【ELDENRING】エルデンリングのDLCで出てほしいもの

今日、エルデンリングの狂い火エンドを終えてきた。
これで二周め、エンディングはあと三つある。我ながら牛歩だ。全てのエンディングを回収したら改めてがっつりした考察記事を書きたいと思っているが、とりあえず今日のところは、出るかどうかも分かっていないDLCについて妄想を膨らませることで記事を書いていく。

私がDLCでやってほしいと思っているのは主に次の三つである。

・蛮地、ならびにゴッドフレイの長征
・失われた太陽の都、黄金のゴッドウィン
・稀人の地と女王マリカ、宵眼の女王

それぞれ説明していこう。

まず、「蛮地、並びにゴッドフレイの長征」について。
これは、エルデの最初の王にして恐らく最初の褪せ人、ゴッドフレイに関する補完である。
蛮地はゴッドフレイ、もといホーラ・ルーや素性勇者、そして恐らくはネフェリ・ルーの故郷であり、おそらく狭間の地とは異なる場所にある。
それがどのような場所なのか、彼らの起源は如何なるものなのかという点には大いに興味がある。
そしてゴッドフレイの長征とはゲーム内テキストにもあるゴッドフレイの偉業の一つであり、ゴッドフレイがその瞳を「色褪せさせた」契機でもある(祝福は瞳に映るものであるというテキストもあることから、私はゴッドフレイは褪せ人であり、それも最初の褪せ人であると考えた)。
長征の中で彼がどのような「敵」と戦ったのか、褪せ人になる直前の最後の敵はどんなものだったのか、オープニングムービーで彼が剣に胸を貫かれているのはどういう状況なのか、といったことが主な疑問だろうか。
蛮地の探索、ないし長征の追体験と言った形で、「褪せ人」の起源に迫りたいと考えている。

次に「失われた太陽の都、黄金のゴッドウィン」について。
太陽の都とは、「太陽の都の盾」などのフレーバーテキストで存在が示唆されている、詳細が全く不明の、「もはやどこにも存在していない」とされている地である。
本作において、太陽という存在はかなり珍しい。まず狭間の地には太陽がなく、太陽という語もいくつかのフレーバーテキストに登場するのみである(太陽の都の盾、蝕紋の大盾、蝕のショーテル、忌み鎧など)。
これらのテキストを読んでみると、エルデンリングにおける太陽は死に生きるものと縁が深く、また「太陽」と「蝕まれた太陽」とでモチーフの違いがあることが分かる。
死に生きるものの代表と言えば黄金のゴッドウィンであり、彼にもまた謎が多い。作中で説明されている部分もかなり多いが、生前の彼自身がどういったデミゴッドであったのかについてはほとんど言及がない。
これらの事情から、エルデンリングにとって太陽とは何を意味するのか、蝕まれているとはどういうことか、ゴッドウィンや糞食いとの関係はどのようなものか、ゴッドウィンはなぜ「黄金」という称号をマリカやラダゴンを差し置いて冠しているのかなどの謎に対するアンサーが欲しいと思っている。

最後に「稀人の地と女王マリカ、宵眼の女王」について。
女王マリカは稀人であるという。稀人とはすなわち客人であり、外部から来たものであることを意味する。
そもそも女王マリカは狭間の地に本来あったものではないのである。これは作中で死のルーンを行使する「黒き刃の刺客」たちにも同様の言及がなされている。
また、宵眼の女王という存在について言及したのは、女王マリカとこの宵眼の女王が同格の存在ではないかと考えるためである。
「黒炎の儀式」のテキストには、宵眼の女王は神人であると書いてある。神人とは律を布く可能性のあるデミゴッドを指し、作中では宵眼の女王、ラニ、マレニア、ミケラが神人であるとされている。
宵眼の女王は神肌の使徒たちの女王であり、神狩りの炎を司る。この神狩りの炎というのはすなわち黒炎であり、神肌の使徒たちが与える神の死である。この力はマリケスが運命の死を封印した時に力を失ったとされており、即ち宵眼の女王が「運命の死」という語の謎に最も近い存在であると言える。
作中で実際に運命の死を振るわれたマリカと、その力の起源である宵眼の女王について掘り下げることで、運命の死とはなにか、神人やデミゴッドとはそもそもどのような存在であるのかといった疑問を解決したい。


と、ごちゃごちゃと書いてきたが、これは全部私の妄想である。
もちろんソースがあるものについては提示したが、そもそもDLCがあるかどうかも分かっていないため、これらの謎が考察の末の憶測の範疇に留まるのか、あるいは公式から何らかのアンサーが出るのかは今後次第だ。
私としては是非ともこの作品の続きをプレイしてみたいところだが、どうなるだろうか。

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