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寝ても覚めてもまた寝ても

今日もほとんど丸一日眠って過ごしてしまった。
起き上がってやりたいことが最近増えてきたのに、目が覚めても倦怠感がとれないために布団から出ることができず、無為に時間を過ごしてしまう。

非常に歯がゆい思いをしている……というのはここに書く文字数を増やすための方便で、こうして一日を振り返る時くらいにしかそう意識することはない。睡眠と睡眠の間の短い覚醒時間に考えているのは「眠い」ということだけだ。もちろんそうだからといって今現在眠っていた時間を惜しく感じていることが嘘だということにはならないが、その瞬間瞬間には眠ることについて特に悔いていたり嫌な思いをしていたりするわけではない。

悪い夢を見ることは稀にあるが、概ね眠っている間や眠りに入る直前の目を閉じている間は安らかである(少し前は眠りに入る前の時間が物凄く苦手だったので、その点についてはお薬様々だ)。
それでもやはり振り返ってみると時間が惜しい。
朝昼のおよそ七~八割を寝て過ごしているわけで、その時間を他のことに費やせばきっともっと楽しいことができたに違いないのだ。

まぁ思うように体が動かないというのが今の境遇たる所以であるから、これくらいは仕方がないことなのかもしれない。
意思と肉体が完全に同期して動いてくれるようなら、私の社会不適合者加減はもう少しマシだっただろう(根幹となる意思の部分が腐りきっているのであくまでマシになる程度だろうが)。
これまでも年がら年中眠ってばかりというわけではなかったと思うから、今はそういう時期なのだと思うことにして乗り切ろう。

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