱後に一回振る。連打すれば以降は詠唱無しでぶんぶん振り回す。最初の詠唱もダッシュやローリングからつなげることで軽減可能。完全に近接の間合いでしか使えないが、コストパフォーマンス良しDPS良し隙少なしの優等生。武器で殴るのと違ってコンボのフィニッシュが存在しないので、スタミナとFPが続く限り無限に振り回せるというのも強い点。長めのダウンなんかに差し込めば下手に致命を取るよりよっぽどダメージが出る。唯一強靭を削る能力だけはほぼ皆無なので、そこを他の魔術や武器攻撃、戦技などで補いたい。
ちなみに、カーリアの輝石杖の強化対象魔術であり、15%ほど強化されるようだ。名前からカーリアの輝剣杖の方かと思われがちかもしれない。輝石杖は杖から何か剣状のものを出す魔術群を強化し、輝剣杖は頭上に剣を召喚し射出する魔術群を強化する。間違えないように注意。


以上、私が攻略中に特に愛用した魔術を挙げてみた。
明日になるかは分からないが、近日中に使用した武器や戦技戦灰についても書いていこうと思うので、そちらも是非読んでみて欲しい。
それでは。


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