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特にヴィーガンとかではないけど大豆ミート食べた

先日、大豆ミートを1㎏買った。昨日の夕飯に食べたので、感想やら今後の調理で気をつけたいことやらを書いていきたいと思う。

まず、私が購入したのはフィレタイプである。フィレ肉に似せて作られているとのことで、形が不揃いな煎餅みたいな形をしている。
そのまま齧ると、節分とかに食べる大豆の味がする。当たり前だ。密度がものすごいので、このままでもかなり食いでがあるが、めちゃめちゃ淡白な味なので余程お腹が空いていないとそのまま食べることはしないだろう。

いわゆる乾物なので、調理する前にお湯で戻してやる必要がある。
熱湯に三分つけ、そのあとザルに上げて洗いながらよく絞る。洗うと大豆味が抜けて食べやすくなるとのことだ。絞るのは味を沁み込みやすくするためである。この時点でかなり水を吸って膨らむので、調理する量はよくよく考えたほうがいい。

下ごしらえが済んだらいよいよ調理である。
今回はシンプルに焼いてタレをつけて食べることにした。
元々灰褐色っぽい色で焼けたかどうかが分かりにくいので、なんとなくいい感じに焼いていく。少し焦げ目がつくくらいがいいだろうか。

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焼くとこんな感じになる。見た目は結構肉っぽいんじゃないだろうか。
実際に食べてみての第一印象は、「肉ではないな」というものである。「肉です!」と言われて出されたら食に鈍感な人でも気づくだろうな、という感じだ。ただ、肉ではないというだけで、別にマズいわけではない。普通に食べられる味である。今日の晩ごはんにどん兵衛のきつねうどんを食べたことで気がついたが、油揚げにかなり似ている。これも原料が同じなので当然と言えば当然のことである。油揚げを肉厚にして歯応えを増したらこんな感じになるだろう。

食べていて「大豆だなぁ」と感じることはほとんどなかった。少なくとも戻す前にそのまま齧ったときの味は全然しない。
味としては、絞り方が足りなかったのか、やや水っぽい感じがした。肉と違って脂をほとんど含まないからかもしれない。Amazonのレビューでは「濃い味付けがおすすめ」と書かれていたが、道理だろう。これで味付けが薄いとスポンジを食っているような気になるはずだ。恐らく油分を付け足すことのできる揚げ物が一番美味しく食べられる調理方法だろうなと思った。
食感はかなりしっかりしている。なんならほんもののフィレ肉より歯応えがあり、食べていて非常に顎が疲れた。「食べている感」は高く、満腹感も感じやすいのではないだろうか。


そもそもなんで大豆ミートを買うことにしたのかというと、私が引きこもりで、全然外に出たがらない性格だからである。家畜の命がどうのこうのという話題には全く興味がない。
外出する機会が少ないということは新鮮な食材を食べる頻度が低いということであり、肉や魚といった足の早い食品はほとんど外に出た日にしか食べることができないのである。
そこで、外に買いに行かなくても肉を食べたいという気持ちから、大豆ミートを食べることを検討したわけだ。乾物であるがゆえに賞味期限が相応に長く、自分で食べたいと思ったタイミングで食べることができる点が気に入った。とりあえず1㎏あるので、これを消費し終わってから今後リピートするかどうかを決めていこう。

今後の調理における課題は水っぽさと淡白さを減らすことだ。
次調理するときはお湯につける前に醤油に晒してみるのを試してみよう。

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